『ポーカーの確率』

『ポーカーの確率』解答


◆石川県 Takashi君 さんからの解答。

52枚から5枚を選ぶ組み合わせをCとすると、
C=52!
5!・47!
=2,598,960

  1. ロイヤルストレートフラッシュは、スペード・ハート・ダイヤ・クラブの4通りがあるから、

    =0.0001539%

  2. 並んだ5枚のカードの先頭のカードが、52枚の内どれであっても1通りのストレートフラッシュが出来るがロイヤルストレートフラッシュ<以下 R.S.F.>は除くので、
    48
    =0.0018469%

  3. フォーカードは4枚そろうカードの数字について 13通り、
    そのそれぞれについて5枚目のカードは残る 48枚のどれであってもよいので、
    13×48
    =0.0240096%

  4. フルハウスは、スリーカードの部分の組み合わせは13種類の数字について3枚のカードの揃え方が4種類あるので
    13×4=52通り、
    ワンペアの部分は残り12種類の数字について2枚のカードの揃え方が6種類あるので
    12×6=72通り

    52×72
    =0.1440576%

  5. ストレートは、並んでいる5枚のカードの先頭がA〜Kのどれでもよいので 13通り、その5枚のカードのそれぞれに4種類のマークのいずれかがついているので
    5=1024通りだがストレートフラッシュ<以下 S.F.>とR.S.F.はのぞきたいので5枚のマークがそろう組合せ4通りを差し引いて1020通り

    13×1020
    =0.5102041%

  6. フラッシュは5枚のカードのマークが同じであればよいので、
    135×4=5148通りだがS.F.とR.S.F.は除くので
    5148−52=5096通り

    5096
    =0.1960784%

  7. スリーカードは3枚そろう組合せが13×4=52通り【4.参照】
    残りのカードは残りの数字の48枚からペアにならない様に選んで
    48×47
    −12×6=1056通りで

    52×1056=54912通り

    54912
    =2.1128451%

  8. ツーペアはペアになる数字の組合せが、
    13×12
    =78通り、

    2組のペアについてマークの組合せがそれぞれ6通り、
    余りのカードは2組のペアと違う11種類の数字44枚のカードが考えられるので44通り

    78×6×6×44
    =4.7539016%

  9. ワンペアはペアになる数字の組合せが13通りでカードのマークの組合せが6通りなので
    13×6=78通り、

    残りの3枚は12種類の数字の中の別々の数字3つになるので
    12×11×10
    =220通りで、
    3枚のカードのそれぞれが4種類のマークのどれであってもよいので
    220×43=14080通り

    78×14080
    =42.2569028%


◆京都府 坂井 宏之 さんからの解答。

【ポーカーの役の起こる確率の計算】

●ALL(オール)

52枚の札から5枚取り出す組み合わせ
525=2598960

●ROYAL STRAIGHT FLUSH

4種類のスーツのそれぞれで(1,10,11,12,13)であるから、4通り。

確率 1/649740

●STRAIGHT FLUSH

同一種類の札ばかりで、数字が順番に並ぶ役札。

例えばハートで

1,2,3,4,5
  2,3,4,5,6
    3,4,5,6,7
      4,5,6,7,8
        5,6,7,8,9
          6,7,8,9,10
            7,8,9,10,11
              8,9,10,11,12
                9,10,11,12,13 
13−(5−1)=9

