◆東京都 Asami さんからの解答。
【問題1】
辺の数=12,頂点の数=6
【問題2】
辺の数=30,頂点の数=20
【問題3】
B→C→D→B →F→B →D→E→B →F→E→B →D→E→F→B →F→E→D→B×4パターン=24通り
【問題4】
B→E→ ・・・ →C→B …7通り
B→E→ ・・・ →D→B …6通り
×2
上記のすべての場合×4=76通り
【おまけ】
正五角形の数は正二十面体の頂点数に対応するので、12個
正六角形の数は正二十面体の面の数に対応するので、20個
【余談】
問題1,2ともに数値を知っているので、知識として解答しました。
(ある意味反則かも???)
サッカーボールも数学っぽく解いていないかもしれない。
(というわけでものすごく平凡な解答………(笑)。)
ちなみに、正六面体の各面の中心同士、正十二面体の各面の中心同士を結べば、それぞれから新たな正多面体が出来上がるのは明らかで、それぞれ正八面体、正二十面体になっています。
辺がクロスするようにして一対一に対応するので、辺の総数は不変であり、オイラーの多面体定理より辺の個数が不変であれば、面の数と頂点の数が相対的に入れ替わるのは明らかです。
つまり、正六面体と正八面体、正十二面体と正二十面体それぞれにおいて頂点数、辺の数、面の数というパラメーターは対照的になっているというわけです。
話は変わりますが、マウスをドラッグすると正八面体が回転するのにはとても感動しました!!
すごい!!!!
◆広島県 清川 育男 さんからの解答。
【問題1】
答え 辺 12個。 頂点 6個。
8−12+6=2(オイラーの定理)
【問題2】
60÷2=30
2個の正五角形が辺を共有していると考える。
60÷3=20
3個の正五角形が頂点を共有していると考える。
答え 辺 30個。 頂点 20個。
12−30+20=2
【問題3】
BXXB 4×2=8 BXXXB 4×2=8 BXXXXB 4×2=88+8+8=24
【問題4】
BXAXB 4×3=12 BXAXXB 4×4=16 BXXAXB 4×2×2=16 BXAXXXB 4×2=8 BXXAXXB 4×2×2=16 BXXXAXB 4×2=812+16+16+8+16+8=76
答え 76通り
【おまけの問題】
問題に出ているサッカーボールとヒントをもとに考えました。
正5角形の個数 X
正6角形の個数 Y
X+Y=32......1)
5X=6Y/2.....2)
X=12,Y=20
答え 正5角形 12個 正6角形 20個。
一般解はオイラーの定理を満たす2元1次不定方程式を求めることになるのでしょうね。
◆石川県 平田 和弘 さんからの解答。
(問題1解答)
正八面体は1つの面の形が正三角形なので
3×8=24 よって
辺は正三角形2面で1辺ができるので、
辺の数は、24÷2=12
頂点は正三角形4面が1つの頂点に集まっているので、
頂点の数は、24÷4=6
(問題2解答)
問題1と同様にして
正十二面体は1つの面の形が正五角形なので
5×12=60 よって
辺は正五角形2面で1辺ができるので、
辺の数は、60÷2=30
頂点は正五角形3面が1つの頂点に集まっているので、
頂点の数は、60÷3=20
(問題3)
まず、Bからのスタートは
B→C、B→D、B→E、B→Fの4通りある。
BCを例にとって考えると、図が書きにくいのでわかりにくいかもしれませんが、正八面体に下半分の立体の展開図を考える。
このときBCに対して反対側の展開図も考える。
D E F C D E F ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ B B B B B B△BCF=S,△BFE=1,△BED=2とし
図の△BCFおよび△BCDの真中から左右対称に考える。
三角形を1面だけ囲むようにするルートは番号でいうとS,Tの2通り
三角形を2面だけ囲むようにするルートは番号でいうと(S,1),(T,3)の2通り
三角形を3面だけ囲むようにするルートは番号でいうと(S,1,2),(T,3,4)の2通り
で6通りとなるので、
合計は6×4=24通り となります。
(問題4解答)
問題3と同様に考えて、まず、Bからのスタートは
B→C、B→D、B→E、B→Fの4通りある。
BCを例にとって考えると、
正八面体の立体の展開図を考える。
このときBCに対して反対側の展開図も考える。
A A A A A A △ △ △ △ △ △ D E F C D E F ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ B B B B B B△BCF=S,△CAF=1,△FAE=2,
反対側の
△BCD=T,△CDA=6,△DEA=7,
△EFA=8,△DEB=9,△EFB=10 というように三角形に番号をつける。
図の△BCFおよび△BCDの真中から左右対称に考える。
今度は頂点Aを通らなければならないので上記図のうち必ず上側の三角形が最低1つ含まれることになる。
