『共通接線の長さ』

『共通接線の長さ』解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

 四角形DCABは題意より台形。
点Bから辺CAに垂線をおろし、辺CAとの交点をHとする。
四角形DCHBは長方形。
したがって、CD=HB。
△BHAは直角三角形。

ピタゴラスの定理により、

 HB2
=852−(45−9)2
=852−362
=(85+36)(85−36)
=(11×7)2
=772

HB=CD=77

 答え 77cm

一般式は、

 CD2
=n2−(r−q)2.

CD=となる。       


【コメント】

(n+q)<rの時は一方の円に他方の円が含まれてしまうため、共通接線が引けません。
そうでなければ、n>(r+q)の時もn≦(r+q)の時も、共通接線の長さは同じです。


◆京都府 the king of water gate さんからの解答。

【問題1】

 

【問題2】

ACとCD,BDとCDは垂直に交わる。
AとBが直線CDに対して同じ側にあるときは

AB2=CD2+(AC−BD)2
CD2=n2−(r−q)2

となり

n<r−qのときはCD2<0でこの場合はなく、

r−q≦nのときは
  

AとBが直線CDに対して逆側にあるときは

AB2=CD2+(AC+BD)2
CD2=n2−(r+q)2

となり

n<r+qのときはCD2<0でこの場合はなく、

r+q≦nのときは
 

よって
n<r−qのとき、共通接線はなし。

r−q≦n<r+qのとき、共通接線の接点間の長さは
 

r+q≦nのとき、共通接線の接点間の長さは
 


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