◆神奈川県 リリ さんからの解答
【問題1】3,4,0,1,
0,1,2,3,
2,3,4,0,
4,0,1,2
【問題2】3,4,0,1,2,
0,1,2,3,4,
2,3,4,0,1,
4,0,1,2,3,
1,2,3,4,0
【問題3】
タイルをs[0],s[1],s[2],s[3],s[4]と表す。
(s[0]〜s[4]は0,1,2,3,4のそれぞれ異なる数でどんな順番でも可)
タイルの最初の行を
s[0]s[1]s[2]s[3]s[4]s[0]s[1]s[2]s[3]s[4]s[0]s[1]s[2]...とn個並べる。
これに続く行は上のタイル列をタイル2個分左にずらして並べる。
2行目 s[2]s[3]s[4]s[0]s[1]s[2]s[3]s[4]s[0]...
3行目 s[4]s[0]s[1]s[2]s[3]s[4]s[0]s[1]s[2]...
以下、n行目までこれを繰り返す。
このとき、
a行1列目のタイルは s[mod(2(a-1),5)]
a行b列目のタイルはs[mod[(mod[2(a-1),5]+mod[b-1,5]),5]
で表される。
◆山梨県 Footmark さんからの解答
【問題1】0123
3401
1234
4012
【問題2】01234
34012
12340
40123
23401
【問題3】
色の決め方は次の2通りのどちらかが簡単。
◆宮城県 アンパンマン さんからの解答
【問題1】2,0,3,1,
1,4,2,0,
0,3,1,4,
4,2,0,3
【問題2】1,2,3,4,0,
4,0,1,2,3,
2,3,4,0,1,
0,1,2,3,4,
3,4,0,1,2
【問題3】
X(i,j)=(i,j)のマス目の色とすると
X(i,j) ≡2a-b (mod 5) または X(i,j) ≡2b-a (mod 5)
色と数字のマッピングを考えると
塗る方法数=2*(5!)=240方法 (a,bが十分大きいとき)
◆千葉県 なのはな子 さんからの解答
◆東京都 通りすがり さんからの解答
【問題1】1,2,3,4,
3,4,0,1,
0,1,2,3,
2,3,4,0
これの色を入れ替えたものと、それらの鏡像(裏返したもの)。
【問題2】1,2,3,4,0,
4,0,1,2,3,
2,3,4,0,1,
0,1,2,3,4,
3,4,0,1,2
これの色を入れ替えたものと、それらの鏡像(裏返したもの)。
【問題3】
(i,j)座標のマスの色をc(i,j)(=0,1,2,3,4)とすると、
a,b≧4の時、
c(i,j) = (i+2j) % 5
((i+2j)を5で割った余り。0≦i<a, 0≦j<b) ---(1)
または、
c(i,j) = (i+3j) % 5
(0≦i<a, 0≦j<b) ---(2)
((2)は(1)の鏡像(裏返したもの))
である。
【証明】
4×4マスの場合に示せば、それより大きいマスの場合は、その中の任意の4×4マスについて 考えれば、簡単にわかる。
条件1,2より、次の条件3がわかる。
条件3:下の図で、11の色は他の00〜22の色とは異なる。00, 10, 20,
01, 11, 12,
20, 21, 22
4×4マスの場合、00, 10, 20, 30,
01, 11, 12, 31,
20, 21, 22, 32,
30, 31, 32, 33
上の図で、11を中心に条件1,2を、12を中心に条件3を適用すると、
c(1,2)=c(0,0) または、c(2,0)
また同様に、22を中心に条件1,2を適用すると、
c(1,2)=c(3,1) または、c(3,3) となる。
c(1,2)=c(2,0)=c(3,1)とすると、21を中心に条件2に矛盾。
c(1,2)=c(0,0)=c(3,3)とすると、22に上と同様のことを考えると、
c(2,1)≠c(1,2)より、c(2,1)=c(2,0)=c(3,1)となり矛盾。
よって、
c(1,2)=c(0,0)=c(3,1) ---(1*)
または、
c(1,2)=c(2,0)=c(3,3) ---(2*)
となる。
全体を90度ごとに回転したものを考えることで、
(1*)の場合、(1)、(2*)の場合、(2)となる。
◆東京都 友葉 さんからの解答
一般解だけ示します。
M * N の長方形に五色の色を塗り分ける。
この色を、0, 1, 2, 3, 4 で表す。
また、(i, j) の位置の色を、c(i, j) で表す。
次のように再帰的に色を定義する。
c(0, 0) = 0
c(i, j+1) = c(i, j) + 2 mod 5
c(i+1, j) = c(i, j) + 1 mod 5
