『各位の数の積』


 まず頭の中に好きな正の整数を思い浮かべてください。
その数の各位の数をかけてください。
もしその積が2桁以上の数であれば、またその積の各位の数をかけてください。
以下、積が一桁の数になるまで、この操作を繰り返します。
(何回か繰り返すと、いつかは一桁の数になるはずです)

例えば、最初に972を思い浮かべたとします。
9×7×2=126です。
1×2×6=12です。
1×2=2となり、3回の計算で一桁の数になりました。

このことをF(972)=2(最後の一桁の数)と表すこととします。


【問題1】

2桁の正の整数のうち、一桁になるまでの計算回数が最大になる数aは何でしょうか。
またそのときの計算回数とF(a)を求めてください。

【問題2】

3桁の正の整数のうち、一桁になるまでの計算回数が最大になる数aは何でしょうか。
またそのときの計算回数とF(a)を求めてください。

【問題3】

例えば13は1回の計算で、F(13)=3となります。
正の整数aで2回以上の計算で、F(a)=3となる数は存在するでしょうか。
存在するなら例を、存在しないならその理由を示してください。

【おまけ】

4桁、5桁、6桁、7桁・・・の正の整数のうち、一桁になるまでの計算回数が最大になる数aはそれぞれ何でしょうか。
またそのおのおのについて、計算回数とF(a)をそれぞれ求めてください。


解答用紙はこちらです。 【寄せられた解答】


 それでは実際にやってみましょう。
下の電卓に好きな正の整数を入力して、決定ボタンをクリックしてください。

(一応、100000000以下とします。)




最初の数は、です。

現在の結果はです。

各桁の積は、です。

計算回数は、回です。

ボタンをクリックするとコンピュータが計算します。

以下、計算ボタンをクリックすることを繰り返してください。
もう一度やるときは「新規」ボタンをクリックしてから、また数字を入力してください。


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