『ゴミの運搬』解答


◆東京都の中学校3年生 歩安彼 さんからの解答。

【問題2】のみです。
(間違っているかもしれませんが…)

【命題】

点A,B,CにそれぞれM,N,Lの重さの錘があるとする。
このとき、負担が最小に成るPは、もし在れば

(条件):M・→(PA)+N・→(PB)+L・→(PC)=0

をみたすP,そうしたものが存在しなければ,A,B,Cのいずれかである。

【証明】

Pの存在は明らかであろう。
(閉集合上の連続関数には最小値が存在)

まず、Pは三角形ABCの内部(辺含む)にあることを示す.
(A,B,Cが一直線上にある場合も広義に三角形と考えてよい)

何故なら,そうした点Pが外部にあると仮定しよう.
すると、三つの点のうちちょうど一つがPと、のこりふたつの点を通る直線によって分断される。
このとき、その直線へのPの垂線の足Hのほうが、負担が小さいことは明らかである。

さて、Pが求めるべき点(ただしA,B,Cではない)だとしよう。
Pを通る適当な直線Xを設定し、P:0、Q∈Xにたいして長さPQ(向きつき)を対応させるような座標を入れる。
これによってx:実数にその点までの負担を対応させる関数がつくれる。
それをfとしよう。

このとき、Pは最小値なので
df
dx
(P)=0でなければならない。

また、角aを、APと、Xのなす角としよう。
b,cも同様に定める。
ただし、直線の上の向き(二つある)のうち一つを定め,その向きにXを動かしたときに,増大するなら鋭角を、減少するなら鈍角をさだめる。
このとき、
df
dx
=0 ⇔ M・cos a+N・cos b+L・cos c=0
(微分の計算を考えれば明らか)

∴M・→(PA)+N・→(PB)+L・→(PC)をXに射影したものは0ベクトルである。
このことが任意のXについて成りたつということは、即ちそのベクトルが0ベクトルであることを示している.

結局、A,B,CでないPが最小だとすると、それは条件を満たす点でなければならない。
逆に、そうした点がないのだとすれば、負担が最小になる点はABCの内部に必ずあるのだから、A,B,Cのいずれかである。
その点を求めるのは容易である。


◆愛知県 Y.M.Ojisan さんからの解答。

エネルギーが距離と重さの積であるので、エネルギーの井戸の形は、各ゴミに付き逆さ直円錐(問題1解答図1参照)である。
全体のエネルギーはこれらの和であり、解答はその最小値点である。(図3参照)

 逆さ直円錐は全域において弱い意味で下に凸である。
従って、その和も全域において弱い意味で下に凸である。
以上から全体のエネルギー井戸は極小値点を1つないし1連続領域でしかもたず、
最小値=極小値である。

【問題1】

ある点から各頂点に向かう単位ベクトルをE1〜E3とするとき、
0=E1+E2+E3であれば微小変位εにたいして、
エネルギーの和の変化はεのオーダーであり、ある点は極小点である。
即ち各頂点の方向が120度毎対称である点が最適点である。

 ただし、三角形の頂角の最大値が120度以上の場合はそのような点は無く、最適点は鈍角の頂点である。

図1 問題1通常解

図2 問題1特異解

図3 全体エネルギー井戸

【問題2】

各頂点のゴミの重さをW1〜W3とするとき(図1)、問題1同様
0=W1E1+W1E2+W1E3である点において全体エネルギーは極小となる。
なお、問題1同様、その様な点が無い場合は3角形の頂点のいずれかが最適点である。

作図による具体的な方法を下図に示す。
辺の長さがゴミと同じ回転方向にW1,W2,W3である三角形を作図し、各対応する辺に平行な方向にゴミがある点である。
円周角の性質を利用すれば作図で求められる。

【問題3】

 全体エネルギー井戸の最小点と極小点が同じなので数値計算的には楽である。
一方ゴミのある地点は円錐の頂点であり、全体エネルギー井戸形状が尖鋭的(カタストロフィック)なので数値計算は収束困難になる。よって、

