『スライドゲーム』

『スライドゲーム』解答


◆広島県 清川 育男さんからの解答。

2×2→5回。
3×3→13回。
4×4→21回。
5×5→29回。
n×n は、5+8(N−2)=8N−11です。


◆東京都 GOYAさんからの解答。

【問題2】m×nの長方形

@ すき間を順次ずらし、青のピースを最初の1マス移動するまでの手数
  (m−1)+(n−1) 手
*この操作で青のピースは上(又は右)に移動し、この下(又は左)にすき間がある状態になっている。

A-1 青のピースを異なる方向へ1マス移動する手数

   3手

A-2 青のピースを同じ方向へ1マス移動する手数

   5手

以上により、
青のピースを(1、1)から(n、n)まで[右、上]の繰り返しで移動後、
(m、n)まで右に移動する手順が最小手数となる。
手数は(m+n−2)+3×(2n−3)+5×(m−n)手

以降の解答は上記の応用となる為、上記の@,Aを以下でも使用する。

【問題1】n×nの正方形
 mにnを代入して整理すると8n−11手

【問題3】すき間の位置を変化

 @が (x+y−2) に変わるだけなので

 (x+y−2)+3×(2n−3)手

【問題4】青のピースの位置を変化

 (n−c+1)×(n−d+1)の長方形と考えれば良いので
 (2n−c−d)+3×(2d−1)+5×(c−d)手
 ※ 但し、c≧dとする。

【問題5】ゴールの位置を変化

 (2n−2)+3×(2f−3)+5×(e−f)手
 ※ 但し、e≧fとする。

【問題6】一般的な公式

 問題1と同じような文章ですがそうであるはずが無いので青のピース、すき間、ゴールの位置をすべて変化させた場合と解釈しました。
こうなると、n×nの正方形の枠は関係なくなります。

位置関係が 青のピース≦すき間≦ゴール でないこともありうる為、解答式に絶対値の記号(|x|)を使用します。
例 |5−3|も|3−5|も結果は2

また、青のピース、すき間、ゴールの位置は問題3〜5で示されている変数を使用します。

(|x−c|+|y−d|−2)+3×(2q−3)+5×(p−q)手

 ※pは|c−e+1|と|d−f+1|の大きい方

 ※qは|c−e+1|と|d−f+1|の小さい方


【コメント】

 これはすばらしい解答ですね。
ぜひ、並べて実験してみてください。
じつは現在確認中で、まだ100%チェックしていないのですが、早急に調べてみます。


◆広島県 清川 育男さんからの解答。

第2問の答えについて。
 GOYAさんの答えを整理すると、6M+2N−11。となります。
M=3、N=2の場合を例にとれば、最小手順は11手となりますが、9手で可能です。

M>Nとする。=はない。

 ((8N−11)+4)+6×((M−N)−1)
=6M+2N−13。

M=3、N=2の場合 6×3+2×2−13=9 となります。
M=4、N=3の場合 6×4+2×3−13=17 となります。


◆東京都 GOYAさんからの解答。

間違ってました。
(n、n)に移動した直後の右移動は5手ではなく3手ですね。

(m+n−2)+3(2n−3)+5(m−n)
      ||
      \/
(m+n−2)+3(2n−2)+5(m−n−1)…(1)

としないとあわなくなります。
で、こうした場合 m=n の時2手少なく計算されるので +2 の補正が必要となるので、
式(1)を整理して、補正を考慮すると

 6M+2N−13+k 手
 kは m=nの時 2
 m>nの時 0

となり、清川さんの解答と一致しますし、m=nの条件もクリアできますね。
めでたし、めでたしかな?


【コメント】

 お二人のご協力で、どうにか解決したのではないでしょうか。
しかし、遠隔地でこういった議論ができるのが、インターネットのすばらしさですね。
チャットでもできるようにしようかな。


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