◆兵庫県の中学校3年生 TAKOさんからの解答。
1枚目に8
2枚目に2
3枚目に1
4枚目に16
5枚目に4 という数字が当てはまっている。
後は、印がついているカードに当てはまる数を足すだけ。
たとえば、2枚目と、5枚目に印がついていたら
2+4=6 6が答えとなるわけです。
<コメント>
これであってます?
印が、あるかないかだから2進数に置き換えてみたらうまくいったみたいです。
【コメント】
いやぁー、感心しました。
中学生以上と書きながら、中学生には無理かなと考えていたのですが、見事に正解されてしまいました。
実はチェックされたカードの一番右上の数を足したものが答えとなるのです。
それにしても「印が、あるかないかだから2進数に置き換えた」という発想がすばらしいですね。
TAKOさんはもうわかっているのかも知れませんが、なぜそれで答えがわかるのでしょうか。
もう少し詳しく理由を説明してみてください。
わかった方は解答を送ってください。
ヒントは「2進法」です。
◆八平(HAPPEY)さんからの解答
2進法についてのフォローを。
ヒントにある「2進法」自体は中学2年生の範囲らしいんですが、学校で、使い方まではあまり説明が無かったと思うので、そちらの方から。
普段、使っている1・2…10…100…という数の数え方は
「十進法」と呼ばれるもので、
10をひとかたまりにして位を考えていっています。
つまり1が10個で10、10が10個で100、100が10個で1000…というように。
例えば5138という数、これは・・・
千の位 百の位 十の位 一の位
5 1 3 8 となっていて、
1000×5+100×1+10×3+1×8=5138なわけですが、
この1、10、100、1000というのは、もともとは10のかたまり、つまり・・・
10=101、100=10×10=102、1000=100×10=103ということになります。
さて、今の「10のかたまり」といったのを「別に他のかたまりでもいいじゃないか」と考えたのが「2進法」。
これは2をひとかたまりにして考えるというもので、1が2個で2、2が2個で4、4が2個で8…というように位を取ります。
10進法の時と同じように考えると、
2=21、4=22、8=23、16=24…ということです。
例えば、10011という2進法の数は、
16の位 8の位 4の位 2の位 1の位
1 0 0 1 1 となっていて、
十進法では 16×1+8×0+4×0+2×1+1×1=19 になります。
さて、この2進法がいったい何に使えるのかと言うと、1と0というたった2つの数字で各位を表すわけですから、
簡単に言えば「そこの位が、有るのか無いのか?」という事になってしまいます。
そうすると、「全ての自然数が何個かのスイッチのオンオフで表すことができる」ということになります。
すると、例えば先程の十進法の19は「16と2と1が有る」
これを言い換えると「16と2と1のスイッチがオンであとはオフ」となるし。
30であれば「16と8と4と2がオン、あとはオフ」となるわけです。
この原理を利用したのがこのゲームで、
「数を2進法表記した時に、オンになるスイッチのカードに数字を書いておく」
すると、思い浮かべた側は該当するスイッチを全てオンにするわけですから、あとはオンになっている位を読み取っていけば良いというわけです。
で、良いでしょうか?
【コメント】
中学生を意識して、大変分かりやすく説明してくださってありがとうございます。
実はこのカードは2進法に直したとき、
1枚目のカードは8の位の数が1の数
2枚目のカードは2の位の数が1の数
3枚目のカードは1の位の数が1の数
4枚目のカードは16の位の数が1の数
5枚目のカードは4の位の数が1の数
を集めたものだったのです。
ですから例えばカードの1枚目、4枚目、5枚目に数字が入っていたとすると
8の位は1,2の位は0、1の位も0、16の位は1、4の位は1
つまり2進法で11100です、と答えているのと同じことなのです。
あとは十進法に直せば見事正解というわけです。
わかってしまえば簡単ですが、最初はちょっと不思議に思いませんでしたか。
◆石川県の中学校3年生 ガッチャ さんからの解答。
右上の数を足す(当てはまる)
【コメント】
一言で言えば、その通りです。
◆埼玉県の中学校3年生 MASTER さんからの解答。
これは、いわゆる2進法を使っています。
結論から言うと、1の位は3枚目、2の位は2枚目、4の位は5枚目、8の位は1枚目、そして16の位は4枚目に対応して、数字が書かれているので、簡単に当てることが出来ます。
この問題は、結構おもしろかったです。
◆静岡県の中学校1年生 加藤 尊 さんからの解答。
数があったカードの右上の数を全部足して答えた。
僕もこのようなカードを持っていて遊んでいたので、一発でわかりました。
◆長野県の中学校1年生 Hina さんからの解答。
最初に私が「25」を選択したとします。
問題は考えた数があるならチェックしなさいと書いてありました。
そこでチェックしたカードの右上の数をたせばいいのです。
私は25を選んだので1枚目・3枚目・4枚目のカードが、選択されます。
だから8+1+16というふうにします。
その答えは「25」となります。
◆岐阜県の中学校1年生 たろう さんからの解答。
チェックしたカードの右上のすみの数をぜんぶたすとでる。
簡単でした。
◆鹿児島県の高校生 よねぴー さんからの解答。
自分の考えている数字があるカードの右上の数字をすべて足すと、その和が自分の考えている数字になる。
◆群馬県の中学校3年生 群馬県のめぐみ さんからの解答。
これは、
1枚目のカードは 8,
2枚目のカードは 2,
3枚目のカードは 1,
4枚目のカードは16,
5枚目のカードは 4
思い浮かべた人が「ある」と言ったカードの数字を足せばいいのです。
その数字は、実はカードに書いてある数字の右上の数字です。
カードが6枚ある時は、1,2,4,8,16,32を使えば出来ます。
一番大きい数字の求め方は、カードの枚数をnとすると、
2n-1である。
「二進法」を使うと簡単に出来ると思います。
いやあ、やりますね。これで誰かをだまそうかな。
◆兵庫県の小学生 いしむらまりえ さんからの解答。
1番 8
2番 2
3番 1
4番 16
5番 4 になっている。
そして印のついている番目(↑)の答えをたす。
◆神奈川県の小学生 てつろー さんからの解答。
私はあなたの超能力を見破った。(超能力?)