(1)まず、各頂点が極小点であるか無いか全点チェックする。
極小点であれば、そこが最適点である。

 チェック方法は、自身以外のゴミが自身位置に作り出す全体エネルギー井戸の最大傾きが、自身単独で作り出すエネルギー井戸の傾きより小さければ極小点ではなく、
そうでなければ極小=最適点である。

(2)(1)で何れのゴミ位置も極小点でなれば、適当な場所(ゴミ位置の中で最小エネルギーの位置等)から最大傾斜の方向に移動して行く方法により、最適点に収束する。

【問題3 例】


◆山梨県 Footmark さんからの解答。

【問題1】

問題は、任意に与えられた異なる3点A,B,Cの同一平面上において、
AP+BP+CP が最短になる点Pの位置を求めることになります。

すると、この問題は17世紀にフェルマーが物理学者トリチェリに出題した作図問題と同じです。

多くの解法がありますが、シュタイナーの解法は特に有名です。
そのため、シュタイナーの問題と呼んでいる書物もあります。

解答は『最短シュタイナー問題』に出題者より詳しく示されているのでそちらに譲ります。

【問題2】

【問題1】も含めた3点での一般解になります。

与えられた異なる3点 A,B,C は一直線上にあるか△ABCを形成するかのどちらかです。
一直線上にある場合も押し潰された三角形と解釈すれば、求める位置は△ABCの内部(辺を含む)にある筈です。
(直感的にも容易に理解できるので証明は省略)

[ 最も重いゴミが、残りすべてのゴミの合計の重さ以上の時 ]

求める位置は、最も重いゴミのある位置になります。
(このことは【問題3】でも成立します)

【証明】

上図で点Aにあるゴミが最も重く重さを 青+赤 とします。
点B,点Cにあるゴミの重さをそれぞれ 青,赤 とします。
A以外の任意の位置に点Pをとります。
(与えられた3点が、一直線上にあっても三角形を形成しても構いません)

図からも明らかに

青AB≦青AP+青BP
赤AC≦赤AP+赤CP

等号が成立するのは、Pが線分AB上や線分AC上にある場合です。

∴ 青AB+赤AC≦青AP+青BP+赤AP+赤CP
よって、点Aにゴミを集めれば最小エネルギーになることは間違いありません。
ただし、点Aのゴミが残りのゴミの合計の重さと等しく、点Aを端にすべてのゴミが一直線上にある時に限り、最小エネルギーとなる位置は点Aだけでなく、点Aと点Aに最も近いゴミの点を結んだ線分上になります。

[ 最も重いゴミが、残りすべてのゴミの合計の重さ未満の時 ]

3点A,B,Cにあるゴミの重さをそれぞれのW(a),W(b),W(c)とすると、
3辺の比 YZ:ZX:XY が W(a):W(b):W(c) となる △XYZ が必ず存在します。

その時、YZ,ZX,XY の3辺に向かい合ったそれぞれの頂角X,Y,Zの角度(ラジアン) α(>0),β(>0),γ(>0) は、一意に決定します。

すると、与えられた3点 A,B,C より得られる ∠CAB,∠ABC,∠BCAにおいて

(1)∠CAB<π−α かつ ∠ABC<π−β かつ ∠BCA<π−γ
(2)∠CAB≧π−α または ∠ABC≧π−β または ∠BCA≧π−γ
の2通りのケースが考えられます。

当然のことですが、(2)のケースには3点 A,B,C が一直線上にある場合も含まれます。

(1)∠CAB<π−α かつ ∠ABC<π−β かつ ∠BCA<π−γ の時
3点 A,B,C は必ず三角形を形成する筈です。

●上図のように△ABCの各辺の外側に △XBC,△AYC,△ABZ の3つ三角形を作図します。
この時、∠X=α , ∠Y=β , ∠Z=γ になるようにします。
(図の黒線のように敢えて YAZ,ZBX,XCY を一直線にする必要はありません)

