中学生からの挑戦状Part4

中学生からの挑戦状Part4解答


◆広島県 清川 育男さんからの解答。

素直な問題なので方程式を使わないほうがいいのではないでしょうか。
A型の生徒数は143人で全校生徒数の44%ですから、
全校生徒数は、143
0.44
=325(人)。

O型の女子生徒は全校生の16%ですから、
325×0.16=52(人)

男子生徒はそれより14人多いのでO型の男子生徒数は、
52+14=66(人)。

O型の生徒数は、52+66=118(人)。

B型の生徒数は、O型の生徒数の半分より8人すくなのですから、
118
−8=51(人)。

したがって、AB型の生徒数は、
325−(143+118+51)=13(人)となります。

AB型の生徒数が全校生徒数に占める割合は、
13
325
×100=4(%)です。

 男子生徒数 X人。女子生徒数 Y人としない方がいいのでは。

【コメント】

 実は私も方程式を使わないで解いてしまいました。
問題を作成した生徒の意図は方程式を使うことだったのですが、かえって難しそうです。
「必ず方程式を使わなければいけない」というのが現在の数学教育の弊害なのでしょうね。


◆長野県 中学校2年生 さんからの解答。

全校の生徒数をxとする。
44:100=143:x
これを解くとx=325

O型の女子の人数をyとする。
y:325=16:100
これを解くとy=52

O型の男子は52+14=66人

O型の生徒は52+66=118人

B型の生徒は
118
−8=51人

AB型以外の生徒は
143+118+51=312人

AB型の生徒は325−312=13人

325:13=100:z

これを解くとz=4

答えは 4%

なんとか相談しながら解きました。


◆岐阜県の中学校3年生 まさと&ひろしさんからの解答。

答え 4%

根性でときました。
全校生徒数
100:x=44:143
    x=325

A型  143人
325:100=y:16
      y=52
O型の女子  52人

52+14=66

O型の男子  66人
52+66=118
0型の生徒数  118人

118÷2−8=51
B型の生徒数  51

143+118+51=312
325−312=13
AB型の生徒数  13人

325:100=13:z
      z=4
答え 4%

【コメント】

はい、見事正解です。
これだけ計算するのは大変だったでしょう。
きちんと考え方がかけているのがすばらしいです。
頑張って他の問題も解いてくださいね。


◆三重県の中学校2年生 セイコ さんからの解答。

答え 4%

A型が143人いて、全校生徒に対する割合は、44%。

これより、
143÷44(%)=3.25(全校生徒の1%)
3.25×100=325(全校生徒の人数)

O型の女子は全校生徒の16%(52人)、
男子は女子+14人で、66人

B型は、O型の全員の半分より8人少ないことから、

( 52+66)÷2−8=51人

そして、AB型は

325−(143+52+66+51)=13

13人いることになる。

全校生徒に対する割合は、

13÷3.25=4
4%になる。


◆千葉県 てっち さんからの解答。

答はかんたん?AB型の生徒は13人
全校生徒325人

解きかたは、はじめにAが143人
これが全校生徒の44%とあったので、
143÷44=3.25×100=325

325人

次にO型の女子が全校の16%なので
3.25×16=52人

男子はこれより14人多いので
52+14=66人

B型がOの半分より8人少ないので
(52+66)÷2−8=51人

よって残った13人がAB型である。


◆東京都 葛衣 奥人 さんからの解答。

以下、アルファベットは血液型(ただしSは学校全体)で
「全」は男女合計、「男」は男子、「女」は女子です。

条件からわかるのは

A全=S全×0.44=143...(1)
O男=S女×0.4...(2)
O女=S全×0.16...(3)
O男−O女=14...(4)
B全= 1
2
×O全−8...(5)

(1)からS全=325...(6)

(3)と(6)からO女=52...(7)

(4)と(7)からO男=66...(8)

O全=O男+O女だから
(7)と(8)よりO全=118...(9)

(5)と(9)よりB全=51...(10)

AB全=S全−(A全+B全+O全)だから
(1), (6), (9), (10) より
AB型の全生徒数は13人

・・・(2)は必要ないみたいですけど、ただのダミー?


◆滋賀県の中学校1年生 西尾 恭史 さんからの解答。

143÷0.44=325(人)・・・全校生徒数

325×0.16×2+14=118(人)・・・O型生徒数

118×0.5−8=51(人)・・・B型生徒数

325−(143+118+51)=13(人)・・・AB型生徒数

13÷325=0.04

答え・4%


◆佐賀県の小学生 秋元 裕太 さんからの解答。

方程式は知っていますがこの問題では使わずにやってみました。

A型の生徒が143人で、全体の44%だということから
143÷0.44=325

つぎにO型の女子の生徒は条件から
325×0.16=52人

男子生徒はそれより14人多いので
52+14=66人

つぎにB型の生徒はO型の生徒の半分より8人少ないということから
(66+52)÷2−8=51人

よってAB型の生徒は
325−(143+51+118)=13

したがってAB型の生徒の全校生徒に対する割合は
13÷325=0.04

つまり4%

途中で少し苦戦してしまいました。
やはり小学生には中学生の問題は少し難しいようでした。


◆佐賀県の高校生 秋元 裕太 さんからの解答。

A型の人数が143人で全校生徒の44%をしめるので、
143÷100×44で325人と求められる。

O型の女子の人数が全体の16%なので、
325÷100×16で52人と求められる。

よって、男子が女子より14人多いことより66人となる。
だからO型の人数は66+52で118人となる。

B型の人数はO型の人数の半分よりも8人少ないので、
118÷2-8=51となる。

ゆえに、全体の数よりAB型以外の血液型の人数をひいて、
325−(143+118+51)=13

よってAB型の生徒の人数は13人…(答)


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