『小学生からの挑戦状 Part5』解答


◆大阪府 らぶりぃナナちゃん さんからの解答。

【問題1】

11

【問題2】

【問題3】

10

【問題4】

A○B=2*(A+B)
A□B=(A+B)+1
A△B=2*max(A,B)

他にも答えがありそうな気がします。
こういう問題も面白いですね。


◆島根県の高校生 支離滅裂 さんからの解答。

【問題4】

4○13=34,8○9=34なので、
4○13=8○9=34となる○を考えると
…○の両隣の数の和を2倍する。

4□13=18,8□9=18なので、
4□13=8□9=18となる□を考えると
…□の両隣の数の和に1を加える。

△は両隣の数について3を2 または 偶数を2と考えて積を求める。

【問題1】

上記より、(1/2+5)*2=11

【問題2】

上記より、6+X+1=14 ∴X=7

【問題3】

上記より、
(2+8)*2+(7+6+1)-(2*2)=30


◆兵庫県 MCK-MARCOT さんからの解答。

ちょっと前後して問題4から

【問題4】

A○B → (A + B) × 2
A□B → A + B + 1
A△B → AとBで数の大きい方×2

この式をそれぞれの問いに当てはめて

【問題1】

1/2○5 = (1/2 + 5) × 2 = 11/2 × 2 = 11
答え:11

【問題2】

6□X=14 = 6 + X + 1 = 14 = 7 + X = 14
→ X = 14 - 7 = 7

答え:7

【問題3】

(2○8)+(7□6)-(8△12)
= (2 + 8) × 2 + (7 + 6 + 1) - 12 × 2
= 32 + 14 - 24 = 22

答え:22

久々に頭の体操をしました。こういった問題は好きです。
△の計算式を見つけるのが手こずりましたね。


◆東京都の高校生 MATIX さんからの解答。

【問題4】

○・・・2つの数字を足したものを2倍する。
つまり A○B=(A+B)×2

□・・・2つの数字を足したものに1を足す。
つまり A□B=A+B+1

△・・・2つのうち大きいほうを2倍する。
つまり 
A△B
=2×A(A>Bのとき)
=2×B(B>Aのとき)
=2×AまたはB(A=Bのとき)

そこで、【問題1】〜【問題3】を考えると・・・。

【問題1】


○5=(
+5)×2=11

【問題2】

6□X=6+X+1=14
これより、X=7

【問題3】

 (2○8)+(7□6)−(8△12)
=(2+8)×2+(7+6+1)−2×12
=32+14−24
=22

私から問題を出してもいいかなあ?
これじゃあ、 『高校生からの挑戦状 Part??』になっちゃうよ。

【問題4+1】

A○B=A□Bとなる自然数はあるか?
A△B=A○Bとなる自然数はあるか?
A□B=A△Bとなる自然数はあるか?

【問題4+2−1】

結合法則 (A¥B)¥C=A¥(B¥C)は成り立つか?
¥には○△□を入れるものとする。

【問題4+2−2】

分配法則 (A¥B)¥C=(A¥C)¥(B¥C)は成り立つか?
¥には○△□を入れるものとする。


◆大阪府の高校生 Y.M さんからの解答。

とりあえず規則がはっきりしないことには進めないだろうと思われたので、4番目からやっていきます。

【問題4】

//各々の規則(推測)//…(*) 

X○Y=2(X+Y) 
X□Y=X+Y+1
X△Y
 ---X>Yの時 X△Y=2X
 ---X<Yの時 X△Y=2Y でしょうか?

サンプルが5つずつしかないので何とも言えないのが現状であったり(--;
例えば実際"○"の規則は
X○Y=2(X+Y)+(X-11)(X-8)(X-5)(X-4)(X-3)(Y-13)(Y-9)(Y-7)(Y-3)(Y-2)…
どといくらでも作れるのではないかな、と意地悪な考え方もしましたが、ただこの規則(*)が一番適当であると思われるのでこのままで突っ切ります。

【問題1】

1/2○5=2(11/2)=11  より、
答え・11

【問題2】

6□X=6+X+1=14  より、
答え・7

【問題3】

(2○8)+(7□6)-(8△12)=2*10+(7+6+1)-(2*12)=20+14-24=10  より、
答え・10

この問題は、他の解き方があるのでしょうか?


