『にせ金を探せPart3』解答


◆広島県 清川 育男さんからの解答。

【問題1】

10個の袋に、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10と番号を付けるとする。
1番の袋から1個、2番の袋から2個、3番の袋から3個、・・・、10番の袋から10個それぞれ取る。
1+2+3+・・・+10=55
55個をはかりにかける。

549gのときは、1番の袋。
548gのときは、2番の袋。
547gのときは、3番の袋。
546gのときは、4番の袋。
545gのときは、5番の袋。
544gのときは、6番の袋。
543gのときは、7番の袋。
542gのときは、8番の袋。
541gのときは、9番の袋。
540gのときは、10番の袋。

55個の重さをXgとすると、(550−X)番の袋と判ります。

【コメント】

これはなかなか巧妙な解答ですね。
漠然と似たようなことを考えてはいたのですが。
問題2ができた方、また解答をお願いします。


【問題2】

今度は、にせ金貨の袋が2つあるから、
その組み合わせは、9+8+・・・+2+1=45。
45通りあることになる。
その45通りに1:1対応するように数を振り当てる事を考える。
最小の個数でとの条件がないのと、袋の中の金貨の個数に制限が特にないので、簡単に重複しない対応が出来き、また重さが判ったときの判別に規則性がある方がいい。
(対応のさせ方は幾らでもある。)

例えば
 1番の袋 20=1
 2番の袋 21=2
 3番の袋 22=4
 4番の袋 23=8
 5番の袋 24=16
 6番の袋 25=32
 7番の袋 26=64
 8番の袋 27=128
 9番の袋 28=256
10番の袋 29=512

 210−1=1023 1023個をのせる。

 この計量の仕方で、重複せず1:1の対応が出来る。
どの2つを足しても、その個数になるところがない。
その重量をXgとする。

Y= 10230−X
10
(個)とする。

にせ金貨の袋を、n1、n2とする。その個数をN1、N2とする。
Y=2n1−1+2n2−1となるn1、n2を求めればよい。

例えば X=8910 なら 
Y=132=4+128 N1=4。N2=128。
n1=3,n2=8 となる。

【コメント】

これはさらに巧妙な解答ですね。
2進法がこんなところで登場するのですか!
他の対応方法を考えてみるのも面白そうですね。


更に清川さんから第2問の改良版が届きました。

どの袋からも取らなければならないという条件はないので、
1番の袋 0個。
2番の袋 1個。

・・・

10番の袋 256個。
−1=511。
この方が個数が少なくてよいかも。
考え方は同じですが、実際に作業するとなると少ない方が楽ですからね。

しかし、この2進法(N進法)を使った方法は仮に9袋でも同一に出来るので、この問題の一般解と言えるかもしれませんね。
(C,C,C,C,C,C,C,C,C,C)。
C=0,1。
そのためには、やはり1番の袋は、1個の方がいいですね。


◆大阪府 大野さんからの解答。

 常に前の2つの数字でできる組み合わせを、記述していけば良いのではないでしょうか?
最初は1枚から始めます。
次は2枚です。
その次は「1+2=3」なので3枚、
次は「2+3=5」で5枚というように足していくと…

1,2,3,5,8,13,21,34,55,89となります。
これでできる全ての組み合わせは特定する事ができます。
これでどうでしょうか?

【コメント】

 たしかに組み合わせが特定できると思います。
この方法は、どの袋か計算するのが簡単なのがすばらしいですね。
フィボナッチ数列がまさかこんなところにでてくるとは!
数学は深いですねー。


◆北海道の中学校3年生 奏さんからの解答。

 まず10個の袋1つ1つに1〜10までの番号をつけます。
次に1番の袋からは1個、2番の袋からは2個というように番号の数だけ金貨を取り出します。
それをまとめてはかりにかけます。

