『3本のもみの木』


 今回は「宝探しの問題」に挑戦です。

【問題】

 ある青年がある夜、夢の中で不思議な声を聞きました。

「おまえの家の近くにある広大な草原にもみの木が3本あり、それぞれの木に1,2,3とナイフでキズが入っている。
1から2に向かって歩数を数えながら歩け。
2の木についたら右へ90°向きを変え、更に同じ歩数だけ歩け。
そしてそこに棒を立てよ。

また、1から3に向かって歩数を数えながら歩け。
3の木についたら左へ90°向きを変え、更に同じ歩数だけ歩け。
そこにも棒を立てよ。

2本の棒の中間点に宝が埋まっている。」

青年が翌朝草原に来てみると、2と3の木はありましたが、1の木はありませんでした。
近所の人に聞くと、その木はすでに切り倒されており、だれもその位置を憶えていないということでした。
青年は宝探しをあきらめました。

この青年に代わって宝のありかをつきとめてください。


【寄せられた解答】の中で実験できるようにしました。
ぜひ試してみてください。


 解答用紙はこちらです。 【寄せられた解答】


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