4種類で、9×4=36

確率 1/72193

●4 OF A KIND

同一数の札4枚と、他何か1枚とでできている役札。

1a ,☆2a ,☆3a ,☆4a,★
(1≦a≦13)
☆、★はハート、ダイヤ、クラブ、スペードのどれか。

同一の数が4枚決まると、1〜Kの13通り。
他の数の決め方は52−4=48通り。

13×48=624

確率 1/4165

●FULL HOUSE

同一数の札2枚と、それ以外の同一数の札3枚からできている役札。

1a ,☆2a ,★1b ,★2b,★3b
(1≦a≦13),(1≦b≦13),(a≠b)
☆、★はハート、ダイヤ、クラブ、スペードのどれか。

4枚の違った種類の札から、同じ数字の札を2枚選ぶ場合を考えると、ポーカーでは役の並びの順列までは考えないから、
42で同じ数字の中で6通り。

それが1〜Kまで13通りあるから

6×13=78

後の3枚の計算になるが、上の計算で2枚使った数以外の数は12通り。

それぞれの数に4種類のスーツがあるから、

12×43=48

全体を計算すると

(42×13)×(43×12)
=78×48
=3744

確率 1/694

●FLUSH

同一種類の札だけでできており、ROYAL STRAIGHT FLUSH、STRAIGHT FLUSH以外の役札

a ,☆b ,☆c ,☆d,☆e
(1≦a≦9),(a<b<c<d<e),(e≦13)
☆はハート、ダイヤ、クラブ、スペードのどれか。

一種類の札で考えると、13枚から5枚取り出す場合は
135=1287

4種類のスーツがあるから、
1287×4=5148

そこからROYAL STRAIGHT FLUSHとSTRAIGHT FLUSHを引くと、

5148−(4+36)=5108

確率 1/509

●STRAIGHT

ROYAL STRAIGHT FLUSHやSTRAIGHT FLUSHと同様な数字の並びで、同一種類でない札が1枚以上ある役

☆1  ,☆10 ,☆11 ,☆12 ,☆13
☆a+0,☆a+1,☆a+2,☆a+3,☆a+4
(1≦a≦9)
☆はハート、ダイヤ、クラブ、スペードのどれかで、少なくとも1枚は同種類でない。

一つの種類の札で考えると数字の並びは

{13-(5-1)}+1=10

札の数からいけばこの役の5枚のそれぞれ札は4通りのスーツがあるから、
5=1024になるから
計 10×1024=10240になる。

ただしこの中からROYAL STRAIGHT FLUSHやSTRAIGHT FLUSHの40通り分を引かなければならない。

10240−40=10200

確率 1/255

●3 OF A KIND

同一数字が3枚ある役。

1a ,☆2a ,☆3a ,★x,★y
(1≦a≦13),(x≠a,y≠a)
☆、★はハート、ダイヤ、クラブ、スペードのどれか。

同一数字3枚の場合を考えると、それぞれの数字は4枚ずつあるから
43=4通り。

1〜Kまであるから全部で
4×13=52

残りの2枚の計算は、上の作業で決まった数字の枚数4を総枚数の52から引いて48枚から
(3枚しか使わないのに4枚引くのは、一枚残しておくと4 OF A KINDも含めてしまう)
2枚取り出す組み合わせになる。

482=1128

札の種類と数字を考えると

52×1128=58656

ただしこの中にはFULL HOUSEを含んでいるので

58656−3744=54912

確率 1/47

●2 PAIRS

同数のペアが二組。

1a ,☆2a ,☆1b ,☆2b,★
(1≦a≦13),(1≦b≦13),(a≠b)
☆、★はハート、ダイヤ、クラブ、スペードのどれか。

一組目のペアを種類から見ると
42=6

数字では1〜Kの13通りで

6×13=78

二組目のペアを種類から見ると
42=6

数字では1〜Kから1少ない12通りで

6×12=72

ひとまず二つのペアの起こる場合の数を計算すると
78×72=5616

ただこの計算は、一組目と二組目の数が異なる保証があるのみで、例えば

「ハート1,クラブ1」+「スペード5,ダイヤ5」と
「スペード5,ダイヤ5」+「ハート1,クラブ1」は別扱いをしている。
つまりペアの対に対しては順列になっている。

正しい計算は

42×13×42×12÷2
=2808

最後の5枚目の札は、全数(52)から二組の枚数(4×2)8を引く44通り。

つまり2808×44=123552

確率 1/21

●1 PAIR

同数のペアが一組。

1a ,☆2a ,★  ,★ ,★
(1≦a≦13)
☆、★はハート、ダイヤ、クラブ、スペードのどれか。

同数のペアを種類からみると

42=6

数字から見ると1〜Kで13

つまり6×13=78

残りの札の場合の数は全数52からそのペアの数字の全種類の札4を引くと、48通り。

48から3取る組み合わせは

483=17296

しかしこの中には三枚同数の札や、二枚同数の札も含まれている。

つまり計算として

42×13×483ー3744ー123552×2
=1098240

確率 1/2.37

(123552の2倍というのは、上と同じく二組のペアの順列を含むから)

