『中学生からの挑戦状Part10』解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題1】

Bは平方数であるから、
B≡0または1(mod 3)

90A≡0 (mod 3)であるから、
50B≡O (mod 3)
2B≡0 (mod 3)
B≡0 (mod 3)

B=N2
3桁の数であるから、
10≦N≦31 で3の倍数でなければならない。

N=12,15,18,21,24,27,30

N=15 のとき B=225
50B=11250
A=125

Aは2桁の数であるから、題意を満たす候補は、
N=12,B=144,A=80

90*80=50*144=7200
これは題意を満たす。

答え A=80,B=144


◆京都府 ぺぺぺ さんからの解答。

【問題1】

90A=50B
A=
B −−−(1)

条件から10≦A<100

式(1)を代入すると
10≦
B<100

18≦B<180

Bは3桁の平方数なので候補は
100、121、144、169のいずれか

Aは自然数なので式(1)から、Bは9で割り切れる

上記のうち9で割り切れるのは144のみ
B=144

式(1)からA=80

答え A=80,B=144

【問題2】

∠CED=75度

AからBCに下ろした推薦の足をHとすると
∠HAC=75度

二角相等で△ACH∽△ECD

これら2つの三角形の斜辺の比は2:1なので
面積比は4:1となる

つまり△ACH=△ECD×4

次にCからABの延長線に下ろした垂線の足を I とすると
△ACIと△ACHについて

∠ICA=15度
∠CAI=75度
辺AC共有

よって△ACI≡△ACH

以上から
 求める面積△ABC+△CDE×4
=△ABC+△ACI
=△BCI

BI=

CI=×

△BCI= ×

答え 


◆滋賀県の中学校1年生 西尾 恭史 さんからの解答。

【問題1】

Aは2桁の自然数なので最高は95。

A:B=5:9

95×1.8(9÷5)=171。

100以上171未満で平方数は
100・121・144・169 の4つ。

この中で9の倍数なのは、144。

144×(5÷9)=80

A=80,B=144


◆東京都 鳳 奥人 さんからの解答。

【問題1】

90A=50B だから B=(9/5)A

Bが平方数になるためには、Aは平方数に5をかけた数でなければいけない。
(Bは自然数だからAは5で割りきれなければならないし、9がすでに平方数だからAを5で割った商も平方数でないとBが平方数にならない)

Aは2桁だから、Aの候補は20, 45, 80の3つ。
このうち、Bが3桁になるのはA=80のときだけ。
このときB=144。

答え:Aは80、Bは144。


◆神奈川県 ココちゃん さんからの解答。

【問題1】

およその合計金額をCとして大体いくらかと考えました。

Aは2桁であるからおよその合計金額Cは
90円×99個=8910円より少ないはず

3桁の平方数Bは178より小さい
(およその合計金額Cを50円で割ると8910/50=178あまり10)

そのとき3桁の平方根は10(平方数は100)から13(平方数は169)

B=100本のとき合計金額=5000、90円で割れない
B=121本のとき合計金額=6050、90円で割れない
B=144本のとき合計金額=7200、90円で割ると80個
B=169本のとき合計金額=8450、90円で割れない

よってAは80、Bは144


◆兵庫県 たまはち さんからの解答。

【問題1】

問題文より90A=50B →9A=5B。−(1)

よってAは因数として5(5はAの約数)、Bは因数として9(9はBの約数)であることが分かる。−(2)

また、Bは3桁の平方数であるから、
B=100、121、144、169、196のいずれかである。

これらを素因数分解すると、

 B=100=10×10=(2×5)×(2×5)
 B=121=11×11
 B=144=12×12=(2×2×3)×(2×2×3)=(2×2×2×2)×(3×3)
 B=169=13×13
 B=196=14×14=(2×7)×(2×7)となる。

(2)の条件より、Bは9を因数として持つわけだから、B=144であることが分かる。
よって、(1)式よりA=80が分かる。
そして、これは(2)の条件を満たしている。

答え A=80、   B=144

【問題2】

まず、辺ABを点A側へ延長した線に、点Cから垂線を下ろす。
この交点をFとする。

このとき、∠CFB=90°、∠FBC=60°であることから、∠FCB=30°となる。

よって∠FCA=15°。
これから、∠FAC=75°となる。

また、∠DEC=75°であることから、△ECDと△AFCは、3つの角が等しいので、相似な図形であることが分かる。

また、問題条件より、辺AC:辺CE=2:1であることから、
△AFC:△ECD=2:1となる。

よって△AFCの面積S1と△ECDの面積S2は
S1=4×S2となる。

問題より、求めるべき面積は、△EDCの4倍+△ABCであるから、
 △EDC(S2)×4+△ABC = △AFC(S1)+△ABC = △FBC
と同じことである。

よって、求める面積は、直角三角形FBCの面積ということになる。

辺BC=2であり、また△FBCの角度は、それぞれ30°60°90°であることから、

 辺FC=、辺CF=
(∵1:2:の比率)

となり、△FBCの面積はとなる。

よって、求める面積は  である。

答え  


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