『放物線の弧と円弧の関係』解答


◆愛知県 juin さんからの解答。

【問題1】

y=x2を微分して、 dy
dx
=2x.
線素は

となる。

(0,0)から(1,1)までの長さは、線素をx=0からx=1まで積分して求める。

  となる。


Newtonの方法で積分します。

x=とし、0≦y≦u2で長さを求めます。
dy
dx
= 1
2
長さは、となる。

4y=zとして、
1
4
=∫z-1/2(z+1)1/2dz
z= 1
t
として積分は、 -∫t-2(t+1)1/2dt

t+1=uとして、積分は、

-∫(u-1)-2u1/2du
u=s2として、-∫ 2s2
(s2-1)2
dsとなる。

分母、分子とも整式だから部分分数分解して積分できる。

元の変数yに戻すと、長さは

y=u2を代入して、

答え   となる。

例えば、(0,0)から(1,1)までの曲線の長さは、
u=1として、 1
2
- 1
4
log(-2)となる。


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