残りの札の場合の数の別の計算方法を採用すると
・残り48枚の中から3枚同数になる場合の数
4枚から3枚並べる組み合わせは
43=4

それが1〜Kまでの1減った12通りあるから、

4×12=48

・残り48枚の中から2枚同数になる場合の数
4枚から2枚並べる組み合わせは
42=6

それが1〜Kまでの1減った12通りあるから、

6×12=72

残りのあと1枚の場合の数は
1〜Kまでの2減った11通りがそれぞれ4種類あるから

11×4=44

つまり、残り48枚の中から「2枚同数とあと1枚」の3枚になる場合の数は

 42×12×11×4
=3168

全体を計算すると
 78×(17296-48-3168)
=1098240

●NO PAIR

ALLから全ての役を引いた数。
1302540

確率 1/2


【コメント】

坂井 宏之 さんは’93年にNEC PCー9801RXのBASICで約12時間かかって2598960通りの判定をさせ、理論値と全て同じことを確認したそうです。
なおSTRAIGHTの定義が異なるので、前回の回答とは若干、数値が異なっています。


◆京都府 坂井 宏之 さんからの解答。

REM フリーウエアー (仮称)十進BASIC でプログラム                    
REM             <ポーカーの確率計算>  京都 坂井宏之
REM 

OPTION BASE 0
DIM A(52,1)
LET  TT$=TIME$
LET  C4C=0
LET  CfH=0
LET  C3C=0
LET  C2P=0
LET  C1P=0
LET  RSF=0
LET  SFL=0
LET  FLS=0
LET  STR=0
LET  NP=0
LET  B=0
LET  CNT1=0
LET  CNT2=0

REM     52枚の札を1〜52の番号付けをする
!        種類の区別は 0001, 0010, 0100, 1000 の4通り
!        数字の区別は 0000000000001, 0000000000010 〜 1000000000000 の 13通り
!        種類と数字のペア52通り として 登録 
FOR I=0 TO 3
   FOR J=0 TO 12
      LET  B=B+1
      LET  A(B,0)=10^I
      LET  A(B,1)=10^J
   NEXT J
NEXT I

REM 52枚の札を1〜52の番号付けして、ゼロと重複を認めない5桁の53進数
!    として表現し、それぞれの5桁の数列の中で、上位にある数は下位にある数
!    より小さいという条件で数列をつくり 2598960通り作成
!    5枚の札の組み合わせの特徴の表現は <例えばRSF>
!     種類 0005, 0050, 0500, 5000 と 数字 1000000001111 の 4種の組合せ  
FOR K= 1 TO 52-4
   FOR L=K+1 TO 52-3
      FOR M=L+1 TO 52-2
         FOR N=M+1 TO 52-1
            FOR O=N+1 TO 52
               LET  AA =A(K,0)+A(L,0)+A(M,0)+A(N,0)+A(O,0)+9*10^4
               LET  BB =A(K,1)+A(L,1)+A(M,1)+A(N,1)+A(O,1)+9*10^13
               LET  AA$=STR$(AA) 
               LET  BB$=STR$(BB)
               LET  A$=AA$(2:5)
               LET  B$=BB$(2:14) 
               LET  X=POS(B$,"4",1)  ! 同じ数字が4枚あるか
               IF X > 0 THEN 
                  LET  C4C=C4C+1     !4カード
                  GOTO 1000
               END IF
               LET  Y=POS(B$,"3",1)
               IF Y > 0 THEN GOTO 900 ELSE GOTO 901
900                REM
                   IF POS(B$,"2",1)  >0 THEN 
                      LET  CFH=CFH+1  !フルハウス
                      GOTO 1000
                   END IF
                   LET  C3C=C3C+1     !3カード
                   GOTO 1000
901                REM
                   LET  Z=POS(B$,"2",1)
                   IF Z > 0 THEN GOTO 902 ELSE GOTO 903
                    
