◆広島県 清川 育男 さんからの解答。
十進BASICでプログラミングしてシミュレーションしました。
10 INPUT PROMPT "試行回数":T DIM F(T) FOR M=1 TO T LET C=0 REM A(0,0),B(0,1) REM 0<X<1,-1<Y<1 REM (X-0.5)^2+Y^2=0.5^2 RANDOMIZE FOR N=1 TO 1999 LET SEIFU=INT(RND*2) LET X=RND LET Y=SQR(X-X^2) IF SEIFU=1 THEN LET Y=-Y LET R1=SQR(X^2+Y^2) LET R2=SQR((1-X)^2+Y^2) LET R3=R1/R2 IF R3<=1 THEN LET A=R3 ELSE LET A=1/R3 IF A>=0.95 THEN LET C=C+1 NEXT N LET F(M)=C/1999 NEXT M LET S=0 FOR M=1 TO T LET S=S+F(M) NEXT M PRINT S/T GOTO 10 END●試行回数2000
●試行回数10000
.051152676338183
1 ―――――― 1+0.952 | ≧x≧ |
0.952 ―――――― 1+0.952 |
T(0.95)= |
1-0.952 ―――――― 1+0.952 | =0.0512483574244415 |
◆富山県 N.C さんからの解答。
問題の主旨がよくわからないのですが、思いつくままに書いてみます。
円の中心をOとし、
∠AOPi=2θiとすると、∠ABPi=θiです。
このとき、2θiは0度〜180度となります。
そこで、私独自の独断と偏見による仮定ですが、
2θiは0度〜180度の区間に一様分布すると仮定します。
A)sinθi=APi/ABより、
0.95≦sinθi<1のとき、三角形ABPiは近似2等辺三角形です。
つまり、θiが約72度以上のとき近似2等辺三角形です。
B)cosθi=BPi/ABより、
0.95≦cosθi<1のとき、三角形ABPiは近似2等辺三角形です。
つまり、θiが約18度以下のとき近似2等辺三角形です。
C)tanθi=APi/BPiより、
0.95≦tanθi≦1のとき、三角形ABPiは近似2等辺三角形です。
つまり、θiが約43.5度以上45度以下のとき近似2等辺三角形です。
D)1/tanθi=BPi/APiより、
1≦tanθi≦1/0.95のとき、三角形ABPiは近似2等辺三角形です。
つまり、θiが45度以上約46.5度以下のとき近似2等辺三角形です。
θiが取りうる範囲(0度〜90度)の中で,近似2等辺三角形となるθの範囲の巾を合計すると,
(90−約72)+(約18−0)+(45−約43.5)+(約46.5−45)=約39となり、確率は約39÷90=約0.4ぐらいではないでしょうか?
「補足」
点Piの分布の仕方によって解が変わります.
(広島県清川氏の解答とは仮定が異なりますので答えが異なっても当然なのですが...
ちょっと差が有りすぎるなこれは。
そうか、辺ABを底辺としてAPiとBPiの比についてのみ議論すれば良かったのか。
じゃ、私のやり方を訂正すると、
((45−約43.5)+(約46.5−45))÷90=約0.03
となって大体一緒(^^?)ですね。
ああ、良かった。)
◆京都府 sambaGREEN さんからのコメント。
この手の問題は,NCさんが書いておられるように,「均等に分布」の捉え方によって,確率が変わってきます。
清川さんのプログラムはPiのABへの正射影が均等に分布と考えたもののようですが,やはり,円周上に均等に分布と考えた場合,NCさんの解答のように,角でとらえた方がよいと思います。
また,対称性から,0<θ≦45の範囲で十分であり,あとは,NCさんの解答どおり,
0.95≦tanθi≦1のとき,43.5≦θi≦45
0.95≦cosθi<1のとき,0<θi≦18.2
したがって,
(1.5+18.2)/45=0.438
約44% でいいのではないでしょうか。
(直感より,かなり大きいです。)