『本当に得なのは?』解答
◆山梨県 Footmark さんからの解答。
【答え】
Bの提案にのるよりも、Aの提案にのる方が得。
[ 理由 ]
Aに向かって次のいずれかを言うものとする。
- 「あなたから、10$のお金も100万$を超えるお金ももらいません。」
- 「あなたから、10$以外で100万$以下のお金をもらいます。」
以後、これを「言ったこと」と呼ぶことにする。
すると、Aにとって、
- (本当の場合の)ちょうど10$のお金をやるのは、「言ったこと」がウソになるので不可。
- (ウソの場合の)10$に満たないお金をやるのは、「言ったこと」が本当になるので不可。
- (ウソの場合の)10$を超えるお金をやるとき、その額が100万$以下なら、「言ったこと」が本当になるので不可。
- (ウソの場合の)10$を超えるお金をやるとき、その額が100万$を超えるなら、「言ったこと」がウソになるので可能。
それ故、この方法をとると、Aから100万$を超えるお金をもらえることになる。
一方Bの場合は、もらえるお金が10$以上100万$以下である場合もあり得る。
よって、Aからもらえる金額の期待値>Bからもらえる金額の期待値。
(ただし、限度額(有限)はAもBも同額で、許される金額すべてが平等であるものとする。)
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