『今週の問題−第107回』問題2を考えていてできた類題です。
【問題1】
2つの異なる奇数の積、2つの異なる偶数の積は、どちらも平方数の差で表される事を示せ。
言い換えると、a,b が2つの異なる正の奇数、または2つの異なる正の偶数であるとき、
積abは、適当な自然数c,dを用いて、
ab=c2−d2
と表すことができることを示せ。
【問題2】
a2+b2=c2+d2
を満たすような4つの異なる自然数 a,b,c,d の組を生成する方法を考えよ。
その方法で得られた a,b,c,d は必ず上式を満たすこと。
無限個の組が生成できること。
ただし、上式を満たすすべての組を網羅することを要求するものではない。
補足
コンピューターを使ってしらみつぶしで生成する、というようなのは正解としません。
例えば、なにかパラメーターを与えると、条件を満たす4つの数を作り出すような『関数の組』を作ってください。
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