◆神奈川県 みき ひろひと さんからの解答。
【問題1】
6通り
(1,6)(2,5)(3,4)
(4,3)(5,2)(6,1)以上6通り
【問題2】
4 ―――― 36 | (= |
1 ――― 9 | ) |
合計「2」は(1,1)の1通り
合計「3」は(1,2)(2,1)の2通り
合計「12」は(6,6)の1通り
よって全組み合わせ(36通り)のうちの4通りが1回目負け
【問題3】
8 ―――― 36 | (= |
2 ――― 9 | ) |
合計「7」は6通り
合計「11」は2通り
よって全組み合わせ(36通り)のうちの8通りが1回目勝ち
【問題4】
25 ――――― 324 |
2回目で勝つ→(4,5,6,8,9,10)のいずれかを2回連続で出す。
合計「4」「10」は3通り
合計「5」「9」は4通り
合計「6」「8」は5通り
よって
( |
3×3 ―――― 36×36 | + | 4×4 ―――― 36×36 | + | 5×5 ―――― 36×36 |
)×2 |
= |
(9+16+25)×2 ―――――――――― 36×36 |
= |
100 ―――――― 1296 |
= |
25 ――――― 324 |
◆石川県 迷える羊 さんからの解答
【問題1】
6通り。
【問題2】
(1+2+1) ―――――― 36 | = |
1 ――― 9 |
【問題3】
(6+2) ―――――― 36 | = |
2 ――― 9 |
【問題4】
1回目に(4,5,6,8,9,10)が出る確率は、
a=4,10のとき、 |
3 ―――― 36 |
a=5,9のとき、 |
4 ―――― 36 |
a=6,8のとき、 |
5 ―――― 36 |
2回目も同じ数が出る確率は、それぞれの2乗である。
よって、2回目に勝つ確率は、
(9+16+25)×2 ――――――――――― 36×36 |
= |
25 ――――― 324 |
◆広島県 清川 育男 さんからの解答
【問題1】
(1,6)(6,1)(2,5)
(5,2)(3,4)(4,3)
答え 6通り
【問題2】
(1,1)
(1,2)(2,1)
(6,6)
4 ―――― 36 | = |
1 ――― 9 |
答え |
1 ――― 9 |
【問題3】
(1,6)(6,1)
(2,5)(5,2)
(3,4)(4,3)
(5,6)(6,5)
8 ―――― 36 | = |
2 ――― 9 |
答え |
2 ――― 9 |
【問題4】
(( |
1 ―― 12 | )2 | +( |
1 ―― 9 | )2 | +( |
5 ―― 36 | )2 | )×2 |
= |
25 ――――― 324 |
答え |
25 ――――― 324 |
【おまけ】
等比数列の和の極限値を求める。
私が勝つ確率
244/495=0.492929
コンピュータが勝つ確率
251/495=0.507070
251 ――――― 495 | − |
244 ―――― 495 | = |
7 ―――― 495 |
7/495だけコンピュータの勝つ確率が高い。
サイコロを振らない方が7/495だけ有利です。
プログラムを組んでシミュレーションした結果は、1千万回の試行で、
私が勝つ確率 0.4929552でした。
コンピュータが勝つ確率 0.5070448
◆長崎県 Dr.Berserker さんからの解答
【問題1】
普通、このようなゲームでは、二つのさいころは区別しないはず。
なので、(1、6)(2、5)(3、4)の3通り。
さもなくば、6通り。
【問題2】
ここから先は、二つのさいころを区別して考えた方がわかりやすいはず。
2になる場合の数は1、
3になる場合の数は2、
12になる場合の数は1、
あわせて、
4/36=0.11111・・・・・ですね。
【問題3】
7になる場合の数は6、
11になる場合の数は、(6、5)(5、6)の二つですね。なので、
8/36=0.22222222・・・・・
【問題4】
それぞれについて確率を求めてみます。
4:3/36=0.083333
5:4/36=0.111111
6:5/36=0.138888
8:5/36=0.138888
9:4/36=0.111111
10:3/36=0.083333
それぞれについて、勝つ確率はこの二乗であり、また、これらは互いに背反なので、それぞれの二乗の和を取ると、
100/1296=0.0771
【おまけ】
一回目の目の和がAであったとし、また、目の和がAになる確率をPとします。
2回目で勝つ確率は、P2、
3回目で勝つ確率は、2回目で、7とAが出てきてはいけないので、
P×(1−P− |
6 ――― 36 | )×P |
4回目以降の確率は、
P2×(1−P− |
6 ――― 36 | )k |
