◆滋賀県 twotrees さんからの解答
【問題1】
答え 29個
【問題2】
答え 12個
【問題3】
答え 6個
【問題4】
辺と頂点の数を数えることで必要な碁石の数を算出する。
1個の三角形は辺数が3、その後出来る三角形は既存の三角形の1辺を共有するものとして作成すると、辺数が2ずつ増えることになる。
したがって、
b個の三角形の辺数:2b+1
頂点についても同様に考える。
頂点は既存の三角形の2つを共有することから、1ずつ増えることになる。
したがって、
b個の三角形の頂点数:b+2
上記のことより、1辺がa個の正三角形b個に要する碁石の数をTとすると、
碁石の数T:T=(a-2)(2b+1)+(b+2)
答え (a-2)(2b+1)+b+2
※上記の碁石の数があれば三角形は作ることが可能であるが、三角形6個のときに全体が六角形になるように作れば上記の数より少ない数で作成することができる。
その場合の碁石数は、
bが6の倍数でない場合:(a-2)(2n+1)+b+2 bが6の倍数である場合:(a-2)(2n+1)+b+2-m(a-1) ただし、b=6mとする。【おまけ1】
とる碁石の数は4個。
とる場所は、A,E,H,I。
◆福岡県 田楽 さんからの解答
【問題1】
正三角形を1個増やすとき、碁石は5個必要になる。
よって、正三角形がn個の時の碁石の数をanとすると、
an=9+(n-1)*5=5n+4
したがって、n=5のとき、
a5=5*5+4=29
答え 29個
【問題2】
an=64より、
5n+4=64
これを解いて、n=12
答え 12個
【問題3】
1辺にa個並べるとすると、
an
=a+1+(a-2)*2+(n-1)*(1+(a-2)*2)
=(2n+1)a-3n
a7=69より、
(2*7+1)a-3*7=69
これを解いて、a=6
答え 6個
【問題4】
答え 2ab+a-3b
【おまけ2】
左から順に取っていき、取った白石の数を、取った黒石の数が追い抜くときに個数が等しくなる。
ここで、199個目まで常に黒の数が白の数を追い抜けないとすると、
このとき黒の数は100個なので、白の数が101個以上あることになり、題意に矛盾する。
よって、必ず白石と黒石の個数を等しくすることができる。
◆東京都 じっさん さんからの解答
【問題1】
最初の1個は(4−1)×3=9個でできる。
2個目以降は、
(4−1)+(4−2)=5個増やす毎に三角形が1個増える。
三角形5個の場合は,9+5×4=29
従って、29個の碁石が必要。
【問題2】
碁石64個の場合、
(64−9)÷5=11で、最初の三角形に11個追加した形になる。
従って、三角形は12個。
ただし、一直線に並べず、正六角形を目指して並べた場合は、
6個目、10個目は+2個でできる。
従って、三角形は13個でき、碁石が4個あまる。
【問題3】
1辺の長さをa個とする。
三角形7個を一列に並べる場合、必要な碁石の数は、
(a−1)×3+{(a−1)+(a−2)}×6 =15a−21個15a−21=69を解くと、a=6
正六角形を目指して並べた場合はa=6で64個の碁石で三角形が7個できる。
【問題4】
1辺の長さa個の三角形をb個作るとする。
1.三角形を1列に並べる場合:
○○○○○○○ ○○ ○○ ○ ○ ○○ ○○・・・ ○○○○○○○ 1個:(a−1)×3=3a−3個 2個:3a−3+(a−1)+(a−2)=5a−6個以下、1個増える毎に
三角形の個数がb個の場合、必要な碁石の数は
3a−3+(2a−3)×(b−1)
=2ab+a−3b個
2.三角形を正六角形に固めていく場合:
○○○○ ○○ ○○ ○ ○○ ○ ○○○○○○○ ○ ○○ ○ ○○ ○○ ○○○○1個 :(a-1)×3=3a-3個
2〜5個目:2a-3個増える。
6個目 :a-2個増える。
この後どうなっていくか。
2a-3個増えるパターンをS、a-2個増えるパターンをTとする。
7〜9個目はS、10個目はT、
続けて
S,S,T,S,S,T,S,S,T,S,S,T,S,T(24個)で、1周り大きな正六角形となる。
さらに続ける。
1辺の長さが元の三角形m個分の長さの時その辺を埋めるには、
Sの後、(S,T)のパターンが(m-1)回必要。
1辺の長さが元の三角形m個分の長さの正六角形の時、
そこから1辺の長さが元の三角形(m+1)個分の長さの正六角形にするまでのパターンは、
{S,(S,T)×(m-1)回},
続けて
{S,(S,T)× m回}×4回,
続けて
{S,(S,T)×(m+1)回}である。
すべてをたすと、
