『1/1 + 1/2 + 1/3 +...+ 1/n』


【問題1】

任意の自然数nに対して、
1
1
1
2
1
3
 +・・・+ 1
n
が自然数にならないことを示してください。
もちろん、n
Σ
k=1
1
k
の意味です。

【問題2】

(1)を拡張する方法を考えてください。

例えば、a,bを自然数として
もちろん、n
Σ
k=1
1
a*k+b
が自然数になるのはどの様な場合かを考えて見る。  --[A]

もしくは、

数列a(i)を長さ2nの数列として、ある定数d(自然数)が存在し、任意の自然数iに対して、
a(j)=d-a(i)を満たす、iとは異なる自然数jが存在する。
この時、2n
Σ
k=1
1
a(k)
が自然数になるのはどのような場合か。  --[B]

などの拡張を自分で考えて解いてください。

拡張する手段が思い浮かばなければ、上の例題を証明してもかまいません。

ちなみに、[A]はエルデシュという人が1932年に考えたことのようです。
また、申し訳ありませんが、私は[A][B]の解答を持っていません。


 解答用紙はこちらです。 【寄せられた解答】


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