『近似2等辺三角形 Part2』解答


◆宮城県 甘泉法師 さんからの解答。

単位円上に A(1,0) B(-1,0) P (cosθ,sinθ)をとる。

AP=√{2(1-cosθ)}
BP=√{2(1+cosθ)}
AB=2

これから、△ABPが近似二等辺三角形にならないためのθの領域は、

<|cosθ|<
を満たす 第1象限から第4象限までの各象限にある4つの領域。

第2象限の領域の両端の2点Q,Rとして△AQRを考えると

AQ=√{2(1+
)}
AR=√{2(1+
)}

AR
AQ
=√(
10
)> √(
) なので△AQRは近似二等辺三角形。


よってひとつの領域に2点があれば必ず近似二等辺三角形が出来る。
A,Bのほかに5点以上あれば、2つ以上の点がある領域が必ず存在するので近似二等辺三角形が必ずある。


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