ここで仮に、計量の結果が545gとなったとします。
もしすべての金貨が本物だとすれば550gになるので5gの差、つまり本物より1g軽いニセ金貨が5枚はいっていることがわかります。
そうすると金貨を5枚取り出した5番の袋が偽金貨の入った袋だとわかります。


【コメント】

 これは完全な正解です。
表現も大変分かりやすく、すばらしいですね。
頑張って他の問題も解いてくださいね。


◆千葉県の高校生 「es」さんからの解答。

【問題1】

 まず袋に1〜10の番号をそれぞれつける。
1番の袋からは1枚、2番の袋からは2枚...をそれぞれ取り出す。
次に重さを量る。
はかりが示した重さが99gの場合は1g少ないので1枚を取り出した1番の袋だとわかる。

同様にはかりが示した重さが98gの場合は2g少ないので2番の袋、97gの場合は3g少ないので3番の袋...となっていきます。

この問1の問題はマンガ「金田一少年の事件簿」で問題が似たような問題がでたのですぐに解りました。問2は考え中です。


【コメント】

 「金田一少年の事件簿」にでていたとは!。新しい情報ですね。


◆福井県の中学校3年生 A.Iさんからの解答。

【問題1】

10個の袋に1から10までの番号をつける。
そして、1番の袋からは1枚、2番の袋からは2枚・・・と、10番までとっていく。
1番から10番までとった金貨を一つの袋にまとねて入れる。
全部本物だとまとめた重さは10gが55枚だから550gとなるけれど、もし、545gだと、5gたりないから5番の袋に入ってるのが偽の金貨となる。


◆埼玉県 磯崎 さんからの解答。

袋に1、2、3、・・・・、10と番号をつける。
袋1からは金貨1枚、袋2からは金貨2枚、袋3からは金貨3枚、というように袋の番号と同数の金貨を抜き取る。
抜き取った金貨の合計は55枚になり、これをはかりにかける。
この時の重さをAgとして

550−A=B

Bの値とニセの金貨の入った袋の番号が一致し、偽金貨がわかる


◆緑川 正雄 さんからの解答。

【問題1】

各々の袋を(0)(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)とし、
各々から0枚、1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚、8枚、9枚の金貨を取りだして、合計の重さを量る。
N(i)=i <i=0,1,2,..,9>とおく。

ニセ金貨の入った袋が(i)であれば、合計の重さは

10×(0+1+2+...+8+9)-(10-9)×N(i)
=450-i グラムとなる。

逆に合計の重さは上記の値しか取り得ない。

よって

10-(金貨の重さの1の位の値) の番号の袋

がニセ金貨の入った袋である。

【問題2】

各々の袋を(0)(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)とし、
各々からN(i)個 <i=0,1,2,..,9>の金貨を取り出す。
[但し、
N(0)=0、N(1)=1、N(2)=2、N(3)=4、N(4)=6
N(5)=9、N(6)=12、N(7)=13、N(8)=20、N(9)=23]

の金貨を取りだして、合計の重さを量る。

ニセ金貨入った袋が(i)と(j)であれば、合計の重さは

 10×(N(0)+...+N(9))-(10-9)×[N(i)+N(j)]
= 10×90-[N(i)+N(j)]グラムとなる。

よって900から合計の重さを引いた値は
N(i)+N(j) であり、

この値は、
0,1,2,3,4,5,6,...,25 または
27,29,32,35,36,45 のいずれかの値しか取らず、
N(i)+N(j)が上の値となるiとjは ただ1つしか存在せず、ニセ金貨の入った袋(i)と(j)とが特定出きる。


◆東京都 vic.R さんからの解答。

【問題2】

もっとも少ない数の金貨ですむケースを考える。
結局、10個の数をえらび、これから選んだ2数の和と2数が1対1で対応していることが与えられた問題である。

いくつかの解答がでているが、2進法にしてもフィボナッチにしても一般的な解法であるが最小のケースではない。
そこで10個固有でもっとも少ないケースを考えてみたい。
(緑川さんの解答も一般的でない10個固有の解答をめざしているようである)

