『今週の問題』第4回 解答


◆広島県 清川 育男 さんからの解答。

【問題1】


6 5
2 4 3

和は9。

【問題2】


2 3
6 1 5

和は12。

【問題3】


3 5
6 1 4


5 3
4 1 6

和は11。

3が入れる場所から探すのがポイントだと思います。
それと大小のバランス。
直観を言葉で表現するのは、難しいですね。囲碁で言う形でしょうか。    


◆静岡県 ヨッシー さんからの解答。

1+2+3+4+5+6=21です。

また、

B C
D E F

で、1辺の数の和がMとすると、
M×3−21=A+D+F・・・・・・(1)
21×2−M×3=B+C+E・・・・(2)
になります。

【問題1】


B C
2 E F

とします。

Bは最大6ですから、1辺の和は9以下です。
ところが、1辺の和を8とすると、(1)より、
8×3−21=1+2+Fとなり、F=0になります。
7以下でも、うまくいきません。

よって、1辺の和は9と決まります。
すると、F=3になります。
あとは、1辺が9となるように数字を決めると、

6 5
2 4 3

となります。

【問題2】


2 C
D 1 F

とします。

1辺のどこかに5,6が両方含まれるので、1辺の和は12以上です。
ところが、1辺の和を13とすると、(2)より、
21×2−13×3=1+2+Cとなり、C=0になります。
14以上でもうまくいきません。
よって、1辺の和は12と決まります。
すると、C=3になります。
あとは、1辺が12となるように数字を決めると、

2 3
6 1 5

となります。

【問題3】


B C
D 1 F

とします。

(1) より、
M×3−21=D+F+2
また、M=D+F+1

以上より、
(D+F+1)×3−21=D+F+2
2(D+F)=20

よって、D=4,F=6 または D=6,F=4

また、1辺の和Mは、M=4+6+1=11
あとは、1辺が11になるように数字を決めると、

3 5
6 1 4

または、

5 3
4 1 6

となります。


◆千葉県 Lily of the valley さんからの解答。

まず、三角形を

|a|
|b|  |c|
|d|  |e|  |f|

とすると、a+d+f ≡ 0 (mod.3) …(1) である。

 ∵a+b+d = a+c+f = d+e+f = k とすると、

  3k
 =(a+b+d)+(a+c+f)+(d+e+f)
 =(a+d+f)+(a+b+c+d+e+f)

 ここで、a+b+c+d+e+f=1+2+3+4+5+6=21より

 a+d+f=3k−(a+b+c+d+e+f)=3(k−7)≡0 (mod.3)

ゆえに、b+c+e = 21−(a+d+f) ≡ (mod.3) …(2) である。

さてさて、この事実をふまえると、

【問題1】

上の三角形に a=1、d=2 を代入したものである。
ここで、a+b+d = 1+b+2 ≦ 1+6+2 = 9
d+e+f = 2+e+f ≧ 2+3+4 = 9

よって、k=9 である。ゆえに、b=6

ここで、(1)より f=3

よって、もとめる三角形は

|1|
|6|  |5|
|2|  |4|  |3|

【問題2】

問題1と同様にしてかんがえると、
a+c+f ≧ 3+4+5 = 12
d+e+f ≦ 6+1+5 = 12

ゆえに k=12
ここで (2) より c=3,6

しかし、c=6 とすると、d+e+f ≦ 12

ゆえに c=3
あとは簡単。

|4|
|2|  |3|
|6|  |1|  |5|

【問題3】

a+b+d = a+c+f = d+e+f 及び a=2, e=1 より
f=b+1, d=c+1

ここで、b≠c≠d≠f より、(b,f,c,d)=(3,4,5,6),(5,6,3,4) である。

これは、三角形が左右対称になるだけで本質的には同一の物である。

よって
|2|
|3|  |5|
|6|  |1|  |4|


◆東京都 imopy さんからの解答。

まず,答えから,

1)

6 5
2 4 3

2)

2 3
6 1 5

3)

5 3
4 1 6

1)及び2)は△と▽の組み合わせで考えると簡単にわかります。
1)では△の各頂点が123となれば対象性がいいので直感的に・・・。
というより,小さい数字123が固まると,結果として大きい数字が固まってしまうので,同族(小さい数字同士,大きい数字同士)は離して置かないといけません。
あとは▽に456を置けばよく,これも1と2の間に一番大きい6を,1と3の間に次に大きい5を,2と3には一番小さい4をおけばOKです。
それぞれ(1,2)(1,3)(2,3)のペアでは数字が1つづつ共通して,その差が1なのでいまのやり方でぴったりいきます。

2)についても,▽の各頂点に123をおけば1)と同様に△に456をおいて完成。

3)については1と2の位置に着目して,バランスをとるために1(最小)の直近に6(最大)を置きます。
次に2の直近に5を置きます(このとき6とは離しておきます)。
あとは3と4を置くだけですから,
(2,5)及び(1,6)は合計7なのに(2,6)は既に8なので,
 3の方をあてがい,(2,5)及び(1,6)には4を充当します。

大きい数字と小さい数字を組み合わせバランスをとることを中心に調整を行えば,落ち着くところに落ち着くというところでしょうか???