◆埼玉県 KATSUHILO・K’ さんからの解答。

【問題1】

a○b=2・(a+b)より
1/2○5=2・(1/2+5)=11

[答え:11]

【問題2】

c□d=c+d+1より
6□X=1+6+×=7+×=14 ⇒×=7

[答え:7]

【問題3】

e≦fのとき、e△f=2・fなので、

(8△12)=2・12=24・・・・・(3)
(2○8)=2・(2+8)=20・・・・・・(1)
(7□6)=7+6+1=14・・・・・・(2)より、
(2○8)+(7□6)-(8△12)=(1)+(2)-(3)=20+14-24=10

[答え:10]

【問題4】

○は○の両側にある数字の和を2倍します。

5○3 = 2・(5+3) = 16,
3○7 = 2・(3+7) = 20,
4○13 = 2・(4+13) = 34,
11○2 = 2・(11+2) = 26,
8○9 = 2・(8+9) = 34

□は□の両側にある数字の和に1を足します。

5□3 = 5+3+1 = 9 ,
3□7 = 3+7+1 = 11,
4□13 = 4+13+1 = 18,
11□2 = 11+2+1 = 14,
8□9 = 8+9+1 = 18

△は△の両側にある数字の大きい方を2倍します。

5△3 = 2・5 = 10,
3△7 = 7・2 = 14,
4△13 = 13・2 = 26,
11△2 = 11・2 = 22,
8△9 = 9・2= 18


◆千葉県 菜花子 さんからの解答。

【問題1】

1 - ○5=11 2

○=x2+2x

1 - x2+2x 5=11 2

【問題2】

6□X=14
X=7

□=+1+
6+1+X=14
X=7

【問題4】

------------ 
□=+1+ 
------------   
 5+1+ 3= 9  
 3+1+ 7=11  
 4+1+13=18  
11+1+ 2=14  
 8+1+ 9=18
------------
○=x2+2x  
------------ 
 5 x2+2x 3=16  
 3 x2+2x 7=20 
 4 x2+2x13=34 
11 x2+2x 2=26 
 8 x2+2x 9=34

◆神奈川県の中学校3年生 omega さんからの解答。

【問題1】

11

【問題2】

【問題3】

10

【問題4】

A○B=(A+B)×2
A□B=A+B+1
A△B=max(A,B)×2


◆長崎県 しゅーせー さんからの解答。

○に関する式の解は、「○を囲む2つの数の和」を2倍したもの。
つまり、○の式の法則は、(a+b)×2

□に関する式の解は、「□を囲む2つの数の和」に1を足したもの。
つまり、□の式の法則は、a+b+1

△に関する式の解は、「△を囲む2つの数の和」から、「△を囲む2つの数の差の絶対値」を足したもの。
つまり、△の式の法則は、(a+b)+|(a−b)|

問題1について、○の法則に従ってそれぞれ数を代入すると、

○5は、(
+5)×2= 1+10
×2=11 

問題2について、
6□X=14なので、□の法則に従って、それぞれ数を代入すると、
6+X+1=14と表わせる。それゆえ、X=7

問題3について、○□△の法則に従ってそれぞれ数を代入すると、

(2○8)+(7□6)−(8△12)
={(2+8)×2}+{7+6+1}−{(8+12)+|(8−12)|}
=20+14−(20+4)
=34−24
=10
問題4について、上述したが、○については、「○を囲む2つの数の和」を2倍したもの。
つまり、○の式の法則は、(a+b)×2

□に関する式の解は、「□を囲む2つの数の和」に1を足したもの。
つまり、□の式の法則は、a+b+1

△に関する式の解は、「△を囲む2つの数の和」から、「△を囲む2つの数の差の絶対値」を足したもの。
つまり、△の式の法則は、(a+b)+|(a−b)|

p.s.小学生の問題で、絶対値を使わずに式を表わすことができるのか考えています。

【問題4+1】

※A○B=A□Bとなる自然数はあるか?

○と□のそれぞれの式を代入すると、
2(A+B)=A+B+1
A+B=1となり、A+B=1になる自然数は存在しないため、
A○B=A□Bとなる自然数はないと考えられる。

※A△B=A○Bとなる自然数はあるか?

△と○のそれぞれの式を代入すると、
(A+B)+|(A−B)|=2(A+B)
|(A−B)|=A+B

A−B≧0の場合、
 A−B=A+B
 2B=0
 B=0 となり、0は自然数ではないので、
 A−B≧0のときA△B=A○Bとなる自然数はない。

A−B<0の場合、
 −A+B=A+B
 2A=0
 A=0となり、
 A−B<0のときもA△B=A○Bとなる自然数はない。 

※A□B=A△Bとなる自然数はあるか?

