『ホワイトノイズ@SETI@HOME』


地球外知的生命体を探す手段の一つとして、電波による探索方法があります。
でも宇宙は広く、膨大な電波の情報を処理するにはスパコンでも限りがあります。
そこで、米カリフォルニア大学バークレー校でSETIに関わってきた研究者達は、空いているパソコンをインターネットを通じて利用することを考えました。
それが、SETI@HOMEです。

すでに300万人が参加し、研究所での28万年分のデータを処理したようです。

詳しくは日本語サイト、http://www.planetary.or.jp/setiathome/home_japanese.html ,http://www.vacia.is.tohoku.ac.jp/~s-yamane/articles/setiathome/about_seti/about_seti_at_home_1.html , など参照ください。

参加はだれでもできます。
但し一つだけ条件があって、万一下記【問題】のような信号を発見しても、決して騒がず冷静に対処できることだけです。

800kBほどのソフトをダウンロードして若干入力すると、300kBほどのデータを読み込んでから、バックグラウンドで下図のような画面で勝手に解析を始めます。
解析中はネットに繋がっている必要はありません。
ただし、CPU時間は1回分に付70時間以上必要のようです。

【問題】

宇宙の一角、数万光年かなたから来た微弱電波を2値化し、下記のような64bitのデータを得ました。
一見ホワイトノイズですが、これを解析すると知的生命体が発信したとしか思えない内容です。
若干ノイズが入っていて完全ではありませんが、この信号に隠された知性を見つけてください。 

1101100001010101010110011001111100110111111010101000011001110010


 解答用紙はこちらです。


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