●作図した3つの三角形のそれぞれの外接円を作図します。

●3つの外接円は△ABCの内部(辺を含まない)の1点Pで交わり、点Pが求める位置になります。

直線AP,直線BP,直線CP の交差角は参考図1のようになり、明らかに3つの円は1点Pで交わります。
また、α>0,β>0,γ>0 ですから、点Pは△ABCの内部(辺を含まない)にあります。

【最小エネルギーである証明】

3点A,B,Cにあるゴミの重さをそれぞれ W(a),W(b),W(c) とし、
上図のように3辺の長さが YZ=W(a),ZX=W(b),XY=W(c) となる△XYZを作図します。

△XYZの内部(辺を含まない)の任意な位置に点Pをとり、
Pより3辺 YZ,ZX,XY に下ろした垂線の交点をそれぞれ A,B,C とします。

もう1点、△XYZ の内部(辺を含まない)でPとは別な位置に点Qをとり、
Qより3辺YZ,ZX,XY に下ろした垂線の交点をそれぞれ A',B',C' とします。

すると直角三角形の斜辺と他の1辺の関係等より、

線分AQ≧線分A'Q ,
線分BQ≧線分B'Q ,
線分CQ≧線分C'Q

等号が成立するのは上から、AとA' , BとB' , CとC' がそれぞれ重なる時です。
ところがQはPとは別な位置なので、2箇所以上が同時に重なることはあり得ません。

∴W(a)*線分AQ+W(b)*線分BQ+W(c)*線分CQ>W(a)*線分A'Q+W(b)*線分B'Q+W(c)*線分C'Q 
ここで、△XYZ の面積Sは、点Pを頂点にした3つの三角形を合わしたものと考えると

S= W(a)*線分AP+W(b)*線分BP+W(c)*線分CP

点Qを頂点にした3つの三角形を合わしたものと考えると

S= W(a)*線分A'Q+W(b)*線分B'Q+W(c)*線分C'Q

∴W(a)*線分AP+W(b)*線分BP+W(c)*線分CP=W(a)*線分A'Q+W(b)*線分B'Q+W(c)*線分C'Q
∴W(a)*線分AQ+W(b)*線分BQ+W(c)*線分CQ>W(a)*線分AP+W(b)*線分BP+W(c)*線分CP
このことは、図の A,B,Cのゴミの配置では点Pに運搬するのが最小エネルギーであることを意味します。

【別解】

重さが W(a),W(b),W(c) の3つゴミを同一距離運搬すると、
各ゴミの運搬で使われるエネルギーの比は W(a):W(b):W(c) です。

ですから次のように問題を置き換えても解は一緒です。

移動の速さが  
W(a)
,
W(b)
,
W(c)
の別々の位置にいる3人を、
何処に集合させれば各自の所要時間の合計が最少になるでしょうか?
(同一距離を移動させると、各自の所要時間の比もやはり W(a):W(b):W(c) になります)

このように考えると『最少時間の経路』同様に、フェルマーの原理が利用できます。

上図で点Pが求める位置であるなら、フェルマーの原理より、


W(b)


W(c)
sinγ
sinβ


W(c)


W(a)
sinα
sinγ


W(a)


W(b)
sinβ
sinα

∴  W(a)
sinα
W(b)
sinβ
W(c)
sinγ

これは正弦定理より、辺の長さが W(a),W(b),W(c)である三角形の向かい合った頂角はそれぞれ α,β,γ になる ことを表しています。
ですから、既に示した参考図1の関係が得られます。

(2)∠CAB≧π−α または ∠ABC≧π−β または ∠BCA≧π−γ の時

∠CAB≧π−α の時を例にとると、直線AP,直線BP,直線CP の交差角は参考図2のようになり、
△XBC,△AYC,△ABZ の3つの外接円は△ABCの外部(辺を含む)の1点Pで交わります。

仮に与えられた3点が Q,B,C で、その時の求める位置が点Aだとすると、点Qのとり得る位置は、図の点Aを端(点Aを含む)にした点Pを通る半直線上の筈です。
ですから、与えられた3点が図の A,B,C なら求める位置は点Aです。