その数字の入っている(チェックしてある)カードの右上の数字を全部足せば、相手の思っている数字がわかる。
ちなみに、31は1〜5枚目まで全部のカードの右上の数を足さなきゃいけないから、全部のカードに31が入っている。
◆大阪府 飯塚雅弓大好き さんからの解答。
っていうか、ぜんぶで5個選ぶ部分があって、
その中で,
1個選ぶのは5通り。
2個選ぶのは10通り。
3個選ぶのは10通り。
4個選ぶのは5通り。
5個選ぶのは1通り。
で、全部で31通りあるから理論上可能
また、それぞれ2の0乗,1乗,2乗,3乗,4乗のどれかを1つずつ当てはめれば,
25−1つまり、31までは表せる。
ということから考えても,可能である。
今回は結果論ではなく,理論的に論じてみたがどうだったろうか?
◆和歌山県の中学校3年生 T・H さんからの解答。
5枚のうち、チェックしているのを使い、一番右上のマスの数字をたしていって、出た答えが自分の思っている数字である。
◆大阪府の高校生 まさぴー さんからの解答。
カード1〜5に書かれてある数字を小さい順に並べると一目瞭然ですが、すべてある規則性を持っています。
そして自分が考えた数字があるカードの中で、一番小さな数字をたしていきます。
すると見事に自分が考えた数字に必ずなります。
(少し余談ですが)実は僕もこの問題を作ったことがあります。
今回出題されている問題の最大の数字は31までですが、これをさらに広げていくと、
63,127,255,511...となります。
こういう数字の遊びって本当に面白いですね(^o^)
◆北海道 がら さんからの解答。
この問題は2進法の位取りを表したものですね。
5枚のカードに書かれている数を2進法で表したとき
3枚目が1の位、2枚目が2の位、5枚目が4の位
1枚目が8の位、4枚目が16の位になります。
数「1」を2進法で表すと「00001」
つまり1の入っているカードは1枚しかないので
「3枚目が1の位」
数「2」を2進法で表すと「00010」
つまり2が入っているカードは1枚しかないので
「2枚目が2の位」
以下、数4「00100」、数8「01000」、数16「10000」の入っているカードは、それぞれ1枚しかないので、 何枚目のカードが何の位かがわかる。
例えば、1・2・3枚目に目的の数が入っているとき
1枚目は8の位、2枚目は2の位、3枚目は1の位なので
目的の数は 8+2+1=13だとわかる。
◆長崎県の中学校3年生 candy さんからの解答。
印を付けた所の一番右上をたすと予想の数字になる。
◆愛知県の中学校2年生 高橋 大志 さんからの解答。
自分が考えた数がはいっているカードの右上の数をすべてたせばいいのですね。
◆海外の中学校2年生 のぞみ さんからの解答。
チェックされたカードの、いちばん右上の数字を足していくとその人の考えている数字になります。
◆北海道の小学生 abe さんからの解答。
あるカードは2進法でXXXX1
あるカードは2進法でXXX1X
あるカードは2進法でXX1XX
あるカードは2進法でX1XXX
あるカードは2進法で1XXXX
◆大阪府の小学生 cana-nyancolove さんからの解答。
私は、超能力を、見破る能力があります(真面目?)。
では、今からそれを証明します(相当真面目?!)。
私 :ちょっとそこのあなた(笑)
ゲスト:はい
私 :カードの右上御覧になって。
ゲスト:はい
私 :相当鈍いな。お気付きになられません?
ゲスト:う・・・?
私 :あなたが言ったカードの右上を足すんですよ。
ゲスト:すご〜い!!
