『放物線 Part3』


【問題】

(ア)座標平面上に放物線y=χ2があり、
(4,12),(8,4)をそれぞれ点P,Qと定める。

直線OP,OQと放物線の交点をそれぞれ点A1,C1とする。(Oは原点)

また、直線OP上に点A1と異なる点B1、直線OQ上に点C1と異なる点D1を、線分A11とB11が平行になるようにとる。

(イ)nを自然数として、
四角形AnnnnをKnとする。
nの外側に、Knと相似でありかつAnとDn+1,BnとCn+1が一致するようなKn+1をつくる。

この操作により四角形列{Kn}を定める。

ここで(ア)における四角形A1111をK1とする。

【問題1】

∠POQの大きさ、A1、C1の座標を求めよ。

【問題2】

点A2が放物線上にのるときのB1の座標を求めよ。

【問題3】

1とK9が一致するときのB1の座標を求めよ。

【問題4】

OA1:OD1=m:1とする。
放物線y= χ2
――――
8
が点D1とA9を通過するとき、nを限りなく大きくすれば座標平面は、原点OのまわりのK1〜K8で囲まれる部分を除いてK1〜Knによって全てすきまなく覆われ、かつどの四角形も互いに重なることがないことを示せ。

【問題5】

問題4のとき、座標平面上の点(1999,1999)はどの四角形に含まれるか。
nの形で答えよ。


 解答用紙はこちらです。 【寄せられた解答】


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