∠ABC≧π−β の時や ∠BCA≧π−γ の時も同様なので

∠CAB≧π−α(=β+γ) なら求める位置は点A
∠ABC≧π−β(=γ+α) なら求める位置は点B
∠BCA≧π−γ(=α+β) なら求める位置は点C

∠CAB+∠ABC+∠BCA=α+β+γ=π ですから
上の3つの式の2つ以上が同時に成立することはあり得ません。

これらの式より当然のことですが、最も重いゴミが残りすべてのゴミの合計の重さ未満なら、一直線上に並んだ3つのゴミは中央のゴミの位置に運搬すれば最小エネルギーになります。

[ P・S ]

3つのゴミの重さを三辺の比(YZ:ZX:XY)とした△XYZが存在し、しかも3辺上にそれぞれある3つのゴミを3辺と垂直な方向に見ることのできる位置が、△XYZの内部(辺を含む)にある場合は、その位置が求める位置になります。
この位置は、△XYZを左に90°回転させてみれば Y.M.Ojisan さんが示された方向と一緒になります。


◆宮城県 甘泉法師 さんからの解答。

問題をより簡単にして1次元にする。
下図のように2点に質量がある場合、


  A     G      B
 Ma○----------|-----------○Mb
     z    L-z
求める点をGとして、その座標をzとする。

Ma |z| + Mb |L-z|=Fとおいて、求める点Gではこれが極小。
Fをzで微分したものが0との式は、

Ma sgn(z) + Mb sgn(z- L) = 0、
sgnは符号関数、すなわち

 sgn(z)= 1、z>0
 sgn(z)=−1、z<0。

よって

Ma>Mb ならば z=0 点Gは点A。
Ma<Mb ならば z=L 点Gは点B。
Ma=Mb ならば 0<z<L 点GはAとBの間にある任意の点、

もっと一般的に 
区間[ξ、ξ+dξ]に質量ρ(ξ)dξが分布している場合には

F=∫ρ(ξ)|z−ξ|dξ。

これが最小になるようなzの条件式、

∫ρ(ξ)sgn(z−ξ)dξ=0。

つまり、点Gはその左右の質量が等しい点。

2次元以上の場合を同じように考える。


F=∫

ρ(ξ)




ξ

|dV

Vは面積(2次元の場合)または体積(3次元の場合)。

Fが極小であるとの式



ρ(ξ)

(



ξ

)/|



ξ

|dV= 0

つまり、「点Gから引いた単位ベクトルX質量」の和が0になることがGの条件。

簡単な場合として問題1では、点Gは三角形の各頂点からGに引いた線分がそれぞれ120度で交わるような点。

PS 物理の同じ問題

平面上にあるY字に結んだ3本の糸を三点に置いた滑車に掛ける。
その先に同じ重さの錘をつけて引っ張るとY字のなす角度はいくらになるか。


◆宮城県 甘泉法師 さんからの解答。

PS 先の回答が正しいとして問題1の点を求める作図法です。

三角形の頂点をA、B、C、そこにある質量をMa、Mb、Mcとします。
求める集積所を点Gとすると条件は


Ma X

GA

/

|GA|

+

Mb

X

GB

/

|GB|

+McX

GC

/

|GC|

= 0.

この3つのベクトルからなる3辺の長さがMa、Mb、Mcである三角形Pを作図するとその外角(180度-内角)が∠AGB、∠BGC、∠CGAとなる。

外角が∠AGBと等しい内角(これは長さMcの辺の対角)を半直線を引いて適当に2分する。
出来た2つの角を、線分ABのそれぞれ点A,Bを頂点として点Cのある側にコンパスを使って移植する。
移植した角をなす2つの線の交点をQとすると、3点A,B,Qは、大弧ABの円周角が∠AGBである円の円周上にある。
線分ABと線分AQのそれぞれの垂直2等分線の交点が円の中心になり、円が作図できる。

