◆石川県 迷える羊 さんからの解答
【問題1−1】
10と12の最小公倍数は、60である。
60÷12=5だから、大きいサイコロ5面の幅と小さいサイコロ6面の幅がそろうので、左端がそろうのは6個目。
【問題1−2】
最初の1の面の左上の点を原点として、大きいサイコロの6の面がn回目に出る時の
左上の点の位置をF(n)、
右上の点をG(n)とするとき、
F(n)=72n−12
G(n)=72n
同様に小さいサイコロの
左下の点をf(k)、
右下をg(n)とする。
f(k)=60k−10
g(k)=60k
今、大きいサイコロの6の目の上に、小さいサイコロの6の面がはみ出さずにのるとすると、
F(n)≦f(k)
G(n)≧g(k)
計算すると、
0≦72n−60k≦2
今、条件を満たす最小の自然数n,kは、
n=5、k=6
【おまけ1−1】
2通り。
まず、1の面を上にして考える。
2の面は1の面の真下にくる事はないから、2の面を手前にして考える。
この時、6の面は真下、5の面は奥にくる事が決まっているので、3と4だけが位置が決まらない。
そこで右と左の面に3と4のどちらが入っているかによって、2種類のサイコロが存在する事がわかる。
【おまけ1−2】
2と3と6の模様は向きによって、2種類の見え方があるから、そのどちらの向きで書いてあるかを考えるとサイコロはそれぞれ2通りの場合がある。
よって、サイコロに1〜6の絵を書きこむ方法は、
2×2×2×2=16通り。
【おまけ1−3】
まず、1の面を上にする。
真下の面に入る数は5種類の中から選べるので、5通り。
4つの側面に残る4つの数字を入れるので、24通り。
その中で1の面に垂直な軸で回転すると同じものになるのが、4組ずつあるから、6通り。
よって、30通り。
◆神奈川県 みき ひろひと さんからの解答
【問題1−1】
6個目
「10」と「12」の最小公倍数は「60」。
よって、60cmのところで辺が一致する。
このとき12cmのさいころは5個並んでいるので、
「左端がそろう」のは6個目。
【問題1−2】
30個目
問題条件の周期性より、題意に適合するのは
・2つのさいころの「6」の目の右端が一致する
・2つのさいころの「6」の目の左端が一致する
=2つのさいころの「5」の目の右端が一致する
の2つの場合。
しかし問題1−1より、右端が一致するとき
10cmのさいころの目は必ず「6」となるので、前述の事象の2つ目はありえない。
よって「2つのさいころの「6」の目の右端が一致する」場合を考える。
・12cmのさいころを5個並べた時に右端が一致する
・12cmのさいころの「6」の目は6個ごと現れる
ということから「5」と「6」の最小公倍数
すなわち30個ごとに問題文の事象が発生する。
よって最初は30個目。
【おまけ1−1】
2通り
【おまけ1−2】
16通り
「1」「4」「5」を固定させて考えると
「2」「3」「6」の目の書き方はそれぞれ2通りあるので
「2」「3」「6」の目の組み合わせは8通り。
1−1より「1」「4」「5」の固定の仕方は2通り。
よって8×2=16通り。
◆岡山県 Von Hinge さんからの解答
【問題1−1】
結論から言うと10と12の最小公倍数60を12で割った値に1を足して答えは6個目です。
なぜそのように考えられるかというと、
問題文の『さいころ』『cm』などの余分な語句を取り除いて、さいころを並べる操作や数え方を四則演算などに置き換えると、
『12cmのさいころ』→『12(ただの数)』
『10cmのさいころ』→『10』
『左端がそろう』→『倍数が一致する』
『12のさいころで数えたとき左端から何個目か』
↓
『公倍数を12で割って1足すといくらか』
となり問題文は
『0の次に12と10の倍数が一致しその倍数を12で割って1足すといくらになりますか』
となりますがもう少しきれいに直すと
『12と10の最小公倍数を12で割って1足すといくらになりますか』
となるので
12=2×2×3
10=2×5 より
1+2×2×3×5÷12
=1+5
=6(個目)
【問題1−2】
今度はさいころの辺の長さでなくさいころのマス目の数で考えていますので、1−1と同様にして問題文を変えると、
さいころの辺の比が6:5なので
『12cmのさいころ』→『6』
『10cmのさいころ』→『5』
『12cmのさいころの6の目の上に10cmのさいころの6の目がはみ出さずにのる』
↓
『6と5の倍数が一致する』
『左端がそろうのは12のさいころで数えたとき左端から何個目か』
↓
『そのときの倍数(公倍数)はいくらか』
となり問題文は
『6と5の最小公倍数はいくらか』となり
6×5=30(個目)
【おまけ1−1】
まず1を書きこむとすると、1の面に接している面に書かれている数は2,3,4,5であるので、それらの組み合わせを考えると
2354
2453
3245
3542
4235
4532
5324
5423
の8通りです。
しかしさいころの1の面を中心にして
90度、180度、270度回転させると
2354、3542、5423、4235は同じで
2453、4532、5324、3245は同じとみなせます。
よって2通り。
で1と6を入れ替えて4通りになりそうですが、1を上にして
側面が2354と6を上にして側面が2453は同じものなので、書き方は2通りである。
【おまけ1−2】
2、3,6の見方は3つとも2通りなので
2×2×2=8通り
1−1の2通りをかけて
16通り。
【おまけ1−3】
まず1と向かい合う数は2〜6の5通り
1と接する数は4つなので仮にA,B,C、Dとします。
するとA,B、C、Dの並べ方かたは
ABCD
ABDC
ACBD
ACDB
ADBC
ADCB
とあとB、C、Dを先頭にして
計24通り(4!通り)
そのうち回転させれば一致するものは除くと、6通りになります
((4−1)!通り(円順列))
よって5×6=30通り
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