◆広島県 清川 育男さんからの解答。
地球の半径をR(m)とする。
地球の円周は、2πR(m)。
紐の長さは、2πR+10(m)。
地球とのすき間は、
(2πR+10)/2π−R
=(2πR−2πR+10)/2π
=10/(2π)
=5/π。
π=3.14とする。
5/3.14=1.59
答え 1m59cm。
ねずみは悠々とすき間をくぐることが出来るます。
多分ライオンでも。
【コメント】
この問題は、実は地球の半径は全く関係がないというのがミソですね。
例えば、「半径20mの球の周りに、その周よりも10m長い紐をはる」としても同じ結果になるはずです。
数式を使えば、当然の結果なのですが・・・。
ちょっと不思議ですね。
◆東京都 鳳 奥人 さんからの解答。
半径rメートルの円があったとします。
この円の半径をnメートル長くした円の円周は
2(r+n)π=2rπ+2nπ
つまり、rの値に関係なく、元の円の円周に2nπメートル足した 値になります。
さて、今回は2nπ=10となっているわけですね。
n=10÷2π≒1.6(π=3.14として計算)
答え:地球の表面と紐との隙間は約1.6メートル。結構ありますね。
私(身長1.67m)でもちょっとかがめば通れます。
ミニモニ。のメンバーたち(身長1.5m未満)なら普通に歩いてもOK!