中学生からの挑戦状Part2

中学生からの挑戦状Part2解答


◆Machida-City, Tokyo Akira Yamazaki(yuppie)さんからの解答。

yuppieはペットの名前だそうです。

The answer is as follows,

  1. When 10 stairs to compose, 130 matches we need.
  2. When n stairs to composes, n(n+3) mathes we need.
To conduct the answer:
When n stairs,
	1st, count each stair's under part, as following fig. indicates.
		 _
		|_|_	___ count here (1)
		|_|_|_	___ count here (2)
		|_|_|_|	___ count here (3)

		Fig. when 3 stairs

	     When 3 stairs, as shown in Fig. We count 1+2+3.
	     So, when n stairs, it amounts n(n+1)/n (=1+2+ ... +n)

	2nd, count each stair's step. this clearly, counts n when n stairs
	3rd, count matches supporting each stairs, as following fig.
		 _
		|_|_	--- count here (2)
		|_|_|_	--- count here (3)
		|_|_|_| --- count here (4)

		Fig. when 3 stairs

	     When 3 stairs, as shown in Fig. We count 2+3+4.
	     This'll be extended to (1+1)+(2+1)+(3+1)+...+(n+1) 
	     in n stair's case. And calculated into n+n(n+1)/2

	Finally, we must integrate 1st to 3rd steps, and can conduct

		n(n+1)/2 + n + n+ n(n+1)/2 = n(n+3)		Q.E.D

I'm a lover of math. Such questions excites me to solve.
Is it evident to be solved by such a man who is a graduate school 
student majoring AI(Artificial Intelligence)?
【コメント】

「数学の部屋」にも、ついに英語の解答がきましたか。(^_^;
みごと正解だと思います。
図を3つの部分に分けて考えたアイディアが大変面白いですね。
正直いって感心してしまいました。
こんな風に丁寧に考え方を書いてくださると、大変ありがたいです。

これは生徒の考えていた方法とも違うし、私の考えていた方法とも違います。
単純な図でも、いろいろな考え方があるものですね。
他の方法も、興味のある方、考えてみてください。
もしできたらメールくださいね。



◆神奈川県 sharimaさんからの解答。

おじさんの頭の体操になり感謝しています。

>どういたしまして。
>私としては解答メールが送られてくるのが、一番励みになります。

<解答>

n段を階段ではなく,まず正方形に積んだとしてマッチ棒の本数は,
2n(n+1)本と数え,
次にその半分として,
n(n+1)本プラス2nとする。
従って,答は

  fn=n(n+3)

【コメント】

なるほど、こんな方法があったのですか。

正方形に積んだとすると、例えば4段の場合なら、

		 _ _ _ _
		|_|_|_|_|
		|_|_|_|_|
		|_|_|_|_|
		|_|_|_|_|

図のように、縦の線は5本。
一本の縦の線はマッチ4本からできているから4×5。
横の線でも同様に4×5
したがって合計は2×4×5。
一般化してn段なら2×n×(n+1)ということですね。

半分にして、最後に階段の段の部分の2nを加えると解決!!。

鮮やかな解決で、考えていて大変楽しかったです。


◆Techwell, Inc. Silicon Valley, USA Hiro Kozatoさんからの解答。

How about this ;

 4n+(n-1)n/2×2
= 4n+n2-n
= n2+3n
=n(n+3)

【コメント】

海外からの解答ありがとうございます。

		 _ 
		|_|_
		|_|_|_
		|_|_|_|_
		|_|_|_|_|


上の例でいうと
		 _ 
		|_|_
		  |_|_
		    |_|_
		      |_|
                      
が4n。

それに、

	|
	| |
	| | |  1+2+3
と	  
	 _
	 _ _
	 _ _ _  1+2+3

つまり1〜n-1 までの和の2倍
(n-1)n
2
×2 を加えたのですね。
これも新しい考え方ですね。
いろいろな考え方がたくさん出てきて、驚いています。


◆愛知県 公認余計士 さんからの解答。

横の棒に着目すると、n段のときの最低辺(0段目)の棒の数は、段数と同じn本になる。
後は1段目のn本から1段上がるごとに1本ずつ減っていき、n段目で1本になる。
従って、その合計は、

n+{n+(n-1)+(n-2)+・・・+2+1}
= n+n(n+1)
2
=n(n+3)
2
 となる。

縦の棒は横の棒と同数あるので、全体の総計は、
n(n+3)
2
= n(n+3) となる。

よって、10段のときの棒の総数は、
10(10+3) = 130 となる。


◆山梨県 Footmark さんからの解答。

1x1の正方形をn段目まで積み上げたものとすると、一番左と一番下のマッチ棒の本数は、それぞれn本なので
合わせて2n本。

1x1の各正方形の上と右のマッチ棒の本数は、それぞれ2本で、
正方形の数は、n(n+1)
個ありますから、

1x1のすべての正方形の上と右にあるマッチ棒の数は
2xn(n+1)
本=n(n+1)本

ですから、マッチ棒の総数は
2n+n(n+1)本=n(n+3)本

10段目まで積み上げたのなら、
10x(10+3)本=130本


◆愛知県の中学校3年生 三輪 耕ちゃん さんからの解答。

図をじぃ〜っと見てたらひらめきました♪

(n+1)2+(n-1)

10段目まで積み上げたら
(10+1)2+(10-1)

121+9=130 となります。


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