『当たりとはずれ』


1と0からなるn個の"数の並び"を考えます。
この"数の並び"に対し、以下の操作で(n−1)個の数の並びを作ります。

◆操作

左から順に2つの数を比較し、同じ場合には1を、異なる場合には0を対応させ、順にならべる

例えば、01000111 (n=8)を考える。
1番目(0)と2番目(1)は異なるので0、2番目(1)と3番目(0)は異なるので0、3番目(0)と4番目(0)は同じなので1、・・・、7番目(1)と8番目(1)は同じなので1。
よって次のような新しい"数の並び"ができる。

0011011

この操作を繰り返していくと、最後には1または0が残る。
01000111
0011011
101001
00010
1100
101
00

最後に1が残る場合を当たりとし、最後に0が残る場合をはずれとする。


 それでは実際にやってみましょう。
1または0のボタンをクリックして好きな数を入力してから、決定ボタンをクリックしてください。

現在の結果はです。

計算回数は:回。

ボタンをどんどんクリックすると、0か1になるまでコンピュータが計算を繰り返します。

もう一度やるときは「新規」ボタンをクリックしてから、また数字を入力してください。


【問題1】

 3個の"数の並び"で、当たりのものをすべて求めてください。

【問題2】

 n個の"数の並び"について、当たりのものは偶数個あることを示してください。

【問題3】

 n個の"数の並び"について、当たりのものとはずれのものは同数であることを示してください。

【問題4】

 n個の"数の並び"について、当たりかはずれかを評価する方法を示してください。


 解答用紙はこちらです。 【寄せられた解答】


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