◆東京都 かえる さんからの解答。
【問題1】
△PBC、△PCA、△PABの面積をそれぞれl、m、nと置けば、
BD:DC=n:m
CE:EA=l:n
AF:FB=m:l
△PEF=△PEA+△PFA−△AEF
| =m・ | n n+l |
+n・ | m l+m |
−(l+m+n)・ | m l+m |
・ | n n+l |
| = | lmn (n+l)(l+m) |
同様にして、
| △PFD= | lmn (l+m)(m+n) |
| △PDE= | lmn (m+n)(n+l) |
| lmn (n+l)(l+m) | =5 |
| lmn (l+m)(m+n) | =8 |
| lmn (m+n)(n+l) | =9 |
△ABC=l+m+n=60+30+20=110・・・(答)
【問題2】
円O:x2+y2=r2 (r>0)
直線m:y=m (m>r)
点P(p,m)
点A:(0,±r) 直線n:y=±r(複合同順)
と置く。
直線PQ、PRはx軸と平行でないので、
(x−p)+t(y−m)=0・・・(1)と書ける。
これが円Oと接する ⇔ 原点との距離がr
より、点と直線の距離の公式を用いて、
| ┃−p−tm┃ (1+t2)1/2 | =r |
| t= | −mp±r(m2+p2−r2)1/2 m2−r2 | ・・・(2) |
(ア)点A:(0,r) 直線n:y=r・・・(3)の場合
(1)に(2)を代入して(3)と連立すれば、
| (Q、Rのx座標)= | pr±r(m2+p2−r2)1/2 m+r |
| QA×RA=−(Qのx座標)・(Rのx座標)= | r(m−r) m+r |
従って、pの値、すなわち点Pの位置によらず、QA×RAは一定
(イ)点A:(0,−r) 直線n:y=−r・・・(4)の場合
(1)に(2)を代入して(4)と連立すれば、
| (Q、Rのx座標)= | −pr±r(m2+p2−r2)1/2 m−r |
| AQ×AR=−(Qのx座標)・(Rのx座標)= | r(m+r) m−r |
従って、pの値、すなわち点Pの位置によらず、QA×RAは一定
以上より、題意は示された。