P.S.
実は・・・打ち明けちゃいますけれど
6年用の、計算ドリルにのってたんだな〜・・・これ。
(大阪書籍)
◆香川県の中学校3年生 自称数学で5を連発中の男 さんからの解答。
(1)1から31までの数字の中から16個選ぶ
(2)
(1)で選んだ中から8個
(1)で選ばなかった中から8個選ぶ
(3)
(1)(2)で選んだ中から4個
(1)で選び(2)で選ばなかった中から4個
(2)で選び(1)で選ばなかった中から4個
(1)(2)で選ばなかった中から4個選ぶ
(4)
(1)(2)(3)で選んだ中から2個
(1)(2)で選び(3)で選ばなかった中から2個
(1)(3)で選び(2)で選ばなかった中から2個
(1)で選び(2)(3)で選ばなかった中から2個
(2)(3)で選び(1)で選ばなかった中から2個
(2)で選び(1)(3)で選ばなかった中から2個
(3)で選び(2)(3)で選ばなかった中から2個
(1)(2)(3)で選ばなかった中から2個選ぶ
(5)
(1)(2)(3)(4)で選んだ中から1個
(1)(2)(3)で選び(4)で選ばなかった中から1個
(1)(2)(4)で選び(3)で選ばなかった中から1個
(1)(2)で選び(3)(4)で選ばなかった中から1個
(1)(3)(4)で選び(2)で選ばなかった中から1個
(1)(3)で選び(2)(4)で選ばなかった中から1個
(1)(4)で選び(2)(3)で選ばなかった中から1個
(1)で選び(2)(3)(4)で選ばなかった中から1個
(2)(3)(4)で選び(1)で選ばなかった中から1個
(2)(3)で選び(1)(4)で選ばなかった中から1個
(2)(4)で選び(1)(3)で選ばなかった中から1個
(2)で選び(1)(3)(4)で選ばなかった中から1個
(3)(4)で選び(1)(2)で選ばなかった中から1個
(3)で選び(1)(2)(4)で選ばなかった中から1個
(4)で選び(1)(2)(3)で選ばなかった中から1個
(1)(2)(3)(4)で選ばなかった中から1個選ぶ
すると
(1)(2)(3)(4)(5)で選んだ数字は1個
(1)(2)(3)(4)で選び(5)で選ばなかった数字は1個
(1)(2)(3)(5)で選び(4)で選ばなかった数字は1個
(1)(2)(3)で選び(4)(5)で選ばなかった数字は1個
(1)(2)(4)(5)で選び(3)で選ばなかった数字は1個
(1)(2)(4)で選び(3)(5)で選ばなかった数字は1個
(1)(2)(5)で選び(3)(4)で選ばなかった数字は1個
(1)(2)で選び(3)(4)(5)で選ばなかった数字は1個
(1)(3)(4)(5)で選び(2)で選ばなかった数字は1個
(1)(3)(4)で選び(2)(5)で選ばなかった数字は1個
(1)(3)(5)で選び(2)(4)で選ばなかった数字は1個
(1)(3)で選び(2)(4)(5)で選ばなかった数字は1個
(1)(4)(5)で選び(2)(3)で選ばなかった数字は1個
(1)(4)で選び(2)(3)(5)で選ばなかった数字は1個
(1)(5)で選び(2)(3)(4)で選ばなかった数字は1個
(1)で選び(2)(3)(4)(5)で選ばなかった数字は1個
(2)(3)(4)(5)で選び(1)で選ばなかった数字は1個
(2)(3)(4)で選び(1)(5)で選ばなかった数字は1個
(2)(3)(5)で選び(1)(4)で選ばなかった数字は1個
(2)(3)で選び(1)(4)(5)で選ばなかった数字は1個
(2)(4)(5)で選び(1)(3)で選ばなかった数字は1個
(2)(4)で選び(1)(3)(5)で選ばなかった数字は1個
(2)(5)で選び(1)(3)(4)で選ばなかった数字は1個
(2)で選び(1)(3)(4)(5)で選ばなかった数字は1個
(3)(4)(5)で選び(1)(2)で選ばなかった数字は1個
(3)(4)で選び(1)(2)(5)で選ばなかった数字は1個
(3)(5)で選び(1)(2)(4)で選ばなかった数字は1個
(3)で選び(1)(2)(4)(5)で選ばなかった数字は1個
(4)(5)で選び(1)(2)(3)で選ばなかった数字は1個
(4)で選び(1)(2)(3)(5)で選ばなかった数字は1個
(5)で選び(1)(2)(3)(4)で選ばなかった数字は1個
(1)(2)(3)(4)(5)で選ばなかった数字は1個
計32個になります。
しかしこの問題は31になっています。
これは何もチェックしない状態((1)(2)(3)(4)(5)で選ばなかった数字)をなくしたからです。
感想 答えを出すより 答えを書く方が時間かかった…