◆新潟県 加藤 英晴 さんからの解答。
【問題1】
y=±mxと接する曲線が別の一般の曲線(y軸対称は保つ)だった場合に,三角形の相似が利用しづらく
(あるいはできなく)なり,問題が一般化したときに,解法が対応しづらく(あるいはできなく)なるというのが,欠
点ではないでしょうか。
一般化した問題とは,「曲線(定数aを含むy軸対称)とy=±mxとの接点と,(0,a)との距離を求める」こととします。
【問題2】
円の方程式を x2+(y−a)2=r2とおき,
この式にy=mx(あるいはy=−mx)を代入したxについての2次式の判別式=0をrについて解くという解法があります。
曲線が円でなくても,2次曲線であればこの方法で解けるという利点があります。
【問題3】
2次曲線でない一般の曲線になるとお手上げという欠点があります。
一点で接することを表す条件式が2次曲線でない一般の曲線にもあれば別ですが・・・。
あと単純に式計算がやや煩雑という欠点もあります。