『高校生からの挑戦状Part48』解答


◆宮城県 甘泉法師 さんからの解答。

平面座標XYを考え、
正n角形A01……An-1の中心を原点に、
頂点A0をX軸上に、
頂点A0、A1、……、An-1を反時計回りに配置する。

線分Aαβの傾きの角度は  π
π(α+β)
 で、
0以上π未満の区間に直すと異なる値はn通り。

線分に平行な組がない、すなわち同じ角度はとらないと仮定する。

線分の本数と角度のとりうる場合の数はともにn個なのですべての角度が1度ずつ現われる。
線分の角度の総和は (n−1)πでπの奇数倍となるが、これは線分による図形が閉じることに矛盾する。

よって背理法により命題は証明された。


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