『時計に関する問題』

 今回は時計に関する問題です。
中学生以上の人はぜひ解いてくださいね。


【問題1】

 時計の短針と長針は0時には重なっています。
次に同じ位置で重なる12時までのあいだに、何回か重なります。
その回数と時刻を求めてください。

【問題2】

 長針が短針を追い越したあとに2つの針のつくる角度が100度になるのは何時でしょうか。
4時から5時の間で考えてください。

【問題3】

 長針が短針を追い越したあとに2つの針のつくる角度が90度になるのは何時でしょうか。
4時から5時の間で考えてください。

【問題4】(東京都Y.Mさんからの問題)

 アナログ時計の文字版には、時刻を読むために60個の目盛が書いてあります。
短針と長針と目盛が全て一致するのは12時だけですが、短針と長針が1目盛違いで、かつ、短針と長針がどちらも目盛の上にある時刻があります。
それは何時何分でしょうか?

【問題5】(T.Hirose さんからの問題)

 カチコチと時を刻む時計(もちろんアナログ時計)があります。
12時0分0秒には長針、短針、秒針、3本のすべての針が重なりますね。
では12時0分0秒以外で、3本の針が重なるような時刻はあるでしょうか。
もしあれば求めてください。
ただし、時刻の単位は1秒刻みで数えます。
したがって例えば、「1時23分45.6789秒」のような「中途半端な時刻(1秒未満の時刻)」は考えません。

【問題6】(T.Hirose さんからの問題)

 今、1時0分0秒だとしましょう。
このとき、長針と短針のなす角度は30度、短針と秒針のなす角度も30度、長針と秒針のなす角度は0度ですね。
さて、時計の長針と短針と秒針のそれぞれのなす角度があらかじめ分かっているとします。
このとき、この3つの角度から現在の時刻を特定することができるでしょうか。

ただし、問題5同様、時刻は1秒刻みで考えることにします。
また、角度は0度から360度の間ではかります。
したがって、例えば、3時0分0秒と9時0分0秒とでは、3本の針のなす角度は異なります。

◆青木注 3時0分0秒の短針と長針のなす角度は90度、9時0分0秒は270度ですね。



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