『今週の問題』第85回 解答


◆鹿児島県 かわらばん さんからの解答

【問題1−1】

3通り
1-1-1,1-2,2-1

【問題1−2】

5通り
1-1-1-1,1-1-2,1-2-1,2-1-1,2-2

【問題1−3】

8通り

【問題1−4】

階段が n段あるとする。

n≧2のとき、n段の上り方の数は、n-1段の上り方と n-2段の上り方との合計数に等しい。
順番に求めていくと、階段が13段ある場合、上り方の数は377通りになる。

(答) 377通り

【問題2】

階段が n段あるとする。

n≧3のとき、n段の上り方の数は、n-1段の上り方と n-2段の上り方と n-3段の上り方の合計数に等しい。
順番に求めていくと、階段が13段ある場合、上り方の数は1,705通りになる。

(答) 1,705通り

【問題3】

階段の数を n段とおく。

n段の上り方の数は、n-2段の上り方と n-3段の上り方と n-5段の上り方の合計数に等しい。
順番に求めていくと、階段が13段の上り方は36通りある。

(答)36通り


◆広島県 清川 育男 さんからの解答

【問題1−1】

1)1,1,1
2)1,2
3)2,1

答え 3通り。

【問題1−2】

1)1,1,1,1
2)1,1,2
3)1,2,1
4)2,1,1
5)2,2

答え 5通り。

【問題1−3】

1)1,1,1,1,1
2)1,1,1,2
3)1,1,2,1
4)1,2,1,1
5)2,1,1,1
6)1,2,2
7)2,1,2
8)2,2,1

答え 8通り。

【問題1−4】

F(0)=1,F(1)=1,F(2)=2
F(n)=F(n-1)+F(n-2)

段数345678910111213
 3581321345589144233377

答え 377通り。
フィボナッチ数列ですね。

【問題2】

トリボナッチ数列ですね。

F(0)=1,F(1)=1,F(2)=2,
F(n)=F(n-1)+F(n-2)+F(n-3)

段数345678910111213
 47132444811492745049271705

答え 1705通り。

【問題3】

 1)>> 0
 2)>> 1 2
 3)>> 1 3
 4)>> 1 2+2
 5)>> 3 2+3,3+2,5 

 6)>> 2 6−2=4>>1
        6−3=3>>1
        6−5=1>>0       
    
 7)>> 5 7−2=5>>3
        7−3=4>>1
        7−5=2>>1

 8)>> 6 8−2=6>>2
        8−3=5>>3
        8−5=3>>1

 9)>> 8 9−2=7>>5
        9−3=6>>2
        9−5=4>>1

10)>>14 10−2=8>>6
        10−3=7>>5
        10−5=5>>3

11)>>16 11−2=9>>8
        11−3=8>>6
        11−5=6>>2

12)>>27 12−2=10>>14
        12−3=9>>8
        12−5=7>>5

13)>>36 13−2=11>>16
        13−3=10>>14
        13−5=8>>6
n≧6
F(n)=F(n-2)+F(n-3)+F(n-5)

答え 36通り。
考え方は同じですね。

F( 7 )= 5
F( 8 )= 6
F( 9 )= 8
F( 10 )= 14
F( 11 )= 16
F( 12 )= 27
F( 13 )= 36

DIM F(13)
    LET  F(1)=0
    LET  F(2)=1
    LET  F(3)=1
    LET  F(4)=1
    LET  F(5)=3
    FOR I=6 TO 13
       LET  F(I)=F(I-2)+F(I-3)+F(I-5)
       PRINT "F(";I;")= ";F(I)
    NEXT I
END


◆大阪府 CHECK さんからの解答

【問題1−4】

n段目の階段を1段または2段で登る方法をf(n)とする。

このとき,n段目に到達する一つ前の時点では
n−1もしくはn−2段目にいるはずである。

そして,それぞれの段からn段目に到達する方法はそれぞれ1通りずつである。

よって,帰納的に
f(n)=f(n−1)+f(n−2)の関係が成り立つ。
ただし,n>1,f(0)=1,f(1)=1とする。

階段が13段の場合は上の関係式にあてはめて,

f(13)
=f(7)+6f(6)+15f(5)+20f(4)+15f(3)+6f(2)+f(1)
=144f(2)+89f(1)
=233f(1)+144f(0)
=377通り

