『卑弥呼/古代数詞の謎』


【問題】

むかしむかし、倭の「奴(na)」の隣国「荷(ni)」の国で「数」の呼称を統一することとなり、論理的に子音と母音を組み合わせて呼称することになりました。

(1)母音は口の大きさの順に I,U,O,Aに対して
 ×1、×2、×4、×8と2の冪としました。

(2)子音は母音値にかける数字で、それ以下で表記できないものが現れるたびに適当に追加しました。
具体的には下記となりました。
(ф:fyとщ:schはロシア文字を使用しました。)

子音фщ
子音値
母音母音値
1014
122028
244056

発音はだいたい下記のようです。
8およびそれ以上は 当時は全部「大きい」数でしたので使われませんでした。

 1:ふぃー
 2:ふー
 3:みー
 4:ふょー
 5:ちー
 6:むー
 7:しゅちー
 8:ふゃ−

【問題1】

 時代が進んで、8以上のもっと大きい数が必用となりました。
1〜100までを隙間無く呼称するためには幾つの子音と母音が必用でしょうか。
(その結果、結局音が足らず、中国語方式が採用されました。)

【問題2】

 現代の純日本50音(母音:5個 子音:対応母音数制限付25個)で幾つまで隙間無く呼称できまか。

子音:k,s,t,n,h,m,r,g,z,b,p, d, y,ky,sy,ty,hy,ny,my,ry,gy,zy,by,py, w 
【問題3】

一般に1〜Nまでの場合は、母音子音それぞれ幾つ必要でしょうか。

【う〜ん?ちく】

 その後後継国ではфとщの子音はなくなり、
фI,фU,фO,фAはひー、ふー、よー、やーに訛った。

また、後に政権を執る地方に伝わる際に
[TI TU TO TA]=[五 十 二十 …]の対応表から最初のTがなぜか消え 
[ITU TO ..]=[五 十 ….]になってしまった。

なお、「九」に対しては数値が大きいからか、母音のルールが無視されて
「KO」:現「ここ」となった。

因みに、のちの隣国の女王:
卑弥呼=фIMIKO=139=30、31、32 は、2の冪が普通だったその当時の人に対して、3の冪でできた名で超越的な存在を表した。

        〜て信じますか。(^_^


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