以下下表を参考に説明する

(1)(0,1,2,4)の4個の数により、1〜6までの和がえられる。
 (一意対応)

(2)次はしたがって7を選ぶのが最小となる。

(3)7と他数との和により7〜11ができる。
 ただし10はできない。

(4)次に10を選ぶことはできない(11ができる)。
 次は12となる

(5)同様にして12との和で欠ける15,17,18を次の数に選べない。

(6)次は20となる。

(7)実はここまではフィボナッチ数−1となっている。
(フィボナッチ数10個同様フィボナッチ数−1十個でも解答となっている)
したがってここまでは一般的な解答となっている。

(8)20との和で欠けている数を次の数の候補とする。
 同一の和がないものを求めると次の数は29。

(9)29との和で欠けている数を次の数の候補とする。
 次の数は38。

(10)29との和、38との和で欠けている数を次の数の候補とする。
 次の数は52

すなわち、0,1,2,4,7,12,20,29,38,52

縦+横加算表
  0 1 2 4 7 12 20 29 38 52
0 x 1 2 4 7 12 20 29 38 52
1   x 3 5 8 13 21 30 39 53
2     x 6 9 14 22 31 40 54
4       x 11 16 24 33 42 56
7         x 19 27 36 45 59
12           x 32 41 50 64
20             x 49 58 72
29               x 67 81
38                 x 90
52                   x

10個の袋からそれぞれ上記数の金貨をとりだし、計量して正常金貨との差をとって、上表和によりどの袋からか判明する


◆群馬県の中学校2年生 藤咲 洋輔 さんからの解答。

まず、適当な袋に1と書き、コインを一枚取り出す。
2.3.4.5.・・・・・・10も同様にする。
それを秤にのせる
(それぞれわかるようにわけて)。

それで、100-(重さ)の数が書いてある袋とその枚数のやつが贋金。


◆岐阜県 わかこ さんからの解答。

袋に1〜10番までの番号をつけます。

1番の袋からは金貨を1枚
2番の袋からは金貨を2枚
        ・
        ・
        ・
10番の袋からは10枚

合計
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=55枚の金貨をはかります。

全部本物ならば、
55×10=550(g) となるはず。

例えば、2番の袋がにせ金だとすると・・・
55枚の金貨の重さは548gとなるのです。

こうすれば、ハカリを使う回数が一回でにせ金を探すことができます。


◆静岡県の中学校3年生 miyaisi.m さんからの解答。

【問題1】

まずそれぞれの袋に1〜10までの番号をつける。
それからそれぞれの番号と同じ数だけの硬貨をとりだす。

すると本当ならば
10g×(1+2+3+4+5+6+7+8+9+10)となる。

てことは、10g×55になる。

もし、はかりの針が449gをさしたら、1番のふくろがすべて偽金貨ということになる。
550−449=1ということ。

本物の金貨だけの重さ
(550グラム)−秤に掛けたときの重さ=yグラムで、yはその袋につけた番号と一致するというわけさ。

いやあ、、、実はこれ、「金田一少年の事件簿」に載ってたんだなあ。
だから読んだ人なら誰でも解けると思うよ。


◆群馬県の中学校3年生 koji さんからの解答。

それぞれの袋に1,2,3・・・の数を書き、袋にかかれた数だけ,金貨をとりだす。
55枚になるから、すべて本物なら550gになるはず。
例えば5枚にせものとすると、
550g−5g=445gとなる。
550gより何g軽いかによってにせものの枚数がわかる。