Sが6m+6回、Tが6m回、合計12m+6回、三角形を作ると1周り大きな三角形ができる。
この時碁石の数は、
(2a-3)×(6m+6)+(a-2)×6m
=(3a-5)×6m+12a-18個増える。
ちょうど正六角形になる時の三角形の個数は、
6,24,54,・・・,6×m×m個である。
従って、正三角形b個の場合、必要な碁石の数は、
(1)bが1以上5以下の場合
3a-3+(2a-3)×(b-1)
=2ab+a-3b個
(2)b=6の場合
b=5の場合の数+a-2なので、
2a×5+a-3×5+a-2
=12a-17個
(3)b=6×m×m(mは2以上)の場合
12a-17+(3a-5)×6×m×(m-1)÷2+(12a-18)×(m-1) =(9a-15)×m×m+(3a-3)×m+1これはm=1の場合も当てはまる。
(4)bが6×m×m+1以上6×(m+1)×(m+1)以下の場合 (4−1)bが6×m×m+1以上6×m×m+2m-1(正六角形+1辺)以下の場合 (4−1−1)bが6×m×m+2n-1(奇数)の場合 (9a-15)×m×m+(3a-3)×m+1+(2a-3)+{(2a-3)+(a-2)}×(n-1) =(9a-15)×m×m+(3a-3)×m+(3a-5)×n-a+3個 (4−1−2)bが6×m×m+2n(偶数)の場合 (9a-15)×m×m+(3a-3)×m+1+(2a-3)+{(2a-3)+(a-2)}×(n-1)+(2a-3) =(9a-15)×m×m+(3a-3)×m+(3a-5)×n+a個 (4−2)bが6×m×m+2m以上6×(m+1)×(m+1)-1以下の場合まず、(4−1−1)でn=mの時が基準になるのでそれを求める。
(9a-15)×m×m+(3a-3)×m+(3a-5)×m-a+3 =(9a-15)×m×m+(6a-8)×m-a+3個次にb-(6×m×m+2m-1)を求め、
(4−2−1)q=2n-1(奇数)の場合、
(9a-15)×m×m+(6a-8)×m-a+3+{2a-3+(2a-3+a-2)×m}×p+{2a-3+(2a-3+a-2)×(n-1)} =(9a-15)×m×m+(3pa+6a-5p-8)×m+(3a-5)×n+(2a-3)×p-2a+5個(4−2−2)q=2n(偶数)の場合,
(9a-15)×m×m+(6a-8)×m-a+3+{2a-3+(2a-3+a-2)×m}×p+{2a-3+(2a-3+a-2)×(n-1)}+(2a-3) =(9a-15)×m×m+(3pa+6a-5p-8)×m+(3a-5)×n+(2a-3)×p+2個【おまけの問題1】
まず、正三角形を全て数えてみる。
ABC,BDE,BCE,CEF,
DGH,DHE,EHI,EIF,
FIJ,ADF,BGI,CHJ,
AGJ,BFH,CDI の全部で15個、
頂点は延べ45個ある。
除く点が2箇所以内の場合は、
最大で6+5=11個しか正三角形が減らないので不適当。
除く点が3箇所の場合、
6+5+5または5+5+5で15以上になるが、どちらの場合も正三角形AGJが残る。
従って除く点は4箇所以上でなければならない。
除く点が4個の場合、正三角形AGJをなくすためにここではAを除く。残りは3点。
次に、Eを含む6つの正三角形に着目する。
ここでEを除かないことにすると、Eを含む正三角形6つを全て消すために、残る3点はB,F,HまたはC,D,Iでなければならないが、B,F,Hの場合は正三角形CDIが、C,D,Iの場合は正三角形BFHが残るので不適当。
従って、点Eを除く必要がある。残りは2点。
AとEを除き、残りの正三角形は6つ。
このうち、DGHとFIJは共通する頂点を持たない。
残り2点で両方の正三角形を無くさなければならないので、どちらにも使われていないBとCは除く点として不適当。
同様に、BGIとCHJを無くさなければならないので、DとFは不適当。
同様に、BFHとCDIを無くさなければならないので、GとJは不適当。
従って、残ったHとIを除く。
A,E,H,Iの4点を除いて15個の正三角形が全て無くなることを確認した。
従って、最低4点を除かなければならず、また4点で可能。
除く点は、A,E,H,Iまたはそれを回転したB,D,E,JまたはC,E,F,Gの3通り。
【おまけの問題2】
白、黒ともに1個ずつしか変わらないので、白が多い状態から黒が多い状態になるためには、必ず、
左端から1個の時は白が(1個)多い。
左端から199個の時は黒が(1個)多い。
従って、途中で必ず白黒同数の状態が存在する。
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