『数を作る』

『数を作る』解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

「箱の中のボール」の問題に対する「わかさひ君」さんの解答をヒントに。

【問題1】

 仕切り線の置ける箇所は、10−1=9。
3つに分割するのであるから仕切り線の本数は、3−1=2。

92=36。

 答え 36通り。

【問題2】

 ボールの個数が10個、仕切り線の本数が2本の問題と同値。

122=66。

 答え 66通り。

【問題3】

  仕切り線の置ける箇所は、N−1。題意からM≦N。
仕切り線の本数は、M−1。

n-1m-1。M>Nのとき、解なし。

 答え M≦Nのとき n-1m-1通り。

【問題4】

  ボールの個数がN個、仕切り線の本数が(M−1)本の問題と同値。

 答え n+m-1m-1通り。 


【コメント】

 完全な正解です。
n=1+1+1+・・・+1+1

このn個の1をボール、m個の数を箱と思えば「箱の中のボール」と同じなのですね。
一見全く異なった問題が実は同じアイディアで解けるというのが面白いですね。


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題5】

1000000=26×56

2の取り方は、2+6282=8×7/2=28

5の取り方は、2+6282=8×7/2=28

したがって求める場合の数は、28×28=784。

 答え 784通り。

【おまけ】

1,2,3,4の4個から重複を許して3個取る順列になるから3桁の個数は、
3=64。64通り。

最小の3桁の数は、111。最大のそれは、444。
ガウスの方法により求める和は、

(111+444)×64/2=17760。

 答え 17760。 


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