◆広島県の中学校1年生 歴史人物 さんからの解答。

【問題1】

袋に1から10の番号をかいておきます。
そして、袋にかいてある数だけ、金貨をだします。

もし全て本物なら1から10までたして55だから、
55に10をかけて550gになります。

でも、偽物だけの袋がひとつあるから550gにはなりません。

はかりが545gとなったら
550-545で5になり、5ばんの袋に偽物の金貨がはいっていることになります。


◆東京都 OH! さんからの解答。

【問題1】

  1. まず10個の袋にそれぞれ番号をふる。

  2. 1番の袋から1枚のコインを、2番の袋から2枚のコインを、といったように10番までコインを出す。

  3. とったコインをすべていっしょに秤にかける。

  4. 本物は1枚10gなので全部本物と仮定すると550gとなる。
    ここで仮に549gだったとすると1枚だけ偽物となるので一番の袋が偽物と判断できる。
    同様にして2番が偽物だったときは548gとなる。
    このようにして判断できる。


◆京都府の高校生 まーきゅ さんからの解答。

【問題2】

それぞれ袋に1から10の番号をつける。
それからそれぞれ袋から番号の2乗の数だけ金貨をとりだす。
すべて本物の金貨であれば合計385gになるはずであるが実際は偽金貨がはいっているため重さに差ができる。

その差が

 5 のとき・・・1と2
10 のとき・・・1と3
17 のとき・・・1と4
25 のとき・・・3と4
26 のとき・・・1と5
34 のとき・・・3と5
37 のとき・・・1と6
45 のとき・・・3と6
50 のとき・・・1と7
54 のとき・・・3と7
65 のとき・・・1と8
73 のとき・・・3と8
82 のとき・・・1と9
41 のとき・・・4と5
90 のとき・・・3と9
101のとき・・・1と10
52 のとき・・・4と6
13 のとき・・・2と3
65 のとき・・・4と7
20 のとき・・・2と4
80 のとき・・・4と8
29 のとき・・・2と5
97 のとき・・・4と9
40 のとき・・・2と6
106のよき・・・4と10
53 のとき・・・2と7
61 のとき・・・5と6
68 のとき・・・2と8
74 のとき・・・5と7
85 のとき・・・2と9
89 のとき・・・5と8
104のとき・・・2と10
106のとき・・・5と9
85 のとき・・・6と7
125のとき・・・5と10
100のとき・・・6と8
113のとき・・・7と8
117のとき・・・6と9
130のとき・・・7と9
136のとき・・・6と10
149のとき・・・7と10
145のとき・・・8と9
181のとき・・・9と10
164のとき・・・8と10

◆鹿児島県の中学校2年生 池田 健一郎 さんからの解答。

1番の袋から1枚、2番の袋から2枚、3番の袋から3枚・・・と、番号と同じ数だけ金をとっていって、
550−(実際の重さ)で、出た番号がニセがね袋の番号!


◆大阪府 jix さんからの解答。

大学の時(数学科)、応用数学かなんかのレポートで書いた覚えがあります。

<方針>

「軽いか重いか不明な金貨が1個ある=不確からしさが2」

「軽い[または重い]かもしれない(重く[または軽く]はないことはわかっている)金貨が1個ある=不確からしさが1」

とすると、初期状態の「不確からしさ」は12×2で24。

天秤を1回使うごとに、「不確からしさ」は(うまく使えば最高)3分の1まで減らせる。

つまり、n個だったら、最低
log(2n)
log3
を整数に切り上げた数」回はやらなきゃならんことになります。


<手順>

凡例

●…重いか軽いか不明
▲…軽いかもしれない(重くはない)
▼…重いかもしれない(軽くはない)
○…重くも軽くもないと判明
△…軽いと判明!!
▽…重いと判明!!

