『2進数と10進数』


自然数nを2進数表示したものと同じ数字の並びを持つ10進数をmとします。
(例:n = 21のとき、その2進数表示は[10101]なので、m = 10101(10進数))

mがnで割り切れるようなnの集合をYとします。
(例:n = 21のとき、m = 10101 = 481 * 21 = 481nとなってnで割り切れるので、21∈Yです)

Yの要素について以下のことが簡単に確認できます。

(1)1∈Y
(2)ある自然数nがn∈Yならば、2n∈Y
(3)任意の自然数sについて、10s∈Y
(4)5で割り切れる奇数はYに含まれない

さて、ここからが問題です。

【問題1】

n = 2a + 1(aは自然数)のとき(m = 10a + 1)、n∈Yとなるようなaは存在するでしょうか。
つまり、10a + 1が2a + 1で割り切れるようなaは存在するでしょうか。

【問題2】

n = 2a - 1(aは自然数)のとき(m = 11...1(a桁))はどうでしょうか。

【問題3】

その他、Yの要素についてなにか面白い性質があるでしょうか。


 解答用紙はこちらです。 【寄せられた解答】


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