「一人の大工さんが建てれば、100日で建つ家がある。
それでは100人の大工さんで建てれば、何日で建つか。」
答えは「一日です。」
では「10000人の大工さんで建てたら・・・」
というのはよく算数にでてくる笑い話ですよね。
ある印刷屋さんでは、製本完了までに、AからJまでの10の工程があります。 一人の人がそれぞれの工程にかかる時間は次の通りです。 (誰がやっても同じ時間がかかります) ◆図1
一つ一つの工程は細かい作業なので、常に一人の人が専従することにします。
また各工程は下の図の順序に従って行われなければならないとします。
・怠ける人がいると、全体の作業効率は落ちますね。
上の条件の下で、できるだけはやく仕事を終わらせることができるようなスケジュールを考えてみましょう。 【問題1】
Xさん、Yさん、Zさんの3人で作業をするとします。 【問題2】
Xさん、Yさんの2人で作業をするとします。 【問題3】
社長さんは思い切って、新型の機械を導入することにしました。 |
参考文献:数学流生き方の再発見 秋山 仁著 中公新書
この問題は秋山先生の著書で見つけ、あまり面白かったので紹介してみました。
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