◆広島県 清川 育男 さんからの解答
【問題1−1】
6−1=5 5を相手に渡す。
5−1=4 4−3=1
5−2=3 3−2=1
5−3=2 2−1=1
となり必勝。
【問題1−2】
7−2=5 5を相手に渡す。
以下問題1−1と同じ。
【問題1−3】
21−17−13−9−5 を相手に渡す。
したがって、先手を取り、21を選ぶ。
【問題2−1】
7−1=6 6を相手に渡す。
6−1=5 パス
5−1=4 4−3=1
5−2=3 3−2=1
5−3=2 2−1=1
6−2=4 4−3=1
6−3=3 3−2=1
となり必勝。
【問題2−2】
22−18−14−10−6 を相手に渡す。
したがって、先手を取り、22を選ぶ。
【問題3】
20−14−8 を自分が取るようにする。
したがって、後手を選ぶ。
◆愛知県 ノースダウン さんからの解答
【問題1−4】
1)4n+1残るように引く
2)先手の場合、21を選ばない。
(4−相手の引いた数)を引いていけば、
常に4n+1と残るようにできる。
【問題2−1】
1を引く(6残る)
1)相手が2を引いた場合3を引けば1残る→勝ち
2)相手が3を引いた場合2を引けば1残る→勝ち
3)相手が1を引いた場合
→パスする
→5残っていて相手はパスできないので、1か2か3を引かなければならない
続いて、(4−相手の引いた数)を引けば、1残る→勝ち
【問題2−2】
1)6残るまで、4n+2残るように引く。
2)その後は【問題2−1】のパターンで勝ち。
3)先手の場合、22を選ばない。
相手には、常に偶数が残るので、パスできない
【問題3】
1)残りが8になるまで、6n+2残るようにする。
a)6n+3(9,15,...)の場合、1を引く
b)6n+4(10,16,...)の場合、2を引く
c)6n+5(11,17,...)の場合、3を引く
d)6n+6(12,18,...)の場合、パス
3の倍数なので、パス可能。
かつ相手は、1か2か3を引かなければならないので、
a)〜c)のパターンに必ずなる。
e)6n+7(13,19,...)の場合、パス。
奇数なのでパス可能。
相手がひいた後は、b)〜d)のパターンになる。
2)残りが8にした後、下記で勝ち。
a)残り7(8から1を引いた)場合→パス
b)残り6(8から2を引いた又は7から1を引いた)場合→パス
c)残り5(8から3又は7から2又は6から1を引いた)場合→パス
d)残り4〜2の場合→1残すように引く。
最後から求めていくと比較的分かり易いですね。
問題1は見た覚えがあったので問題2、3に応用しました。
◆東京都 小林 祐介 さんからの解答
【1−1〜4】
この問題は相手が引き算をした結果の値から帰納的に必勝か必負かを決定することができます。
相手が引き算をした結果の値をnとすると
●n=2,3,4
それぞれ1,2,3を引けば勝ちなので必勝。
●n=5
何を引いても相手がn=2,3,4となるので必負。
●n=6,7,8
それぞれ1,2,3を引けば相手がn=5となるので必勝。
●n=9
何を引いても相手がn=6,7,8となるので必負。
以下n=6〜9のパターンの繰り返しとなるのでmを自然数とすると
n=4m,4m−1,4m−2は必勝となり
n=4m−3は必負となります。
以上より
1−1の答:1を引く
1−2の答:2を引く
1−3の答:1を引く
1−4の答:先手をとって21を選び、
相手がn=4m−3となるよう数字を引いていく。
【問題2−1〜2】
問題1と同様に考えると
●n=2,3,4
それぞれ1,2,3を引けば勝ちなので必勝。
●n=5
パスをすれば相手が数字を引いてn=2,3,4となるので必勝。
●n=6
何を引いても相手が必勝となるので必負。
●n=7,8,9
それぞれ1,2,3を引けば相手がn=6となるので必勝。
●n=10
何を引いても相手が必勝となるので必負。
以下n=7〜10のパターンの繰り返しとなるのでmを自然数とすると
n=2,3,4m,4m+1,4m+3は必勝となり
n=4m+2は必負となります。
以上より
2−1の答:1を引く
2−2の答:先手をとって22を選び、上述のように
相手がn=4m+2となるよう数字を引いていく。
【問題3】
問題1と同様に考えると
●n=2,3,4
それぞれ1,2,3を引けば勝ちなので必勝。
●n=5
パスをすれば相手が数字を引いてn=2,3,4となるので必勝。
●n=6
パスをすれば相手が数字を引いてn=3,4,5となるので必勝。
●n=7
パスをすれば相手が数字を引いてn=4,5,6となるので必勝。
●n=8
何を引いても相手に必勝となるので必負。
●n=9,10,11
それぞれ1,2,3を引けば相手がn=8となるので必勝。
●n=12
パスをすれば相手が数字を引いてn=9,10,11となるので必勝。
●n=13
パスをすれば相手が数字を引いてn=10,11,12となるので必勝。
●n=14
何を引いても相手に必勝となるので必負。
以下n=9〜14のパターンの繰り返しとなるのでmを自然数とすると
n=2,3,4,5,6m,6m+1,6m+3,6m+4,6m+5は必勝となり
n=6m+2は必負となります。
以上より
答:後手をとって、上述のように
相手がn=6m+2となるよう数字を引いていく。
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