 □と△のそれぞれの式を代入すると、
 A+B+1=(A+B)+|(A−B)|
 |(A−B)|=1
 A−B=±1

 よって、AとBの差が±1である場合
 A□B=A△Bとなる自然数は存在すると考えられる。

【問題4+2−1】

結合法則 (A¥B)¥C=A¥(B¥C)は成り立つか?
¥には○△□を入れるものとする。

※○の場合、
 (A○B)○C=A○(B○C)
 2(A+B)○C=A○2(B+C)
 2{2(A+B)+C}=2{A+2(B+C)}

 それぞれ2で割ると、
 2(A+B)+C=A+2(B+C)
 2A+2B+C=A+2B+2C
 A=C となり、
 A=Cのときに成り立つ。

※□の場合、
 (A□B)□C=A□(B□C)
 (A+B+1)□C=A□(B+C+1)
 (A+B+1)+C+1=A+(B+C+1)+1
 A+B+C+2=A+B+C+2
となり、成り立つ。

※△の場合、
(A△B)△C
=A△B+C+|A△B−C|
=A+B+|A−B|+C+|A+B+|A−B|−C|

A−B≧0のとき、
2A+C+|2A−C|
2A−C≧0のとき、4A

2A−C<0のとき、2C

A−B<0のとき、
2B+C+|2B−C|

2B−C≧0のとき、4B

2B−C<0のとき、2C

 A△(B△C)
=A+B△C+|A−B△C|
=A+B+C+|B−C|+|A−(B+C+|B−C|)|

B−C≧0のとき、
A+2B+|A−2B|

A−2B≧0のとき、2A

A−2B<0のとき、4B

B−C<0のとき、
A+2C+|A−2C|

A−2C≧0のとき、2A

A−2C<0のとき、4C

(A△B)△C=A△(B△C)となるのは、
(A△B)△C=A△(B△C)=4Bとなるとき。

つまり、A<B、2B≧Cを満たし、さらにB≧C、A<2Bを満たすときなので、
A<B≧Cのとき、(A△B)△C=A△(B△C)は成り立つ。

【問題4+2−2】

分配法則 (A¥B)¥C=(A¥C)¥(B¥C)は成り立つか?
¥には○△□を入れるものとする。

※○のとき
(A○B)○C=(A○C)○(B○C)
2{2(A+B)+C}=2(A+C)○2(B+C) 
2{2(A+B)+C}=2{2(A+C)+2(B+C)}

 両方を2で割ると、
2(A+B)+C=2(A+C)+2(B+C)
2A+2B+C=2A+2C+2B+2C
C=2C+2C
3C=0
C=0

よって、C=0のとき成り立つ。

※□のとき
(A□B)□C=(A□C)□(B□C)
(A+B+1)+C+1=(A+C+1)+(B+C+1)+1
A+B+C+2=A+B+2C+3
C=−1

よって、C=−1のとき成り立つ。

※△のとき、
(A△B)△C=(A△C)△(B△C)

