◆愛知県の高校生 -ゆうちゃん- さんからの解答。
【問題1】
x+2y+3z=20
x,y,zは非負整数だから0以上である。
よって0≦z≦6である。
以上より 44個
【問題2】
x+2y+3z=n
問題1から次の規則性が見える。
また、問題1のようにzを固定させることによって考える手法をとると
n=3m+2の時、個数は
2+3+5+6+8+9+・・・・・・・・
=(2+5+8+・・・)+(3+6+9+・・・)となる
n=3m+1の時、個数は
1+3+4+6+7+9+10+・・・・・
=(1+4+7+・・・)+(3+6+9+・・・)となる
n=3mの時、個数は
1+2+4+5+7+8+10+・・・・・
=(1+4+7+・・・)+(2+5+8+・・・)となる
よって、
n=6m の時、個数は3(m+1)(m+1)−3m−2 n=6m+3 の時、個数は3(m+1)(m+1) n=6m+1 の時、個数は3(m+1)(m+1)−2m−2 n=6m+4 の時、個数は3(m+1)(m+1)+m+1 n=6m+2 の時、個数は3(m+1)(m+1)−m−1 n=6m+5 の時、個数は3(m+1)(m+1)+2m+2となる
◆東京都 かえる さんからの解答。
m k=1 |
k*x(k) =nの非負整数解の個数をI(m,n)と置く |
【問題3】
I(m,n)= | [n/m] t=0 | I(m−1,n−mt)・・・【答】 |
【問題2】
I(3,n)
= | [n/3] t=0 | I(2,n−3t) |
= | [n/3] t=0 | {[ | n−3t 2 |
]+1}・・・【答】 |
【感想】
これ以上簡単にするには、6で割った余りで場合分けするのでしょうか・・・。
【問題1】
I(3,20)= | 6 t=0 | {[ | 20−3t 2 |
]+1}=44・・・【答】 |
◆出題者のコメント。
皆さん回答ありがとうございます。
どちらも正解ですが、もう少し簡潔な表記にすることが可能です。
ガウス記号を用いてもかまいませんし、四捨五入する操作を記号化してもかまいません。
なので、もう少し簡易な表記はできないでしょうか。
たとえば問題2の答えとして
(n+3)2 12 |
に最も近い整数、という答えを出すとか。 |