(左=右)天秤がつりあった時
(左>右)左の方が重かった時
(左<右)右の方が重かった時

【1手目】

左●●●●、右●●●●、残り●●●●とのせる

(左=右)⇒左○○○○、右○○○○、残り●●●●
 [不確からしさ4×2=8](2aへつづく)

(左>右)⇒左▼▼▼▼、右▲▲▲▲、残り○○○○
 [4+4=8](2bへつづく)

(左<右)⇒左▲▲▲▲、右▼▼▼▼、残り○○○○
 [4+4=8](2bへつづく)

【2手目】

(2a)左●●、右●○、残り●○○○○○○○とのせる

(左=右)⇒左○○、右○○、残り●○○○○○○○
 [不確からしさ1×2=2](3aへつづく)

(左>右)⇒左▼▼、右▲○、残り○○○○○○○○
 [1+2=3](3bへつづく)

(左<右)⇒左▲▲、右▼○、残り○○○○○○○○
 [1+2=3](3cへつづく)

(2b)左▼▼▲、右▼▼▲、残り▲▲○○○○とのせる

(左=右)⇒左○○○、右○○○、残り▲▲○○○○
 [2](3dへつづく)

(左>右)⇒左▼▼○、右○○▲、残り○○○○○○
 [2+1=3](3bへつづく)

(左<右)⇒左○○▲、右▼▼○、残り○○○○○○
 [1+2=3](3bへつづく)

【3手目】

(3a)左●、右○、残り○○○○○○○○○○とのせる

(左>右)⇒左▽、右○、残り○○○○○○○○○○
 [1…判明!!]

(左<右)⇒左△、右○、残り○○○○○○○○○○
 [1…判明!!]

(3b)左▼、右▼、残り▲○○○○○○○○○とのせる

(左=右)⇒左○、右○、残り△○○○○○○○○○
 [1…判明!!]

(左>右)⇒左▽、右○、残り○○○○○○○○○○
 [1…判明!!]

(左<右)⇒左○、右▽、残り○○○○○○○○○○
 [1…判明!!]

(3c)…(3bとほとんど同じなので略)

(3d)左▲、右▲、残り○○○○○○○○○○とのせる

(左>右)⇒左○、右△、残り○○○○○○○○○○
 [1…判明!!]

(左<右)⇒左△、右○、残り○○○○○○○○○○
 [1…判明!!]

一見、複雑そうだけど、[]内の数字を効率よく減らすことさえ注意していれば間違いはないですね。


◆長野県の中学校3年生 司 さんからの解答。

袋に1,2,3,4,5,6,7,8,9,10と 番号を付けて
袋1は 金貨を1枚
袋2は 金貨を2枚
と、数をきめて袋から出す。

全部本当の金貨だったら550g
仮に測ってみたら547gになった
ということは3枚軽い金貨が入っているから、袋3が偽金袋


◆群馬県の中学校3年生 G さんからの解答。

袋に1〜10の数字をそれぞれに書き、その袋に書いてある数字の分だけ金貨を袋から取ります。
そしてとった金貨をすべてハカリにのせます。
例えば数字の8を書いた袋がニセ金貨の入った袋だとすると、8枚金貨を取っているわけだから、8グラム少ないわけです。
よって数字の8を書いた袋がニセ金貨の詰まった袋なわけです。


◆長野県の中学校2年生 神月芽琳 さんからの解答。

袋に番号をつけて、その番号の数と同じ数だけ金を出し、はかってみる。
普通は、550gだけどにせ金があるから、550gない。
例えば、1の袋が偽物なら、549gで1の袋が偽物となる。


◆埼玉県 だいもん さんからの解答。

まず全ての袋に番号をつけます。
そして一番の袋から10枚、二番の袋から1000枚、三番の袋から100000…とハカリに載せます。

全ての袋が本物なら
10101010101010101010とハカリに表示されます。

偽物のコインが入ってる2桁には09と表示されるはずです。
ちょっと卑怯で強引で美学を感じない解き方ですが、小学生でも解る解き方だと思います。
さらに、こうすれば偽モノのコインが入った袋の数が不特定でもわかります。


◆宮城県の中学校2年生 ジェミニ さんからの解答。

【問題1】

それぞれの袋に番号を付け、それと同じ分の金貨を出す。
そしてそれらをまとめてはかりにかける。

例えばこのとき、50グラムになったとする。
すべてが本物であれば、
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10で
55グラムになるはず。