(A△B)△Cについて、
=A△B+C+|A△B−C|
=A+B+|A−B|+C+|A+B+|A−B|−C|

A−B≧0のとき、
2A+C+|2A−C|

2A−C≧0のとき、4A

2A−C<0のとき、2C

A−B<0のとき、
2B+C+|2B−C|

2B−C≧0のとき、4B

2B−C<0のとき、2C

(A△C)△(B△C)について、
(A△C)+(B△C)+|(A△C)−(B△C)|
=A+C+|A−C|+B+C+|B−C|+|A+C+|A−C|−(B+C+|B−C|)|

A−C≧0、B−C≧0のとき、
2A+2B+|2A−2B|

2A−2B≧0(A≧B)ならば、4A

2A−2B<0(A<B)ならば、4B

A−C≧0、B−C<0のとき、
2A+2C+|2A−2C|
4A

A−C<0、B−C≧0のとき、
2C+2B+|2C−2B|
4B

A−C<0、B−C<0のとき、
4C

(A△B)△C=(A△C)△(B△C)が成り立つのは、
1.(A△B)△C=(A△C)△(B△C)=4Aのとき

もしくは、

2.(A△B)△C=(A△C)△(B△C)=4Bのとき

従って、
1.a:A≧B、2A≧Cを満たし、なおかつA−C≧0、B−C≧0を満たすとき。
つまり、A≧B≧Cのとき成り立つ。

または、

1.b:A≧B、2A≧Cを満たし、なおかつA≧C、B<Cを満たすとき。
つまり、A≧C>Bのとき成り立つ。

もしくは、
2.a:A<B、2B≧Cを満たし、なおかつA≧C、B≧Cを満たすとき。
つまり、B>A≧Cのとき成り立つ。

または、
2.b:A<B、2B≧Cを満たし、なおかつA<C、B≧Cを満たすとき。
つまり、B≧C>Aのとき成り立つ。


◆島根県の高校生 支離滅裂 さんからの解答。

【問題4+1】

A○B=A□B
2(A+B)=A+B+1
2A+2B=A+B+1
A+B=1

これはA,Bが自然数の範囲では成り立たない。

A△B=A○B
自分の解答を利用した場合

(@)AかBが3または偶数の時
2A=2A+2B
B=0

これはBが自然数の範囲ではない。

(A)AもBも3または偶数の時
4=2A+2B
A+B=1

(B)AもBも3または偶数ではない時
AB=2A+2B
2A+2B-AB=0

これが恒等式と仮定すると…
A(2-B)+2B=0

これよりB=2と0となり矛盾が生じる。
したがってこれは恒等式ではない。

よって、A△B=A○BはA,Bが自然数の範囲では成り立たない。

●別解

(@)A≧Bの時
2A=2A+2B
B=0

これはBが自然数の範囲ではない。

(A)A≦Bの時
2B=2A+2B
A=0

これはBが自然数の範囲ではない。

よって、A△B=A○BはA,Bが自然数の範囲では成り立たない。

A□B=A△B

(@)AかBが3または偶数の時
A+B+1=2A
A-B=1

これはA,Bが自然数の範囲で成り立つ。

(A)AもBも3または偶数の時
A+B+1=4
A+B=3

これはA,Bが自然数の範囲で成り立つ。

(B)AもBも3または偶数でない(つまり3以外の奇数)時

A=2m+1,B=2n+1(m,nは1以外の自然数か0)とすると、
(2m+1)+(2n+1)+1=(2m+1)(2n+1)
2m+2n+3=4mn+2m+2n+1
mn=1/2

これはm,nが1以外の自然数か0の範囲では成り立たない。
従ってA+B+1=ABは成り立たない。

よって、A□B=A△Bとなる自然数は存在する。
(AもBも3または偶数以外)

●別解

(@)A≧Bの時
A+B+1=2A
A-B=1

これは成り立つ。

(A)A≦Bの時
A+B+1=2B
B-A=1
これは成り立つ。

よって、A□B=A△Bとなる自然数は存在する。

【問題4+2−1】

(A○B)○C=A○(B○C)

4A+4B+2C=2A+4B+4C
A=C

従って、(A○B)○C=A○(B○C)はA=Cのとき成り立つ。

(A□B)□C=A□(B□C)

A+B+C+2=A+B+C+2
となり、成り立つ。

(A△B)△C=A△(B△C)

(@)AかBかCが3または偶数の時
2AB=2AB
AB=AB
となって、成り立つ。

(A)AかBかCの内2つが3または偶数の時
4A=4A
A=A
となって、成り立つ。

(B)AもBもCも3または偶数の時
8=8となり、成り立つ。

よって、(A△B)△C=A△(B△C)は成り立つ。

●別解

(@)A≧B≧CでA≧2Bの時
A=Aとなり成り立つ。

(A)A>B≧CでA<2Bの時
4A=4B  ∴A=B

従って、A=Bのとき成り立つ。

(B)A≦B,B≧Cの時
4B=4B  ∴B=B

従って成り立つ。

よって、成り立つ。(A<2Bの時はA=Bの時のみ)

【問題4+2−2】

(A○B)○C=(A○C)○(B○C)

4A+4B+2C=4A+4B+8C   ∴C=0

よって、C=0の時成り立つ。

(A□B)□C=(A□C)□(B□C)

A+B+C+2=A+B+2C+3   ∴C=-1

よって、C=-1の時成り立つ。

(A△B)△C=(A△C)△(B△C)

AとBうちの少なくてもどちらか一方が3または偶数の時、C=1の時なりたつ。
全て3または偶数の時、成り立つ。

●別解

全て成り立つ。

注:別解は△を『2つのうち大きいほうを2倍する。』と考えているものとする。


◆東京都の小学生 123 さんからの解答。

【問題1】

(1/2+5)×2=11

答え,11           

【問題2】

6+X+1=14
X=7


◆京都府の高校生 ななし さんからの解答。

【問題4】

△→A+B+|A-B|


 『小学生からの挑戦状 Part5』へ

 数学の部屋へもどる