となります。(K≧0、N≧2)
これは、N≧2の範囲で、等比数列となっているので、この和は、
(P2×(1−P− |
1 ―― 6 | )k) | /(1−1+P+ |
1 ―― 6 | ) |
となり、この極限値は、
P2/(P+ |
1 ―― 6 | ) |
となります。このPに、それぞれのAの確率を代入して、和を取ると
2 ――― 1296 | ×(9÷ | 9 ―― 36 |
+16÷ | 10 ―― 36 | +25÷ | 11 ―― 36 | ) |
= | 2 ――― 1296 | ×(36+1.6×36+ | 25 ―― 11 | ×36) |
= |
1 ―― 18 | ×(1+ |
16 ―― 10 | + |
25 ―― 11 | ) |
= |
134 ―――― 495 |
0≦K≦∞、N≧2としたので、1回目に勝つ確率を足しあわせると、
134 ―――― 495 | + |
8 ――― 36 |
= |
244 ―――― 495 |
=0.492929・・ |
◆石川県 平田 和弘 さんからの解答
【問題1】
(1,6),(6,1),(2,5),(5,2),(3,4),(4,3) の6通りあります。
【問題2】
合計が2のとき、(1,1) の1通り
合計が3のとき、(1,2),(2,1) の2通り
合計が12のとき、(6,6) の1通り
のとき負けるので、1回目で負ける確率は
4/36=1/9 となります。
【問題3】
合計が7のとき、問題1より 6通り
合計が11のとき、(5,6),(6,5) の2通り
のとき勝ちとなるので、1回目で勝つ確率は
8/36=2/9 となります。
【問題4】
2回目で勝つ確率は、1回目で引き分け(もう1回投げられる)て2回目で勝つので、
1回目で4,5,6,8,9,10を出して2回目で同じ数字を出せばよい。
合計が4のとき、
(1,3),(3,1),(2,2) の3通り
合計が5のとき、
(1,4),(4,1),(2,3),(3,2) の4通り
合計が6のとき、
(1,5),(5,1),(2,4),(4,2),(3,3) の5通り
合計が8のとき、
(2,6),(6,2),(3,5),(5,3),(4,4) の5通り
合計が9のとき、
(3,6),(6,3),(4,5),(5,4) の4通り
合計が10のとき、
(4,6),(6,4),(5,5) の3通り
で、4,5,6,8,9,10はそれぞれ独立事象なので、
2×( |
3 ―― 36 | × |
3 ―― 36 | + |
4 ―― 36 | × |
4 ―― 36 | + |
5 ―― 36 | × |
5 ―― 36 | ) |
2×( |
9 ―――― 1296 | + |
16 ―――― 1296 | + |
25 ―――― 1296 | ) |
= |
100 ―――――― 1296 |
= |
25 ――――― 324 |
=0.07716049382・・・・ |
◆東京都 かぶ さんからの解答
【問題1】
確率計算の便宜上、2つのサイコロを区別すると
(1,6)(2,5)(3,4)
(4,3)(5,2)(6,1)の6通り。
【問題2】
1回目で負けるのは、最初に出た目の和が2,3,12のいずれかになった場合である:
和が2になるのは(1,1)
和が3になるのは(1,2)(2,1)
和が12になるのは(6,6)
よって負ける場合の数は4通り
目の出方は全体で36通りあるから、
1回目で負ける確率は1/9
【問題3】
1回目で勝つのは、最初に出た目の和が7,11のいずれかになった場合である。
和が7になるのは(問題1より)6通り
和が11になるのは(5,6)(6,5)の2通り
よって負ける場合の数は8通りだから、
1回目で勝つ確率は2/9
【問題4】
まず、1回目では「引き分け」なければならない。
そのためには
和が4,10(各3通り→確率各1/12),
5,9(各4通り→確率各1/9)
6,8(各5通り→確率各5/36)のいずれかになることが必要である。
さらに2回目で勝つには、1回目と同じ目が出なければならない。
例えば
「4」で勝つ確率は( |
1 ―― 12 | )2 |
「5」で勝つ確率は( |
1 ―― 9 | )2 |
このように他の「6」「8」「9」「10」についても確率を求め、逐一足していくと、求める確率は、
2・(( |
1 ―― 12 | )2 | +( |
1 ―― 9 | )2 | +( |
5 ―― 36 | )2 | ) |
= |
25 ――――― 324 |
【おまけ】
まず、1回目で勝つ確率は(問題3より)2/9
次に、2回目以降で勝つ確率を考える。
これは「1回目に4,5,6,8,9,10を出しつつ勝つ確率」と言い換えてもいい:
例えば1回目の試行で「4」(確率1/12)が出たとき
2回目で
勝つ(4が出る)確率1/12、
負ける(7が出る)確率1/6
3回目で
勝つ(4が出る)確率1/12、
負ける(7が出る)確率1/6
・・・・・・
(それぞれ「前回の試行での引き分け」を基準1とした確率である)
このように、何回目の試行で勝負が決まるにしても、
各試行毎の勝ち負けの確率は1:2に分配されているから、全体的に見ても
「4」で<勝つ/負ける>確率は1:2に分配される
よって「4」で勝つ確率は
1 ――― 12 | × |
1 ―― 3 | = |
1 ――― 36 |
同様のことを他の「5」「6」「8」「9」「10」でもやると、
「10」で勝つ確率は「4」と同じ1/36
「5」「9」で勝つ確率はそれぞれ、
1 ―― 9 | × |
2 ―― 5 | = |
2 ――― 45 |
「6」「8」で勝つ確率はそれぞれ、
5 ――― 36 | × |
5 ―― 11 | = |
25 ―――― 396 |
これまで出てきた「勝つ確率」を全て足すと:
2 ― 9 | +2×( |
1 ―― 36 | + |
2 ―― 45 | + |
25 ――― 396 | ) |
= |
244 ――――― 495 | ・・・答 |
☆これは、
「負ける確率」
=1− |
244 ――――― 495 |
= |
251 ――――― 495 |
と比べて少ないので、サイコロを振る側から見るとやや分の悪い賭けであると言える。
◆東京都 めがしんじ さんからの解答
【問題1】
(1,6):(2,5):(3,4):(4,3):(5,2):(6,1)=6通り
さいころの出方の延べ数=6×6=36通り
【問題2】
2となる延べ数:(1,1)=1通り
3となる延べ数:(1,2):(2,1)=2通り
12となる延べ数:(6,6):=1通り
よって、
1回目に負ける確率=(1+2+1)/36=1/9
【問題3】
11となる延べ数:(5,6):(6:5)=2通り
よって、
1回目に勝つ確率=(2+6)/36=2/9
【問題4】
n回目(n≧2)に勝つ確率
=(n-1)回目まで引き分ける確率×n回目に勝つ確率
さいころの出目の合計は2〜12でそれぞれ確率が違うので個別に確率を算出する。
出目の合計
2 (1,1) =1通り→1/36 3 (1,2):(2,1) =2通り→1/18 4 (1,3):(2,2):(3,1) =3通り→1/12 5 (1,4):(2,3):(3,2):(4,1) =4通り→1/9 6 (1,5):(2,4):(3:3):(4,2):(5,1) =5通り→5/36 7 (1,6):(2,5):(3,4):(4,3):(5,2):(6,1)=6通り→1/6 8 (2,6):(3,5):(4,4):(5,3):(6,2) =5通り→5/36 9 (3,6):(4,5):(5,4):(6,3) =4通り→1/9 10(4,6):(5,5):(6,4) =3通り→1/12 11(5,6):(6,5) =2通り→1/18 12(6,6) =1通り→1/36
1回目に引き分ける場合=(4,5,6,8,9,10)
●1回目に4,10が出た時、2回目以降に勝つ確率
1回目に4,10が出る確率=(1/12)×2=1/6
2回目以降、
1回の操作で引き分ける確率
=1−勝つ確率−負ける確率
2回目以降、
1回の操作で勝つ確率
=さいころの出目が1回目の数字となる確率
=1/12
2回目以降、
1回の操作で負ける確率
=7が出る確率
=1/6
よって
1回の操作で引き分ける確率
=1-1/12-1/6
=3/4
よって1回目に4,,10が出て、n回目以降に勝つ確率=P1とすると
P1= |
1 ―― 6 | ×( |
3 ―― 4 | )n-2× |
1 ―― 12 |
●同様に、5,9が出た時と6,8が出た時をP2,P3として計算すると
P2= |
2 ―― 9 | ×( |
13 ―― 18 | )n-2× |
1 ―― 9 |
P3= |
5 ―― 18 | ×( |
25 ―― 36 | )n-2× |
5 ―― 36 |
よってn(n≧2)回目に勝つ確率
P=P1+P2+P3
2回目に勝つ確率はn=2を代入して
25/324
【おまけ】
上の式を、n≧2で合計してn→∞で極限値を算出する。
(式は複雑なので割愛)
1回目に勝つ確率+2回目以降に勝つ確率
= |
1 ―― 9 | +( |
1 ―― 18 | + |
4 ―― 45 | + |
25 ――― 198 | ) |
= |
244 ――― 495 |
≒49.29% |
従って、勝つ確率が若干低い
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