『ラッキーナンバー』解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題1】

1,7,10,13,19,23,28,
31,32,44,49,68,70,
79,82,86,91,94,97,100。

上記の20個がある。

【問題2】

4,16,37,58,89,145,42,20,4,

上記の無限ループに入る。

【問題3】

ラッキーナンバーの性質でもなんでもないが、例えば13がラッキーナンバーとして与えられたとする。
13,31(並びかえる。)

130,103,310,301(×10 並びかえる。)

1300,1030,1003,3100,3010,3001(×100)等。

その2)

与えられた数がラッキーナンバーであれば、定義にしたがって実際に演算して現れる数(1になるまでの経過中の数)はすべて、ラッキーナンバーである。
これも性質と言うより当然のことですが。


【コメント】

 清川さんは当然のことと書かれていますが、このような性質を指摘して欲しかったのです。
各桁の数字を入れ替えたり、0を挿入してもやはりラッキーナンバーになるということですね。
さらにあるラッキーナンバーが与えられたときに、その一つ手前のラッキーナンバーを構成することもできるので考えてみてください。


◆静岡県 ヨッシー さんからの解答。

【問題3】

例えば、13はラッキーナンバーですが、
13=9+4=9+1×4=4+1×9=1×13
などから、
32,31111,2111111111,1111111111111
などを作ることができます。
(またはその並び替え、および適当に0を挿入する)

さらに、32=25+4+1×3などから、
52111 などを作れます。

極端な例では1をあるラッキーナンバーだけ並べれば、いくらでもできます。
1111・・・・・・1111(1111111111111桁)など。


【コメント】

ラッキーナンバーを1桁の数の平方の和に分解できればOKなのですね。
1を使えるので、確かにいくらでも作れますね。


◆静岡県 conejo さんからの解答。

任意の自然数を与えたとき,その自然数の各桁の2乗の和をとって新しい数を作る,という操作を続けると き,1に収束するか,(4,16,37,58,89,145,42,20,4)のループになる。


n≧4のとき10n-1>81nであることが帰納法により証明される。

k桁(k≧4)の数から始めると,
最初にとる各桁の2乗の和<92*k=81k<10k-1
したがって,k-1桁以下になる。

ここでまた4桁以上であるなら繰り返すことにより3桁以下に帰着する。
よって1〜999までを考えれば十分である。
これらはすべて題意をみたす。
(プログラムで求めました。)


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