このとき、任意の 3 * 3 の正方形で、条件を満たしていることを言えば良い。
c(i, j) = 0 としても以下は一般性を失わない。
(i, j) | (i, j+1) | (i, j+2) | 0 | 2 | 4 | |
(i+1,j) | (i+1,j+1) | (i+2,j+1) | c===> | 1 | 3 | 0 |
(i+2,j) | (i+2,j+1) | (i+2,j+2) | 2 | 4 | 1 |
◆愛知県 Y.M.Ojisan さんからの解答
【問題1、2】
【問題3】
色番号=a+2*b mod 5
およびその色交換や反転したもの。
∵下図[1]の枠を中心および端として条件1を適用すると、下図「緑」の枠は[1]と同じ色にできない。
従って、条件2のためには下図破線内の3×3枠のうち、[2]か[3]の一方は[1]と同じ色である。
いま[2]であるとする。[3]は上下反転で対称になる。
同様に破線枠内で[4]には[2]と[5]が対応し、[2]が使えないので[5]と[4]は同じ色でなければならない。
以上を繰り返せば破線枠内の色配置が決定する。
この破線枠を中心に周辺の3×3枠は同様にして一意に決まり選択の余地は無い。
よって色配置は問題1、2解答のような一定方向の桂馬飛び配置のみである。
◆東京都 You.O さんからの解答
第a行b列のマス目を(a,b)で表し、このマス目の色番号をC(a,b)で表すことにする。
【問題1】
与えられた条件1により、5つのマス目
(1,2),(2,1),(2,2),(2,3),(3,2)の色はすべて異なるので、これらのマス目の色番号をそれぞれ、
C(1,2)=0,C(2,1)=1,C(2,2)=2,C(2,3)=3,C(3,2)=4とする。
このとき条件2により、4つのマス目
(1,1),(1,3),(3,1),(3,3)の色番号の組み合わせは、
(C(1,1),C(1,3),C(3,1),C(3,3))=(3,4,0,1),(4,1,3,0)の2通りしかない。
この組み合わせを決めてしまうと、条件1および条件2によって残りのマス目の色は自動的に(一意に)決定される。
これらの場合について、4行×4列すべてのマス目の色の塗り方を図1および図2に示す。
実際には、5つのマス目(1,2),(2,1),(2,2),(2,3),(3,2)の色の決め方は
5!=120(通り)あり、その各々に対して4つのマス目
(1,1),(1,3),(3,1),(3,3)の色の決め方が2通りずつあるから、
左上の3行×3列のマス目について、その色の決め方は
120×2=240(通り)となる。
この9つのマス目の色を決定すると、残りのマス目の色は一意的に定まるから、色の塗り方の総数も240通りであることがわかる。
【問題2】
問題1と同様、左上の3行×3列のマス目について、その色の決め方は240通りあり、この9つのマス目の色を決定すると、残りのマス目の色は一意的に定まるから、色の塗り方の総数はやはり240通りとなる。
5つのマス目(1,2),(2,1),(2,2),(2,3),(3,2)の色番号がそれぞれ
C(1,2)=0,C(2,1)=1,C(2,2)=2,C(2,3)=3,C(3,2)=4の場合について、5行×5列すべてのマス目の色の塗り方(2通り)を図3および図4に示す。
【問題3】
問題1,問題2と同様に考えると、色の塗り方の総数はマス目の大きさにかかわらず240通りであることがわかる。
そして、その塗り方の必要十分条件は次の通りである。
(T)すべての(a,b)に対してC(a,b)∈{0,1,2,3,4}
(U)C(1,2),C(2,1),C(2,2),C(2,3),C(3,2)はすべて異なる
(V)次の(@),(A)のいずれかが成り立つ
(@)(p=a+1 かつ q=b+2)または(p=a+2 かつ q=b-1)ならばC(a,b)=C(p,q)
(A)(p=a+2 かつ q=b+1)または(p=a-1 かつ q=b+2)ならばC(a,b)=C(p,q)
実際には、問題2で条件を満たすように5行×5列のマス目の色を塗ることができたならば、残りのマス目についてはその5行上または5列左のマス目と同じ色を塗ればよい。
つまり、条件を満たすように色を塗った5行×5列のマス目を単位として、それらをタテ・ヨコに並べることによって、任意の大きさのマス目に対する色の塗り方が得られる。
ただし、行(または列)の数が5に満たない場合については、5行(5列)のマス目に色を塗った状態から不要な行(列)を取り除けばよい。
2行×12列のマス目の塗り方の例を図5に示す。
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