902                REM
                   IF POS(B$,"2",Z+1)  >0 THEN 
                      LET  C2P=C2P+1  !2ペアー
                      GOTO 1000
                   END IF
                   LET  C1P=C1P+1     !1ペアー
                   GOTO 1000              
903                REM    1枚も同じ数が無い数列                   
                   LET  ZZ=POS(A$,"5",1)                          
                   LET  ZX=POS(B$,"1",1) 
                   LET  ZX$=B$(ZX+1:ZX+4)
                   LET  ZY$=B$(10:13)
                   !     LET  BX$=ZY$&B$(1:9)       !追加
                   !     LET  ZXX=POS(BX$,"1",1)    !追加
                   !     LET  ZXX$=BX$(ZXX+1:ZXX+4) !追加     
                   IF ZZ=0 THEN  GOTO 904 ELSE GOTO 905             
904                REM              
                   IF          ZX$="1111" THEN 
                      LET  STR=STR+1
                      GOTO 1000 
                   END IF
                   IF ZX=1 AND ZY$="1111" THEN 
                      LET  STR=STR+1
                      GOTO 1000
                   END IF
                   !       IF          ZXX$="1111" THEN 
                   !          LET  STR=STR+1                        
                   !          GOTO 1000                
                   !       END IF                      
                   LET  NP =NP+1 
                   GOTO 1000 
905                REM  
                   IF          ZX$="1111" THEN 
                      LET  SFL=SFL+1
                      GOTO 1000 
                   END IF
                   IF ZX=1 AND ZY$="1111" THEN 
                      LET  RSF=RSF+1
                      GOTO 1000
                   END IF           
                   !      IF          ZXX$="1111" THEN 
                   !         LET  SFL=SFL+1
                   !         GOTO 1000
                   !      END IF                       
                   LET  FLS=FLS+1                   
1000                REM
                    LET  CNT1=CNT1+1
                    LET  CNT2=CNT2+1 
                    IF CNT2=100000 THEN 
                       LET  CNT2 = 0 
                       PRINT CNT1;TT$;" ";TIME$                                       
                    END IF
                 NEXT O
              NEXT N
           NEXT M
        NEXT L
     NEXT K
     PRINT "ロィヤル ストレィト フラッシュ=";RSF
     PRINT "ストレィト フラッシュ     =";SFL
     PRINT "フォア オヴ アカインド    =";C4C
     PRINT "フルハウス           =";CFH
     PRINT "フラッシュ           =";FLS
     PRINT "ストレィト           =";STR        
     PRINT "スリー オヴ アカンド     =";C3C
     PRINT "トゥー ペアーズ        =";C2P
     PRINT "ワン ペアー          =";C1P
     PRINT "ノウ ペアー          =";NP 
     PRINT "総数              =";CNT1    
     END


◆北海道の高校生 ポーカーというのは さんからの解答。

坂井宏之さんからの解答のみが正しいです。

ストレートはAを跨げません。
ストレートの定義については注釈しておいたほうがいいかもしれません。

蛇足ながら52枚一組のカードから5枚無作為に引いてストレートのでる確率

カードの組み合わせの総数は52C5
ストレートはAを跨がず5枚番号の続いた役のうち、ロイヤルフラッシュ(エースハイストレートフラッシュ)、ストレートフラッシュを除いた役である。
5枚番号の続いた役のうち一番数字の高いものは
A,K,Q,J,10,9,8,7,6,5
のうちのいずれかであり、これによって後の数字は一通りに決まる。
さらにそれぞれのカードは4種類のスーツが考えられる。

よって5枚数字の続く確率は
10×45÷52C5

そのうちロイヤルフラッシュ、ストレートフラッシュ、を除いた確率なので

(以下略)


◆静岡県 ヨッシー さんからの解答。

私も別のルートで「ポーカーの役」を解いてました。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/5061/sansu/poker.htm

また、Wild Card を1枚入れた場合もやっています。


◆和歌山県 M.N.-rider さんからの解答。

*ロイヤルストレートフラッシュ

5枚とも同じマークであり、(10、J、Q、K、A)と選ぶもの。

1枚目に選ぶのは、10、J、Q、K,Aの5通り。
2枚目に選ぶのは、5−1=4通り・・・・・と行って、
5枚目に選ぶのは、1通り。

さらにマークは、スペードを始め4通り有るから、

5・4・3・2・1・4
52・51・50・49・48

649740

*ストレートフラッシュ

5枚とも同じマークであり、(2、3、4、5、6)の様に連続した並び方のもの。

(A、2、3、4、5)から(9、10、J、Q、K)までの、
13−5+1=9通り。
さらにマークは、スペードを始め4通り有るから

5・4・3・2・1・4(13−5+1)
52・51・50・49・48

72193.33

*フォアカード

5枚中、同じ数字が4枚入っているもの。
(2,2,2,2,5)(8,8,8,8,Q)など

1枚目は、A〜Kまでの13通り、
またマークは何でも良い。(52枚中何でも良い)

