『m進表示の末尾の数字』


10進表示のときは、どのような正整数も、その数にその数自身を4回掛けるたびに末尾の数字は元に戻ります。
つまり、どのような正整数xでも x1とx5,x9,…,x4k+1,… の末尾の数字はすべて等しくなります。
(ただし、kは自然数。)

そこで、一般のm進表示において、その数にその数自身をn回掛けるたびに、どのような正整数も末尾の数字が元に戻るなら、
f(m)=n と表すものとします。
(10進表示の m=10 を例にすると f(10)=4 です。)

また、そのようなnが存在しないときは、f(m)=0 と表すものとします。

ただし、mは2以上の整数、nは条件を満たす正整数の最小値とします。

【問題1】

f(2),f(3),f(4),f(5),f(6),f(7) の値を求めてください。

【問題2】

f(m)≠0 となるmの必要十分条件を求めてください。

【問題3】

f(m)≠0 のときのmとnの関係を求めてください。


 解答用紙はこちらです。 【寄せられた解答】


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