『駒の巡回閉路』


 周囲8マスの内のある4マスにだけ進むことができる駒を考えると、
駒は70(=84)種類できます。
ところが、周囲8マスの内に進めないマスが連続して3つ並ぶような駒を除外すると、38種類になります。
その38種類も、[裏返し]や[回転]で重なる駒を1つにすると、駒は下に示したA〜Hの8種類に絞られます。

××○  ○○○  ○×○  ○××  ○×○  ×○×  ××○  ×○×
○A○  ×B×  ×C×  ×D○  ×E×  ○F○  ○G○  ○H×
○××  ×○×  ○○×  ×○○  ○×○  ×○×  ×○×  ○×○
(図では、駒のある周囲の8マスの内で、○のあるマスに進めて×のあるマスには進めません。)

ところで、Hの駒は『亀の運動 Part2』に登場した亀と一緒です。
ですから、7×7のマス目において、駒Hには巡回閉路があることになります。
(巡回閉路とは、すべてのマスを1回ずつ通り最初のマスに戻る進み方です。)

では、同じ7×7のマス目において、A,B,C,D,E,F,Gの駒にも巡回閉路があるでしょうか?

巡回閉路がある駒は、巡回閉路を示してください。
巡回閉路がない駒は、そのことを証明してください。



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