 個人的には1)と2)は美しいと思いますが3)は余り美しさを感じませんが,これは別に美しい調律があるのでしょうか???


◆石川県 ☆ゆうさんからの解答。

問1


6 5
2 4 3
ですね。

問2


2 3
6 1 5
ですね。

問3


5 3
4 1 6
ですね。

解き方。

2通りあったけど...
対する数 1−4 2−5 3−6
それぞれの差が3になるようにして埋める


  1           1
      6 5 >  6 5
2   3  4    2 4 3
このような式?を当てはめる。後は応用


◆海外 蓑津 和宏さんからの解答。

問1.
@
E D
A C B

問2.
C
A B
E @ D

問3.
A
B D
E @ C

えー、 簡単にいいますと、 僕は まず1と2、 5と6が同じ列で足される訳がない、足されたら合わなくなる、 と考えまして、 これらの数字を分けながら合わせていきました。
といっても、 1と2の場所、5と6の場所も決まってきますから、(列で重ならないと言う点で) 後は3と4をがむしゃらに入れて、 「正解!」の文字を待った訳です。
いいかげんなやり方しか思い付かない、 蓑津 和宏でした。(笑)


◆岐阜県 Akihiro.I さんからの解答。

いずれの問題もこじつけで解いたようなものなのですが・・・

問1.


6 5
2 4 3

1と2という最も小さい数字と2番目に小さい数字が一直線上に並んでいたので、その間の□には最も大きな数字、つまり6が入ると思いました。
すると、一辺の合計は1+6+2で9ということになります。
そこで最下位列を見てみますと、2が既にはいっているので、最下位列中央の数字+最下位列右の数字の合計が
9−2=7ということになるはずです。
今までで使っていない数字3,4,5で7を作るとなると、3と4の組み合わせしか残らないことがわかります。
あとは残った5をはめて、考えていきますと、左上の答えが出てきたという次第でございます。

わかりにくい文章ですいません。

問2.


2 3
6 1 5

わたしはまずは6の位置から考えることにしています。
最も大きな数字ですから、最も小さな数字の1の近辺にあることは間違いない(はず)ですから、1と2に囲まれた□、つまり左下の□に6をあてはめて、同様に考えていきますと答えがでました。

問3.


3 5
6 1 4

問1と問い2のやり方を踏まえますと、いとも簡単に答えが出ました。以上です。

どうでしょうか。こじつけと言ってしまえばそれまでなんですが・・・非常に頭をつかいまして・・・疲労困ぱいです(笑)


◆岡山県 AZ さんからの解答。

[問題1]

まず最初に左斜めの洗浄に1と2が並んでいるのでその間には6が入る。
すると1辺の和が9となるので後は計算すると答えが出る。


6 5
2 4 3

[問題2]

 この場合1と2が辺の中央にあるので1と2を1回ずつしか使えないことになる。
だから、1辺の合計が12という大きい数になる。
従って答えは次のようになる。


2 3
6 1 5

[問題3]

今までの流れから行って今度は1辺の和が9でも10でも12でもない11になるだろうと予測を立てて計算するとうまくいった。
それが下の答えになる。


3 5
6 1 4


◆長崎県 Dr. Berserker さんからの解答。

問い1 及び 問い2 は、1、2、3と4、5、6でそれぞれ三角形を作るようにしました。

まず、1、2、3の三角形を作ります。
そして、1と2に囲まれたところには、6、2と3に囲まれたところには、4、1と3に囲まれたところには、5、を入れました。

原理としては、a+b+cが一定のとき、aが1だけ大きくなると、bまたはcが1小さくなると、ただそれだけです。

というわけで・・・、

問い 1


5 6
2 4 3

問い 2


2 3
6 1 5


◆兵庫県の中学校3年生 中川原選択サンジ さんからの解答。

【問題1】


6 5
2 4 3

【問題2】


2 3
6 1 5

【問題3】


5 3
4 1 6

感想:この問題は3人で取り組みました。

(F君)意外と簡単だった。この調子だったらつぎもいけそうだ。

(K君)これらの問題はとても頭を使いました。

(O君)この手の問題は分かりやすかったけど苦戦しました。 


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