◆広島県 清川 育男 さんからの解答。
A B C 10 5 50 11 5 55 14 4 56 13 4 52 12 4 48 11 4 44 10 4 40 19 3 57 18 3 54 17 3 51 16 3 48 15 3 45 14 3 42 13 3 39 12 3 36 11 3 33 10 3 30 29 2 58 28 2 56 27 2 54 26 2 52 25 2 50 24 2 48 23 2 46 22 2 44 21 2 42 20 2 40 19 2 38 18 2 36 17 2 34 16 2 32 15 2 30 14 2 28 13 2 26 12 2 24 11 2 22 10 2 20題意より上記37通りの場合が考えられる。
BはAとCの発言をもとに考える。
Bが5であればAは10、Cは50とわかるはずである。
謎として残るのは、
A B C 12 4 48 10 4 40 18 3 48 12 3 36 10 3 30 18 2 36 15 2 30上記の場合である。Bは結局、わからないと答えている。
答え A..15 B...2 C...30。
背理法の練習問題ですね。疲れました。
◆東京都 eiki さんからの解答。
『あい』『まい』『みい』の『父』として、こういう問題はみすごせません。
Aを縦、Bを横として、Cを表にすると、すべての可能性は次のとおり。
| 2 3 4 5
---+-------------------
11 | 22 33 44 55
12 | 24 36 48
13 | 26 39 52
14 | 28 42 56
15 | 30 45
16 | 32 48
17 | 34 51
18 | 36 54
19 | 38 57
20 | 40
21 | 42
22 | 44
23 | 46
24 | 48
25 | 50
26 | 52
27 | 54
28 | 56
29 | 58
これでAがわからないのだから、可能性が複数ある
| 2 3 4 5
---+-------------------
11 | 22 33 44 55
12 | 24 36 48
13 | 26 39 52
14 | 28 42 56
15 | 30 45
16 | 32 48
17 | 34 51
18 | 36 54
19 | 38 57
これでCがわからないのだから、可能性が複数ある
| 2 3 4 5
---+------------------
12 | 36 48
16 | 48
18 | 36
これでBがわからないのだから可能性が複数ある
| 2 3 4 5
---+------------------
12 | 36
16 | 48
結局、Aは自分のカードを知っているから他の二人のカードが
A=12ならB=3、C=36
A=16ならB=3、C=48
とわかるハズ。(でも、ぼくはAのカードを知りませんから・・・)
◆大阪府 ふるふる さんからの解答。
Aさん、Bさん、Cさんのカードの数字をそれぞれa,b,cとする
まず問題の条件より、
10≦a≦29,2≦b≦5,20≦c≦59
まずAさんがわからなかったので、10≦a≦19と限定されるので、
20≦c≦57
(∵20≦a≦29だとb=2,c=2aとわかり、Aさんが全てわかってしまう)
そして、Cさんがわからなかったので,「aもbも素数」ということはない。
さらに、もしaが素数だとb=4,c=4aとAさんがわかってしまうのでaは素数ではない。
したがって、a=10or12or14or15or16or18
また、Cさんがわからないので、aの可能性が2つ以上(10,12,14,15,16,18のうち少なくとも2つの公倍数)でなければならない。
よって、c=30,36,48のいずれか。
a b c 10 3 30 12 3 36 12 4 48 15 2 30 16 3 48 18 2 36考えられるのはこれだけ。
◆静岡県 ヨッシー さんからの解答。
「AさんとCさんのカードには違った数字が書かれており」
「Cさんの数は60よりも小さい」より、
Bは、2,3,4,5のどれか、Aは10以上30未満の数です。
<1回目>Aがわからない
Aが20以上だと、Bは2に確定するが、そうではないのでAは10から19までの数。
<2回目>Cがわからない
Cの数が A×B の形に2通り以上書けるということなので、そういうCの数と、A,Bの組み合わせは
30=15×2=10×3
36=18×2=12×3
48=16×3=12×4
<3回目>AがBに尋ねている→Bがわからない
上の組み合わせで、Aが12以外なら、Aは他の2人の数がわかるが、そうではないので、この時点でA=12が確定する。
この時点で、Bは他の2人の数がわかるはずであるが、そこまで考えつかなかった。
Bが4なら、上の組み合わせで他の2人がわかるが、そうではないのでAはBを3と断定。
結果 A=12、B=3、C=36
【コメント】
ということで正解は12,3,36でした。
この問題はいかにもパズルらしく、あらゆる推理を行わなければならないという感じの問題ですね。
◆東京都 eiki さんからのコメント。
むーん、悔しい。悔しいから負け惜しみだいっ。
第2ヒントでAさんがわからなかったという情報はアリなんでしょうか?
BさんがわからないことをAさんに質問させることによって、出題者はその情報を組み込んだつもりなのでしょうか?