しかも必ず番号SおよびTの三角形も含まれる。
図ではAからは(反対側を除いて)どのAにも移動できると考える。
三角形を2面だけ囲むようにするルートは番号でいうと
(S,1),(T,6)の2通り
三角形を3面だけ囲むようにするルートは番号でいうと
(S,2,4),(T,7,9)、(S,1,4),(T,6,9)、(S,1,2)の5通り
(T,6,7)は(S,1,2,4,5)と同じ。
三角形を4面だけ囲むようにするルートは番号でいうと
(S,1,2,4)(これは反対もおなじなので1通り)、
(S,1,4,5),(T,6,9,10)、(S,2,4,5),(T,7,9,10)、
(S,2,3,4),(T,7,8,9)、(S,3,4,5),(T,8,9,10)の9通り
(S,1,2,3)は(T,6,9,10)と同じ。
(T,6,7,8)は(S,1,4,5)と同じ。
三角形を5面だけ囲むようにするルートは番号でいうと
(S,1,2,4,5)、(S,2,3,4,5),(T,7,8,9,10)の3通り
(S,1,2,3,4)は(T,6,9)と同じ
(T,6,7,8,9)は(S,1,4)と同じ
(T,6,7,9,10)は(S,1,2)と同じ
三角形を6面だけ囲むようにするルートは番号でいうと
(S,1,2,3,4,5),(T,6,7,8,9,10)の2通りであるが、これは三角形を2面だけ囲むようにするルートと同じである。
で19通りとなるので、
合計は19×4=76通り となります。
(問題4別解)
頂点Aを真中にした平面図で考えました。
まず、Bからのスタートは4通り
Cから最初にCF,FE,ED,DCの辺を(3辺以上ではそれ以上進めないので)0辺〜2辺進んでからAに行くルートで分類して
●1.
C→A(0辺) のとき続けて
F→B、F→E→B、F→E→D→B E→B、E→F→B、E→D→B D→B、D→E→B、D→E→F→Bの9通り
●2.
C→F→A(1辺) のとき続けて
E→B、E→D→B D→B、D→E→Bの4通り
●3.
C→D→A(1辺) のとき続けて
E→B、E→F→B F→B、F→E→Bの4通り
●4.
C→F→E→A(2辺) のとき続けて
D→B の1通り
●5.
C→D→E→A(2辺) のとき続けて
F→B の1通り
で19通りなので19×4=76通り
(感想)
別解の方がシンプルでわかりやすいと思います。
個数をかぞえるときはできるだけシンプルに考えた方がよいのですね。
(おまけの問題)
このサッカーボールは正十二面体の頂点を正六角形に切り取ったものなのです。
正二十面体は1つの頂点に正三角形が5つ集まっているのでそこを削り取れば正五角形となり、このとき1つの面の正三角形の頂点を含む正三角形が削られ正六角形となるので、 図のような正五角形と正六角形の図形ができます。
よって正二十面体なので
3×20=60 で
頂点の数は 60÷5=12 となるので
正五角形の数は12で、正六角形の数は20 となります。
◆神奈川県 ひろし さんからの解答。
【問題1】
正8面体の辺の数は、12個 頂点の数は、6個
【問題2】
正12面体の辺の数は、30個 頂点の数は、20個
【問題3】
B→C→Dで始まるパターンは
B→C→D→B
B→C→D→E→B
B→C→D→E→F→B
の3通り
同様に
B→C→F
B→D→C
B→D→E
B→E→D
B→E→F
B→F→C
B→F→E
についても3通りずつ、よって
3×8=24通り・・・・・答え
【問題4】
B→C→A→Dで始まるパターンは
B→C→A→D→B
B→C→A→D→E→B
B→C→A→D→E→F→B
の3通り
B→C→A→E
B→C→A→Fで始まるパターンも同様に3通りずつ
故にB→C→Aで始まるパターンは
3×3=9通り
また、B→C→Dで始まるパターンは
B→C→D→A→E→B
B→C→D→A→E→F→B
B→C→D→A→F→B
B→C→D→A→F→E→B
B→C→D→E→A→F→B
の5通り
B→C→Fで始まるパターンも同様に5通り
以上より、B→Cで始まるパターンは
9+5+5=19通り
同等にB→D、B→E、B→Fで始まるパターンも
19通りずつ
よって、19×4=76通り・・・・・答え
【おまけ】
正6角形は20個
正5角形は12個
問題1・2・おまけについては、展開図を書いていくとわかりやすいと思います。
◆石川県 Takashi さんからの解答。
≪T≫
正八面体 :辺⇒12本、頂点⇒ 6個
≪U≫
正十二面体:辺⇒30本、頂点⇒20個
≪V≫
点Bから出発して点Aを通らないで点Bに戻ってくるルートの数を数えるために、四角形CDEFに着目する。
まず、B⇒C⇒D⇒Bの様に、四角形の一辺のみを通るルートが8通り。
【右回りと左回りが有るから】
B⇒C⇒D⇒E⇒Bの様に、四角形の二辺を通るルートが8通り。
B⇒C⇒D⇒E⇒F⇒Bの様に、四角形の三辺を通るルートが8通り。
よって、24通り。
≪W≫
点Bから出発して点Aを通って点Bに戻ってくるルートを考えると、BからAに行く時とAからBに帰る時、四角形CDEFの別の頂点を通過しなければならない。
