『決着の付き方』解答


◆東京都 かえる さんからの解答。

 求める場合の数
=○をN個並べ、○と○の間の(N−1)個の間に「>」または「=」を入れる場合の数
=2N-1通り・・・【答】

◆山梨県 Footmark さんからの解答。

先着順に同着の人数をそれぞれ表すと、自然数Nを順番も考慮して自然数の和に表す方法と一緒。

ところで、自然数Nを自然数の和(順番も考慮する)に表す方法の数は、1歩でN段まで上れる人がN段の階段を上るときの上り方の数と一緒。
(なぜなら、各1歩で上った段数の合計がN段になるので明らか。)

すると、このときN段目は必ず踏むので、踏むか踏まないかの2通りを選択できるのは、
1段目〜(Nー1)段目の(Nー1)箇所。

よって、求める「決着の付き方」は 2N-1通り。

【P・S】

人を区別すると『同順を許す並び方の数は?』になりますね。


◆愛知県 Y.M.Ojisan さんからの解答

【解答】 
N−1

一列に並んだN人の手のつなぎ方と同じです。つなぐ個所はN−1で各2通りです。
なお、人を区別する場合は既に出題されています。

『同順を許す並び方の数は?』


◆出題者のコメント。

皆さん、ありがとうございます。

自分では、串団子を切り分けるイメージで証明を考えたのですが、 かえるさんの不等号、Footmarkさんの階段、Y.M.Ojisanさんの手の繋ぎ方と、 人によって、いろいろなイメージがあるのが、面白かったです。

類題については、気が付いていませんでした。
こちらの問題は、かなり難しいですね。


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