1枚目でもしも2が出たとすると、2枚目、3枚目、4枚目と2が出て、5枚目は全52枚のカードから4枚の2を差し引いた48枚中何が出ても良い。
またそれは、5枚中どこにあっても良い。

52・3・2・1・(52−4)・51
52・51・50・49・48
30
124950

4165

別解:

4枚揃うパターンは、エースからキングまでの13通りで、
残り1枚は何でも良いから(52−4)、
さらに5枚の並べ方は、5!

5!・13・(52−4)
52・51・50・49・48

4165

*フルハウス

5枚中、同じ数字が3枚、2枚とあるもの。
(2,2,2,3,3)(4,4,4,K、K)(5,5,5,8,8)など

1枚目は、A〜Kまでの13通り、
またマークは何でも良い。(52枚中何でも良い)

1枚目でもしも2が出たとすると、2枚目、3枚目と2が出て、4枚目は全52枚中、残り1枚の2を含む4枚の2を差し引いた48枚中何が出ても良い。

4枚目にもしも3が出たとすると、5枚目も3でなくてはならない。

また、(22233)、(33222)、(23232)の様なパターンがあり、
それは52通り。

52・3・2・(52−4)・3・52
52・51・50・49・48
8640
5997600

694.167

別解:

3枚揃うのはA〜Kまでの13通りのどれかで、さらにマークは4種類有り、その内の3種を選ぶから、
13・43
また、2枚揃うのは3枚に使った数を除く12通りのどれかで、さらにマークは4種類有りその内の2種を選ぶから、
12・42

また5枚の並べ方は、5!

5!・13・43・12・42
52・51・50・49・48

694.167

*フラッシュ

5枚中すべてが同じマークであって、ロイヤルストレートフラッシュ、ストレートフラッシュは除 くもの。
例えば、13枚すべてのハートから5枚を選ぶのは、
(13・12・11・10・9)通りで、その内ロイヤルストレートフラッシュを選ぶのは
(10,J,Q,K,A)のみで1通り。

また、数の連続したストレートフラッシュの選び方は
(13−5+1)で9通り。
それら2手を引くのだが、それぞれ5!通りの並び方があるので掛けてから引く。
さらに、マークは4種類有るから。

4{(13・12・11・10・9)−5!(1+9)}
52・51・50・49・48

508.802

別解:

例えば、13枚すべてのハートから5枚を選ぶ組み合わせは
135で、さらに、マークは4種類有るから4を掛ける。

4種類のマークからロイヤルストレートフラッシュを選ぶのは4通りで、数の連続したストレートフラッシュの選び方は
4(13−5+1)通り。

さらに、5枚の並べ方は、5!

5!{4・135−(4+4・9)}
52・51・50・49・48

508.802

*ストレート

5枚のカードは続いているが、その内に別のマークのものがあるもの。
但し、(10、J、Q、K、A)は続いているものとする。
さらにその内、5枚とも同じマークを選ぶものは除く。

5枚のカードが続いているのは、
(A、2、3、4、5)から(10、J、Q、K、A)までの10通り。
5枚のカード個別に4種類のマークが選べるから45を掛ける。

その内、5枚とも同じマークを選ぶのは4種類のマークに対しそれぞれ10通りでそれらを引 く。
また、5枚の並べ方は、5!

5!(10・45−4・10)
52・51・50・49・48

254.8

*スリーカード

5枚中同じ数が3枚有って、他の2枚は別々の数のもの。
(22245)、(66689)、(999JK)など

1枚目は、A〜Kまでの13通り、
またマークは何でも良い。(52枚中何でも良い)

1枚目で、もしも2が出たとすると2,3枚目で2が出るのはそれぞれ3通り及び2通り。

4枚目は、全52枚中残り1枚の2を含む4枚の2を差し引いた数 の何が出ても良い。

5枚目はもしも、4枚目で3が出たとすると残り3枚の3を含む4枚の3を差し引き、さらに残り1枚の2が出てもいけないから、計8枚 を差し引く。
さらに5枚中、222の並べ方は53通り有る。

52・3・2・(52−4)(52−8)・53
52・51・50・49・48

47.33

別解:

3枚揃うのはA〜Kまでの13通りのどれかで、さらにマークは4種類有りその内の3種を選ぶから、 13・43
4枚目は52枚から4枚を除く数の何が出ても良い。

さらに5枚目は8枚を除く。
4、5枚目に出た数をXYとするとYXはだぶっているから2で割る。

また、5枚の並べ方は、5!

