今回のテーマは「ショートしないような配線の方法」です。
昔は電気回路の配線は、はんだごてを片手にちまちまとやったものでしたが、最近は絶縁盤上の「+の端子」と「−の端子」を結ぶようにエナメル線を印刷してそれでおしまい。 なんとも楽になったものですね。 ただ下手に印刷して、2本のエナメル線が交差すると、その回路はショートしてしまい、使い物にならなくなってしまいます。
【問題】
今、平面の絶縁盤上に+の端子が20個、−の端子が20個あります。 このとき、+と−の端子が両端になるような20本の線分が引けて、しかもどの2本も交差しないような結び方が必ず存在することを示してください。
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参考文献:数学流生き方の再発見 秋山 仁著 中公新書
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