【問題2】

上の問題と同様にして,
f(n)=f(n−1)+f(n−2)+f(n−3)が成り立つ。
ただし,
f(0)=1,f(1)=1,f(2)=2とする。

よって,f(13)=1705通り

【問題3】

上の問題と同様にして,
f(n)=f(n−2)+f(n−3)+f(n−5)が成り立つ。
ただし,
f(0)=1,f(1)=0,f(2)=1,f(3)=1,f(4)=1

よって,f(13)=36通り


◆愛知県 ノースダウン さんからの解答

【問題1−1】

3通り

1−1−1
2−1
1−2

【問題1−2】

5通り

1−1−1−1
2−1−1
1−2−1
1−1−2
2−2

【問題1−3】

8通り

【問題1−4】

n段の時の上り方=n−1段の時の上り方+n−2段の時の上り方

#つまりフィボナッチ数列

13段の時の上り方=377通り

【問題2】

n段の時の上り方は

1)n−3段まで上って、3段上る。
2)n−2段まで上って、2段上る。
3)n−1段まで上って、1段上る。

を足した数になる

0段上る=1
1段上る=1
2段上る=2
3段上る=4
4段上る=7
(一部省略)
13段上る=1705通り

【問題3】

問題2とほぼ同じように考え、 n段の時の上り方は

1)n−5段まで上って、3段上る。
2)n−3段まで上って、2段上る。
3)n−2段まで上って、1段上る。

を足した数になる
ただし、1段上る数を0通りと考える。(ここがミソ)

0段上る=1
1段上る=0
2段上る=1
3段上る=1
4段上る=1
5段上る=3
6段上る=2
7段上る=5
8段上る=6
(一部省略)
13段上る=36通り


◆千葉県の小学校3年生 緑川 敦 さんからの解答

【問題1−1】

3通り

1-1-1、1-2、2-1

【問題1−2】

5通り

1-1-1-1、1-2-1、1-1-2、2-1-1、2-2

【問題1−3】

8通り

1-1-1-1-1、2-1-1-1、1-2-1-1、1-1-2-1、
1-1-1-2、2-2-1、2-1-2、1-2-2


◆千葉県 緑川 正雄 さんからの解答

【問題1−4】

377通り

階段がn段あるときの上り方の個数をa(n)とする。
a(1)=1,a(2)=2

n≧3とする。

(ア)n=2m+1の場合

2m段の階段を上る方法がa(2m)通りある。  …(1)

2m-1段の階段を上る方法がa(2m-1)通りある。…(2)

2m+1段の階段を上る方法は
 1-<(2)の上り方>-1 …a(2m-1)通り
 <(1)の上り方の中途に一段のみ上る>…a(2m)通り

よって、a(2m+1)=a(2m-1)+a(2m)

(イ)n=2mの場合

 (ア)と同様にa(2m)=a(2m-2)+a(2m-1)

以上より a(n)=a(n-1)+a(n-2)

a(1)=1,a(2)=2を順次代入して、
a(3)=3,a(4)=5,a(5)=8,a(6)=13,
a(7)=21,a(8)=34,a(9)=55,a(10)=89
a(11)=144,a(12)=233,a(13)=377

【問題2】

1705通り

階段がn段あるときの上り方の個数をa(n)とする。
a(1)=1,a(2)=2,a(3)=4,

【問題1】と同様に、n≧3の時

a(n)=a(n-1)+a(n-2)+a(n-3)を得る。

a(4)=7,a(5)=13,a(6)=24,a(7)=44,
a(8)=81,a(9)=149,a(10)=274,a(11)=504,
a(12)=927,a(13)=1705

【問題3】

36通り

a(1)=0,a(2)=1,a(3)=1,a(4)=1,a(5)=3,

【問題1】と同様に、n≧6の時

a(n)=a(n-2)+a(n-3)+a(n-5)を得る。

a(6)=2,a(7)=5,a(8)=6,
a(9)=8,a(10)=14,a(11)=16,
a(12)=27,a(13)=36


 ◆ 問題へもどる

 ◆ 今週の問題

数学の部屋へもどる