そういう情報、すなわち明確にわからないといっていないのに、わからないと同様に扱っていいなら『正解』には矛盾があると思います。
いっそ、ぼくがCさんになって説明します。
『えーと、おれ(C)のカードは36か。。。
するとAは12か18で、Bは3か2というわけだけど、(Bはこの際おいておいて)、 Aが18なら、あいつ(A)は、Bが2か3、おれ(C)が36か54と考えているはず。
でもあいつ(A)は、おれが54をもっているなら、おれ(C)が、
(Aが18か27で、Bが2か3か。。。
だけどAが27ならあいつ(A)は27×2=54しかないとスグわかるはず。
でも、あいつ(A)が何もいわないところをみると、Aは18のはずだ)
と考えて、わかったというはずなのに、
おれ(C)が何もいわないところをみると、Cは36とわかるはず。
でも、あいつ(A)は何も言わないところをみると。。。Aは12だ!』
そして、Aが12のとき、Aはこんなことを考えているはず。。。
『えーと、ぼく(A)のカードは12か。。。
するとBは2か3か4で、Cは24か36か48というわけだけど、Cが24なら彼(C)は
12×2=24しかないとスグわかるはず。
でも、彼(C)が何もいわないところをみると、Cは36か48だ。
Cが48なら、彼(C)は、ぼく(A)が12か16か24と考えているはず。
でもぼく(A)が24なら、彼(C)は、ぼく(A)がスグわかるはずなのに、ぼく(A)が何もいわないところをみると、Aは12か16とわかるはず。
でもぼく(A)が12は16かは、とりあえずわからないよなあ。
で、もし、Cが36なら・・・(上記Cの考え)・・・となって、ぼく(A)のカードが12とわかるはずなのに、
彼(C)が何もいわないところをみると。。。Cは48だ!』
ふたりは同時にいいました。
「先生っ、私には他の二人の数がわかりました。」
AさんCさんはびっくりして、互いに文句をいいました。
「わかったなら早くいってよ。はじめから考え直しじゃない」
◆山口県の中学校3年生 福岡弘規、山本秀範さんからの解答。
この問題を三週間かけて解きました。
文章だけでは書ききれないので、ノートに書いたものをスキャナーで画像ファイルにしてお届けします。
僕たちの力作をご覧ください。
(1)60>C
(2)A=2桁、B=1桁、C=2桁
(3)AとCは数が違う
式 ○○(A)×○(B)=○○(C)
ということが分かっている。
(4)(1)よりBの数は、6以上があり得ない。
(5)(3)よりBの数は、1はありえない。
(6)(4)、(5)よりBは2〜5の範囲となる。
そこで次の表な表を作ってみました。

3.
(1)表2で1.と同じことをやります。
→A=12,B=3と4,C=36か48(赤線)
(2)表2で横列で1つしかない数を消してしまいます。
それと2.も同時にやります。
→A=10と12と15と18,B=2と3,C=30と36(青線)
4.
3.で(1)と(2)の両方に残っている数を取り出します。
→A=12,B=3,C=36となり、これは問題にあっています。
よって
Aさんのカードの数は12,
Bさんのカードの数は3,
Cさんのカードの数は36です。
◆東京都 鳳 奥人 さんからの解答。
条件から分かることは
A×B=C
10≦C<60
10≦A<60(AはCの約数だから、Cを超えない)
2≦B≦9(A≠CなのでB≠1)
まず、Aさんが他の2人の数を決められないためAさんの数は10〜19のどれかである。
もし、20以上だとBさんは2と決まるから。
(Bさんが3以上だと、Cさんの数が60以上になる)
次に、Cさんがわからなかったということで、A・Bの数のパターンがここまでに求めた範囲内でもまだ複数あることになる。
これは人力でがんばって求めます。
| B\A | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 2 | 30 | 36 | ||||||||
| 3 | 30 | 36 | 48 | |||||||
| 4 | 48 |
(Bが5以上だと該当パターンがないので省略)
この時点でAさんがまだ他の2人の数を特定できないということは、Aさんから見てBさんの数の選択肢が複数あるということ。
ということで、Aさんの数は12。
その上で、Bさんもまだ他の2人の数がわからないということは、Bさんから見てAさんの数の選択肢が複数あるということ。
つまり、Bさんの数は4ではない。というわけで、Bさんの数は3。
したがってCさんの数は36。
答え:Aさんは12、Bさんは3、Cさんは36。
※上の表を作るにあたって Microsoft Excel の助けをかりました。
いろいろと計算をさせるのに役立っております。
◆山梨県 Footmark さんからの解答。
A,Cの発言より、3数の候補は次の6通り。
A B C 10 × 3 = 30 12 × 3 = 36 12 × 4 = 48 15 × 2 = 30 16 × 3 = 48 18 × 2 = 36Bの答えより、3数の候補は次の5通り。
