『最大値と最小値』


【問題1】

図は正四面体を真上から見たものである。

現在、正四面体の底面の中心に点sがあり、頂点Pに点tがある。
点sは図の薄黄色の面の中心に向い、点tは頂点Qに向かい、同時に出発する。
どちらも正四面体の表面の最短コースを移動するが、速さは点tが点sの倍である。

正四面体の1辺の長さを1としたとき、s-t間の距離の最大値と最小値を求めよ。

【問題2】

仲間同士の(n+1)人が全員座ろうとすると、あいにく席はn人分しかなかった。
(ただし、nは自然数とする。)

やむを得ず1人だけが立ったままとなったが、以下のルールを決めた。

立っている人は、自分が席を譲ったことも譲られたこともない人に限り、誰にでも[席譲り]を要求できる。
要求された人は、条件を満たしている要求ならば、すぐ席を譲ってやらなければならない。

このルールだと、[席譲り]を延々と繰り返すと必ず行き詰まり、もはや席は譲ってもらえなくなる。
行き詰まるまでの[席譲り]総回数の、最大値と最小値をnで表せ。


 解答用紙はこちらです。 【寄せられた解答】


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