『光の反射』解答


◆宮城県 甘泉法師 さんからの解答。

より一般的に、点A(1/a,0)を出発した光線が,
円x2+y2=1上のある点P(cosθ,sinθ)で反射して,
点B(0, 1
b
)に到達するものとする。
ここで 0<a,b<1,0<θ< π
2

点Pにおける反射が∠APO=∠BPOをみたすので、
△APOと△BPOの正弦定理から

tan2 θ = 1 - 2a cosθ + a2
1 - 2b sinθ +b2
で、

元の問題の場合 a=
3
、b=
15
で、
θは 約0.4636 ラジアン、約26.6度。


◆熊本県 mit さんからの解答。

(3,0)を通りx2+y2=5と第1象限で接する直線は
y=−
x+
,接点(

よってPのx座標の範囲は
<x<

Pの座標を(p,√(5−p2))とおく

OとPを通る直線はy= √(5−p2)

直線OPを対称軸として(3,0)と対称な点をC(a,b)とおくと、連立方程式


a−3
−p
√(5−p2)
……(1)


√(5−p2)
(a−3
)……(2)

が成り立つ

(1),(2)を解いて

a=6p2−15
,b= 6p√(5−p2)

よってCとPを通る直線は

y= (6p−5)√(5−p2)
6p2−5p−15
(x−p)+√(5−p2)

これが(0,15)を通ればいいので

15= −15√(5−p2)
6p2−5p−15

6p2−5p−15=−√(5−p2)……(3)

36p4−60p3−155p2+150p+225=5−p2

36p4−60p3−154p2+150p+220=0

18p4−30p3−77p2+75p+110=0

(p−2)(18p3+6p2−65p−55)=0

f(x)=6x2−5x−15+√(5−x2) は

<x<の範囲では
f'(x)>0かつf(
)<0かつf()>0を満たすので

(3)式はp=2のただ一つの解をもつ

よってPの座標は(2,1)


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