<z@>四角形の2点のみ通過するとき、
B⇒C⇒A⇒E⇒Bの様に、通過する四角形の2頂点は隣同士でも離れていてもどちらでも良いので
そのルートは、4×3=12通り。
<zA>四角形の3点を通過するとき、
[@]行きの時に四角形の2点を通過するとき、
行きの時通過する2点の選び方は、4×2=8通り。
そのとき、それぞれにおいて、帰り道に通る四角形上の一点は、2通り。
よって、16通り。
[A]帰りの時に四角形上の2点を通過するとき、
[@]と同様に、16通り。
<zB>四角形の4点を通過するとき、
[@]行きの時に四角形上の3点を通過するとき、
行きの時通過する3点の選び方は、4×2×1=8通り。
そのとき帰り道は残りの一点を通って帰って来る事しか出来ないので、1通り。
よって、8通り。
[A]行きの時に四角形上の2点を通過するとき、
行きの時通過する2点の選び方は、4×2=8通り。
そのとき、帰り道は残りの2点を両方通って帰って来るのだがその順番はどちらでも良いので、2通り。
よって、16通り。
[B]行きの時に四角形上の3点を通過するとき、
[@]と同様に、8通り。
よって合計は、
12+16+16+8+16+8=76通り。
◆大阪府 CHECK さんからの解答。
【問題1】
一般に正n面体がn個の正k角形で作られているとき、
その辺の数はnk/2本である
(∵各正k角形につきk本の辺があり、それがn面あるのでnk、
しかし、1つの辺につき2つの図形が必ず重複するので2で割る)
また、頂点の数はnk/(その一つの頂点を共有する図形の個数)である。
よって正8面体は8個の正三角形で構成されているので
辺の数は8×3÷2=12本
また、一つの頂点を4つの図形が共有しているので
頂点の数は8×3÷4=6個
【問題2】
問題1と同様に考えて辺の数は12×5÷2=30
頂点の数は12×5÷3=20個
【感想】
【問題3・4・おまけ】は僕の受けた中学入試にもありました(ような気がする)。
あのときはどういうやり方をしたのか忘れましたが解けました。
もう高校生なのでそれなりのやり方で今度は解こうかと思ったんですが・・・僕は個数の処理、確率、統計の3つは唯一数学で嫌いな分野。
今年のセンター試験でも、他の問題はすらすら行くが、この分野になると一瞬硬直してしまった(かろうじて満点でした)。
一つ言い忘れてましたが、僕は受験生じゃないです。
まだ高2なので。センターは某予備校でのセンター同時本番体験テストで受けました。
余談はそのくらいにしておいて、この問題、間違うのが恐いので解いてません。
問題3は暗算で24通りというのがでましたが不安。
おまけは答えを知ってるので・・・、正五角形が12個、正六角形が20個だったと思います。
小学生の頃だったらちゃんと解けたかもしれない(?)。
情けない・・・、来週は頑張ります。
◆東京都 よしだたけひろ さんからの解答。
【問題1】
正八面体の
辺の数: 3 * 8 / 2 = 12
頂点の数: 3 * 8 / 4 = 6
【問題2】
正十二面体の
辺の数: 5 * 12 / 2 = 30
頂点の数: 5 * 12 / 3 = 20
【問題3】
BCDB
BCDEB
BCDEFB
BCFB
BCFEB
BCFEDB
と、これらの中のCDEFを輪環の順に入れ替えた合計24とおり。
【問題4】
BからAまで行くのに何歩かかるか、AからBまで戻るのに何歩かかるかで場合分けをする。
2歩で行って2歩で戻るのを「22」で表記すると、
22: BCA?B (? には D,E,F のいずれか) ... 3通り
23: BCA??B (?? には DE,ED,FE,EF のいづれか)...4通り
24: BCA???B (??? には DEF,FED のいづれか)...2通り
32: 23 の逆順...4通り
33: BC?A??B (?-?? には D-EF,D-FE,F-DE,F-ED のいづれか)...4通り
42: 24 の逆順...2通り
これらで19(=3+4+2+4+4+2)通りある。
求めるのは、これらの中のCDEFを輪環の順に入れ替えた合計76通り。
◆埼玉県の中学校3年生 MASTER さんからの解答。
【問題1】
正八面体は、正三角形が8つ集まってできた立体なので、辺の数は8本、頂点の数は6個です。
【問題2】
正十二面体は、問題にものっていましたが、正五角形が12個集まってできた立体なので、辺の数は30本、頂点の数は20個です。
【問題3】
この問題は、Bを通る三角形(4つ)を中心に考えます。
まず、三角形を1つ通る道順は4つですが、逆順もOKなので8通りです。
次に、三角形を2つまたがって通る道順は同じく4つで、8通りです。
また、三角形を3つまたがって通る道順も4つで、8通りです。
三角形を4つまたがって通ることはできない(同じ辺を通ってしまう)ので、答えは24通りです。
◆ 問題へもどる
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