以上と同じことを線分BCか線分CAのどちらかに施し作図した円と先の円の交点がGである。

三角形Pが作図できない場合、たとえばMa>Mb+Mcなら点Aが集積所。

なお、前の回答で「微分して0」というのは、微分係数がある区間の値をとる多価であって、その区間に0が含まれる、というように広く解釈ください。
たとえば三角形の頂点には何本も接線が引けますが、そのうち接線の傾きが0になるようなものがあれば、「微分して0」というような使い方です。


◆宮城県 甘泉法師 さんからの解答。

【問題3】

先の回答が正しいとして、問題3を考えます。

求める集積所を点Oとして次のように三角形ABCの各部を名づける。

線分OAの長さ=r1、線分OBの長さ=r2、線分OCの長さ=r3
∠AOB=φ1、∠BOC=φ2
∠COA=φ3=2π−φ1−φ2
∠BAO=ω1、∠OBC=ω2、∠OCA=ω3

複素平面の座標原点に点Oを置き、実軸正に線分OAを重ねる。
点Oから偏角θ〜θ+dθで見こんだ、△ABCの部分面積をdSとすると
exp(iθ)・dSを1回転、積分したものが0にならねばならない。

この関係式を整理すると


Σ
j2 sin ωj K(ωj ,φj ) exp (i Σ
p<j
φp ) = 0

K(α,β)≡ β

0
exp(iξ)2cosec (ξ+α)dξ

たとえば

のようにωはr、φにより一義的にきまるので、
独立なパラメ−タはr1、r2、r3、φ1、φ2の5つにとれる。

次に△ABCを規定するパラメ−タは3つ、たとえば3辺の長さや2辺とその間の角、なので、
これを使って 変数を5-3=2個におとせる。
点の位置を指定するには必要十分な数である。
式は実部、虚部の2つであることも整合的である。

【感想】

  1. 最初は求める点は内心でないかと考えたのですがどうも違うようです。

  2. 計算間違いをしているかもしれません。
    また、この式が正しいとして、どういう点なのかこれ以上の解釈はできていません。


◆宮城県 甘泉法師 さんからの解答。

【PS 問題3 二等辺3角形の場合】

先の関係式を二等辺3角形AB=ACの場合について考える。

対称性から、r2=r3、φ1=φ3
φ1 φ2
= π、ω2=φ1 π

また積分は半周で実部だけを考えればよい。こうして関係式は

12・sinω1 φ1

0
cosξ
sin2 (ξ+ω1)
dξ+r22・sin(φ1-π
2
) π-φ1

0
cos (ξ+φ1)
sin2(ξ+φ1-π
2
)
dξ=0

△AOBの正弦定理から

r1 sin ω1=r2 sin(π−φ1−ω1)=r2 sin(φ1+ω1)  

でr1、r2を消去して

sin21+ω1){ cotω1 φ1+ω1

ω1
cosη
sin2 η
dη+ φ1+ω1

ω1
1
sin η
dη}− cosφ1 π

φ1
1
cos η
dη = 0

積分を計算して

2 cotω1{cosecω1- cosec(φ1+ω1)}- log 1+cos(φ1+ω1)
1-cos(φ1+ω1)
+log 1+cosω1
1-cosω1
+ cosφ1
sin21+ω1)
・log 1+sinφ1
1-sinφ1
= 0

値ω1で特徴づけられた二等辺三角形のゴミ集積所の位置が、値φ1できまる。
計算してみると以下のようになります。

頂角∠CAB(=2ω1)∠BOC(=φ2)説明
0.100π0.207π 
0.200π0.415π 
0.300π0.606π 
0.333π0.667π正三角形
0.400π0.772π 
0.500π0.890π直角二等辺三角形
0.600π0.956π 
0.666π0.978π頂角が120度の
二等辺三角形
0.700π0.984π 
0.800π0.995π 
0.900π0.998π 

【感想】 最初は求める点は内心と思ったのですがどうも違うようです。


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