『n個のn角形』解答


◆東京都 ぱずきち さんからの解答。

共通点A11,A22,..,Ann を原点にとり、
各点Aijの座標を複素数aij=Xij+iYij で表す。

P1(A11A12...A1n),
P2(A21A22...A2n),
...
Pn(An1An2...Ann)

が相似であると言うことは、
n個の複素数C1...Cnが存在して、
任意のi,j,k,lに対して

ik−ail
i
jk−ajl
j

が成立することである。

k番目の(n−1)角形の頂点の平均Akの座標ak

k
n−1
n
Σ
i=1
ik

と表されるから、任意のk,lに対して

 ak−al

n−1
n
Σ
i=1
(aik−ail

n−1
n
Σ
i=1
(a1k−a1l)Ci/C1
=(a1k−a1l)C/C1

ただし、C=
n−1
n
Σ
i=1
i

が成立する。

これは、n角形A1A2A3...AnとP1が相似であることを示している。


 『n個のn角形』へ

 数学の部屋へもどる