A B C 10 × 3 = 30 12 × 3 = 36 15 × 2 = 30 16 × 3 = 48 18 × 2 = 36問題では、Bの答えを聞いたのでAはわかった。
◆山梨県 Footmark さんからのコメント。
以前から気になっていたのですが、思い切ってコメントします。
少し考えてAさんはBさんに尋ねました。
「あなたは他の二人の数がわかりますか。」
問題は、この時点でBがするAの解釈の仕方です。
何人かの解答者は、「Aはまだわかっていない。」とBに解釈させています。
eikiさんも指摘するように、この時点でAは「わかった」とも「わからない」とも明言してません。
どうも、我々解答者の立場と問題の中の登場人物の立場を混同しているように思えてなりません。
我々解答者が「この時点のAはまだわかっていない」とするのは正論ですが、Bにそのような解釈を強いるのは論理の飛躍です。
我々解答者は問題を読んで、AがわかったのはBの答えを聞いたからだと知っています。
ところが、問題の中のBにとって、この時点でのAが「わかっている」のか「わかっていない」のか知るよしもありません。
AがBに尋ねたこと自体が、(この場合はBですが、)わかっていても明言しないことがありうる証です。
そうでなければ、尋ねる意味がありません。
それに、仮にBがそのような解釈をしたとすると、「私には他の二人の数が決められません。」と答える筈がありません。
以下、その矛盾を示します。
A,Cの発言より、3数の候補は次の6通りと3人ともわかる。
A B C 10 × 3 = 30 12 × 3 = 36 12 × 4 = 48 15 × 2 = 30 16 × 3 = 48 18 × 2 = 36それでもAにはわからなかったとBは解釈したので、3数の候補は次の2通りとBにはわかる。
A B C 12 × 3 = 36 12 × 4 = 48すると、Bにとって、
自分のカードが3なら、A,Cのカードは 12,36
自分のカードが4なら、A,Cのカードは 12,48
と、他の二人の数が決められた筈。
よって、Bが「私には他の二人の数が決められません。」と答える筈がありません。
◆茨城県 雲隠才蔵 さんからのコメント。
山梨県 Footmark さんからのコメントにコメント
すると次のようにも考えられます。
AさんはCさんの答えを聞いて他の人の数が特定できた。
しかも、Bさんには特定できないこと、また、そのことをCさんが知っても数を特定できないこと、を知っていて、
勝者の余裕で敢えてBさんに尋ねた。
そしてBには数が決められないことを明らかにした上でAさんは(得意満面で)数がわかったと宣言した。
Cさんの答えでAさんが数を特定できるのは
A=10,15,16,18のとき。
Bさんが数を特定できないのは、B=2またはB=3のときなので、
このときCさんが数を特定できないのはC=30またはC=36のとき。
A=16のときは、C=48となるが、Bさんが数を特定できないことを知ったCさんがすかさず答えを言ってしまうかもしれないので、
AさんはBさんに尋ねないでさっさと答えを言うだろう。
よって考えられる組み合わせは
(A,B,C)=(10,3,30),(15,2,30),(18,2,36)
これと、AさんはBさんの答えを聞いて初めて数が特定できた場合の
(A,B,C)=(12,3,36)
以上4ケースが考えられる。
◆石川県 ようらん さんからの解答。
AはCと異なるのでBは1ではない。
また、Cが60未満でAは10以上なのでBは6未満。
よってB=2.3.4.5となる。
Aが20以上であればBは2となりAが自分の番号だけでBCの番号がわかってしまい不適。
A=10〜19
Cの値は2〜5のいずれかと10〜19のいずれかとの積であるが、2通り以上の組み合わせがないとCは自分の番号だ
けでABの番号がわかってしまい不適となってしまう。
条件に合う組み合わせは、
(A.B.C)=(15.2.30)(10.3.30)(18.2.36)(12.3.36)(16.3.48)(12.4.48) の6通り
そこでAがBに質問していることからAの数字からはわからないはずなので
(12.3.36)(12.4.48)の2通り
それでBがわからないと答えるのだからBは4ではない
以上のことから、(A.B.C)=(12.3.36) となる。
でもこれってさ、よくよく考えるとAがBに質問した時点で本当に2通りに絞れるならBがわからないと答えたりC
が沈黙なわけなくてさ、BもCもAがブラフで本当はわかってるのにBに質問してるかもしれないと考えてるわけ
で・・・そう考えるとABCは学生なわけだし一体Aは普段BCにどんな腹黒いことをしているんだ?
こんな腹黒いAがBCの返答に素直に信じているあたり、そうとうBCはAに従順にならざるをえない嫌がらせを受けているとしか思えないにょ。
・・・・考えすぎ?
え〜っと、AはBに質問した時点ですでにわかっていた可能性も考慮すると
(16.3.48)はBがわからないと答えた時点でCがわかっちゃうから不適。
よって(A.B.C)=(15.2.30)(10.3.30)(18.2.36)(12.3.36)となるね。