これは有名な論理学の問題です。
ぜひ自力で正解を考えてみてください。
【問題1】
あなたは今、山登りの途中、山道の分岐点に来ています。
道は左右にわかれており、一つの道は正しい登山道で、もう一つの道は「けもの道」に迷い込んでしまいます。
そこにはA,Bの二人の村人がいます。
・一人は正直者で、必ず本当のことを答えます。
(名前を「正 直太」とします)
・一人はうそつきで必ずうそをつくことが分かっています。
(名前を「嘘 月男」とします)
ただしどちらがAでどちらがBなのか、二人の区別をすることはあなたにはできません。
あなたは二人のうちのどちらかに一回だけ質問をして、正しい道を見つけることができるでしょうか。
ただし、相手の村人は「はい」か「いいえ」のどちらかしか答えません。
その質問を考えてください。
【問題2】
あなたは今、山登りの途中、山道の分岐点に来ています。
道は左右にわかれており、一つの道は正しい登山道で、もう一つの道は「けもの道」に迷い込んでしまいます。
そこにはA,B,Cの三人の村人がいます。
・一人は正直者で、必ず本当のことを答えます。
(名前を「正 直太」とします)
・一人はうそつきで必ずうそをつくことが分かっています。
(名前を「嘘 月男」とします)
・もう一人はその時によりうそをつくこともあれば、本当のことを答える場合もあります。
(名前を「苑 時太」とします)
ただし誰がA、B、Cなのか、三人の区別をすることはあなたにはできません。
あなたは三人のうちの二人に順次一回ずつ質問をして、正しい道を見つけることができるでしょうか。
ただし、相手の村人は「はい」か「いいえ」のどちらかしか答えません。
誰に、どのような質問をしたらよいかを考えてください。
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