◆静岡県 ヨッシーさんからの解答。
ある状態から、
内部の点を1つ増やすと、1つの三角形を3つに分割できます。
つまり、三角形は2つ増えます。
周上の点を1つ増やすと、1つの三角形を2つに分割できます。
つまり、三角形は1つ増えます。
以上のことから
【問題1】
1+4×2=9 9個
【問題2】
1+3×2+3×1=10 10個
【問題3】
1+2a+b個
直感で出しましたが、どうでしょうか?
【コメント】
うーむ、鋭い勘ですね。
みごと正解です。
この問題はいろいろな求め方がありそうです。
他の解答を見つけた方、またお知らせください。
◆石川県 Takashi さんからの解答。
<T>
大きい三角形を△ABC、その中に点Dをとると、交差しない線分DA,DB,DCが引けて、△ABCは3つの△DAB,△DBC,△DCAに分割できる。
さらに△ABCの中に点Eを取るとき、点Eが3つの△DAB,△DBC,△DCAのどの三角形の中にあっても、点Dの様にその1つの三角形を3つに分割する事ができる。
そこで三角形の内部にa個の点があるとき分割できる三角形の最大個数 N(a) は、
N(a)=N(a-1)−1+3、N(0)=1 【a≧1】
N(a)=2a+1 【a≧0】
答 9個
<V>
任意の三角形の任意の辺上に1点が存在するとき、点を含む辺上にない頂点とその点を結ぶ線分にもとの三角形は2つに分割される。
よって△ABCの内部にa個、辺上にb個の点が存在するとき、分割できる三角形の最大個数を L(a,b) とする。
L(a,b)=N(a)+b
答 2a+b+1個
≪感想≫
一見難しそうですけど、1点ずつ置いていくと案外と解かり易い問題です。
◆京都府 the king of water gate さんからの解答。
三角形でない部分があるときはその部分に点を結んで三角形を作ることができ、三角形の個数は増えるので、三角形の最大個数は全て三角形に分割されたときになる。
全て三角形に分割されたときABCの中にある辺の数をc、三角形の数をsとする。
このとき点の数はa+b+3
辺の数はb+c+3なので
(a+b+3)−(b+c+3)+(s+1)=2。
a−c+s=1。
三角形とその辺の対の数から
b+2c+3=3s。
よって
2(a−c+s)+(b+2c+3)=2+3s。
2a+b+1=s。
全て三角形に分割されたときは、
三角形の数は常に2a+b+1個で、これが最大個数になる。