5![13・43・{(52−4)(52−8)/2}]
52・51・50・49・48

47.33

*ツーペア

5枚中、フォアカードではない2枚の同数のものが2組有り、残り1枚は何でも良い。
(22335)、(44669)、(6699J)など

(2233?)と出る場合を考える。

1枚目で2が出るのは4通りで、2枚目は3通り。
3枚目で3が出るのは4通りで4枚目は3通り。

?は、2と3を除く(52−8)通り。
(2233?)の並べ方は、5142通り。

また、A〜Kより2組作る組み合わせは、132通り。

4・3・4・3・(52−8)・5142132
52・51・50・49・48

21.035

別解:

A〜Kより2組作る組み合わせは、132通り。
さらにマークは4種類有り、2組別々にその内の2種を選ぶから、
(42)2

残り1枚は、(52−8)枚中何が出ても良い。

また、5枚の並べ方は、5!

5!{132・(42)2・(52−8)}
52・51・50・49・48

21.035

*ワンペア

5枚中、2枚同数のものが1組有り、残り3枚は別々の数であるもの。
(22346)、(33469)、(99JQK)など

1枚目は、A〜Kまでの13通り、またマークは何でも良い。(52枚中何でも良い)
1枚目でもし2が出たとすると、2枚目で2が出るのは3通り。
3枚目は、全52枚中残りの2枚の2を含む4枚の2を差し引いた内の何が出ても良い。
4枚目は、1,2,3枚目に出た数以外なら何が出ても良い。
5枚目は、1から4枚目に出た数以外なら何が出ても良い。
さらに、同数のものの並べ方は、52

52・3・(52−4)(52−4・2)(52−4・3)・52
52・51・50・49・48

2.367

別解:

2枚揃うのはA〜Kまでの13通りのどれかで、さらにマ−クは4種類有り、その内の2種を選ぶから、
13・42

また、別−の数をXYZとすると
XZY、YZX等3!=6通りのだぶりがあり、さらに5枚の並べ方は、5!

5![13・42・{(52−4)(52−4・2)(52−4・3)/6}]
52・51・50・49・48

2.367

*ノ−ペア 役のないもの

数がバラバラであるものは、
52・(52−4)(52−4・2)(52−4・3)(52−4・4)
=52・48・44・40・36

但し、それにはロイヤルストレ−トフラッシュ、ストレ−トフラッシュ、フラッシュ、ストレ−トの4パタ−ンを含んでいるからそれらを引く。

5!・4=480、
5!・4(13−5+1)=4320、
4{13・12・11・9−5!(1+9)}=612960
5!(10・45−4・10)=1224000

52・48・44・40・36−(480+4320+612960+1224000)
52・51・50・49・48

1.995

***A、B2人でポ−カ−を行った場合、2人ともロイヤルストレ−トフラッシュが来る場合

*最初Aに5枚、次Bに5枚と配った場合

Aは
649740

Bは残りのカ−ド47枚から配り、その内同じマ−クになるのは3通りなので

5・4・3・2・1・3
47・46・45・44・43

511313

*A、Bに1枚ずつ交互に配った場合

最初Aは、52枚中10,J、Q、K、Aで
4種類のマ−クが選べるから5・4
52

次にBは51枚中、10,J、Q、K、Aで
Aが選んだマ−ク以外の3種を選ぶことになるから5・3
51

さらにAは50枚中4枚、Bは49枚中4枚・・・・・・と繰り返すと

Aは、20・4・3・2・1
52・50・48・46・44

526240

Bは、15・4・3・2・1
51・49・47・45・43

631310

**52枚のカ−ドから13枚を配り、マ−クがすべて同じ場合**

最初は何がでても良い。

52・12!
52・51・50・...・40

158753389900

さらにブリッジの最高位とされるスペ−ドが13枚配られる確率は,
それの分母を4倍すると,
635013559600


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