5グラム足りないってことは、5枚が偽物。
つまりは番号が「5」の袋が偽金貨の袋ってわけだ。


◆長野県の中学校2年生 サクランボ★ さんからの解答。

【問題1】

まず10袋にそれぞれ1〜10の番号をつけます。
そして、1番の袋からは1枚、2番の袋からは2枚、3番の袋からは3枚というように、袋の番号と同じ枚数だけ コインを取り出します。
そして、全てはかりにのせます。

そして、はかりの示した重さが、

10+20+30+36+50+60+70+80+90+100=546

となったとします。

全て10グラムのコインだと、

10+20+30+40+50+60+70+80+90+100=550

となります。
すると、上の式で解った方もいると思いますが、
550−546=4

つまり、4番の袋が、全てニセコインの入った袋となります。


◆新潟県の中学校2年生 山田 優希 さんからの解答。

【問題1】

  1. 袋に1から順番に番号を付ける。

  2. 袋の番号と同じ数だけ金貨を取り出す。

  3. 取り出した金貨を全部はかりで重さをはかる。

  4. すべてが本物なら取り出した金貨の枚数×10グラムになるはずだけど、ニセ金の分だけ軽くなっているから、本物より軽い分の重さ1グラム×すべてが本物だった場合の重さとの差である。
    それがニセ金の枚数となる。

  5. だからその数と同じ番号の袋がニセ金となる


◆長野県の中学校2年生 Y&T さんからの解答。

【問題1】

  1. 袋に1から10まで、数字を書いて書いてある数字の分だけ金貨を取り出す。

  2. 取り出した金貨をまとめてはかりに乗せる。
全部本物なら、550g。
もし545gなら5の袋が偽物という風になる。
つまり、550gから実際の重さを引いて出た数の袋が偽物となる。


◆埼玉県の高校生 ゆういち さんからの解答。

一つ一つに番号を書き、はかりにのせれば、一回で分かるとおもいます。

(例)10個の袋が、あったとした場合。

一番の袋から一枚、二番の袋から二枚........
というふうにやれば、55枚だから、550gのはずです。

たとえば、549gだったら、一番の袋が9gだと、分かると思います。


◆愛知県の中学校1年生 キュー さんからの解答。

まず袋に1,2,3,4,5,6,7,8,9,10と番号をつけ、その中の金貨の数を番号といっしょにして 一気にはかりにのせる。
全部本物だったら550gだけどそっから何g減ってるかによって何番の袋かわかる。

例549g=1番の袋が偽ものの金貨


◆大阪府の中学校2年生 B さんからの解答。

1袋目がA、2袋目がB、3袋目がC、という風にわかりやすく名前(?)をつけておきます。
そうすると、ABCDEFGHIJの袋ができます。

Aの袋から金貨を1枚、Bから2枚、Cから3枚、Dから4枚、Eから5枚、Fから6枚、Gから7枚、Hから8枚、Iから9 枚、Jから10枚、取り出します。
出した金貨すべてをはかりにのせます。
すべてが本物なら1枚10gなので全部で500gです。

しかし、問題にはニセモノが1袋あると書いています。
ニセモノは9gなので、はかりが示した重さが、

491gなら、Aの袋がニセモノ
482g→Bがニセモノ
473g→Cがニセモノ
464g→Dがニセモノ
455g→Eがニセモノ
446g→Fがニセモノ
437g→Gがニセモノ
428g→Hがニセモノ
419g→Iがニセモノ
410g→Jがニセモノ

ということになります。


◆新潟県の中学校3年生 si さんからの解答。

【問題1】

それぞれの袋にわかりやすいように番号をつけます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

それでその番号の数だけの金をとってそれをはかりに乗せます。
すべて本物の場合は550グラムになりますがもし547グラムなら3グラム少ないので正解は3の袋となります。
550引くはかりででた数字でどの袋か分かります。


 

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